ロボットの導入で省力化!牛にも人にも優しい下川町・エスツーファームの目指す酪農の姿|マイナビ農業

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ロボットの導入で省力化!牛にも人にも優しい下川町・エスツーファームの目指す酪農の姿

ロボットの導入で省力化!牛にも人にも優しい下川町・エスツーファームの目指す酪農の姿

北海道 下川町にある『株式会社エスツーファーム』は時代の流れに合わせた変化を恐れず、町内では初のフリーストール牛舎に挑戦し、近年ではいち早くロボット搾乳も導入しました。近代的な酪農で省力化を図り、スタッフが働きやすい環境整備に努めています。牛を大切にする思いから、『家畜福祉』と訳されるアニマルウェルフェアにも積極的に取り組んでいます。そんなエスツーファームで働くみなさんにお話を伺いました。

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機械化された牧場で身体の負担を最小限に働く

下川町は、環境や高齢化対応など人類共通の課題にチャレンジする「環境未来都市」に北海道で唯一選定されたまちです。日本が掲げる低炭素社会の実現を先駆的に取り組むほどに豊かな自然が保たれたエリアで、基幹産業である酪農にも注目が集まっています。

そんな下川町で、エスツーファームは60年以上の歴史がある牧場です。これからの酪農に何が求められるのか、先見の明でいち早くフリーストール牛舎やロボット搾乳を導入し、省力化を図ってきました。「酪農は大変」という世間のイメージを払拭することもエスツーファームが目指す姿です。

フリーストールとは、牛たちが繋がれることなく自由に歩きまわり、餌を食べることができる牛舎のことです。縛られたまま狭い場所で飼育される牛と違い、ストレスを最小限に過ごすことができます。

牛舎ではロボット搾乳機が稼働。牛が自ら搾乳機に入り、あとは機械が自動で行います。どの牛が搾乳を終えたのかはもちろん、乳量の管理もコンピューターで行えます。1頭1頭、人の手で搾乳することがないので、スタッフの労働時間を大幅に減らす結果となりました。

地域の酪農を守り、時代の盾となる!
柔軟な変化で進化する牧場

エスツーファームでは「SAVE and SHIELD」を社是に、北海道・下川町の酪農を「守る」ことと、酪農業界の「盾」となり、時代の変化の中でも柔軟な挑戦を続ける企業となることをモットーに、日々の仕事に専念しています。

代表取締役の鷲見 雅範さん

「人にも牛にも優しい。それがエスツーファームの働き方です」と話す代表取締役の鷲見 雅範さん。一次産業でありながらも連休が取れ、残業がなく、身体を酷使しない。機械化を進めたことで、従業員ファーストの酪農にシフトでき、乳質・乳量も上がっていく。これこそが時代に合わせた働き方であると鷲見さんは考えます。

勤務は「4週6休」か「4週8休」か、自分で選ぶことができる珍しい制度を導入しており、理想とするライフバランスで仕事をすることができます。また、残業はほぼなく、休日も希望日に取得でき、連休も可能です。資格手当に燃料手当、有休消化など、福利厚生は大手企業を参考に、少しでも近づけようと手厚く用意されています。

牛が生涯幸せに暮らせるよう
「アニマルウェルフェア」に取り組む

牧場をあげて積極的に取り組んでいる「アニマルウェルフェア」とは家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく過ごしてもらう考え方です。日本では「家畜福祉」と訳されてきました。

出産直後のスキンシップがとれるのも細やかなで地道な努力があるからこそ

エスツーファームでは牛を繋いだままではなく、自由に行動できる環境で飼育しています。ロボット搾乳に適しているとされる断尾も廃止しました。長年地道に対策を続け、牧場の多くが抱える悩みである牛のBLV(白血病)もゼロを達成し、継続しています。この病気は血液を介して感染することから、多くの牧場では産まれた仔牛はすぐに親牛から離されてしまいます。しかしエスツーファームでは、親が子を舐め、出産直後のスキンシップの時間も大切にしています。

希望日に連休が取れる!
残業もないのでプライベートが充実

牧場で働く新人の中居 明さんは神奈川県の出身の28歳。大学卒業後は介護士として働いてきたのですが、自分のやりたいこととの違いを感じるようになり、無資格でも挑戦できる仕事はないかとインターネットで探したところ酪農業界に出会いました。北海道に数ある牧場の中でも「4週8休」という休日の多さに惹かれて入社を決めました。

介護士からの転職を果たした中居 明さん

酪農未経験での入社でしたが、社長自らマンツーマンで指導してくれたそうです。現在はロボット搾乳の牛舎を1棟、1人で担当できるようになりました。「ロボットに任せきりではダメ。普段からしっかり牛を観察し、体調管理に目を光らせている」と中居さん。ミルクの中の細菌数を減らし、乳質を上げるため、「数字で出る結果」にもこだわっています。

「はじめは覚えることも多かったですが、社長直々に教えてくれて安心でした」と話す中居さん

エスツーファームでは搾乳作業の省力化だけでなく、牛の排泄物を押し出す機械が稼働し、エサ寄せもロボットが自動でやってくれます。機械化が進んでいるので、朝の出勤時間も一般的な牧場より遅く、残業もありません。

牧場内は様々な場面で機械化が進んでいる

「365日牛の世話が必要な牧場で、3連休が取れるのも魅力です」と中居さん。身体への負担が少なく、仕事とプライベートのメリハリのある生活に働きやすさを感じているそうです。

勤務時間が短いのに乳質は良い。
そんな牧場を目指したい!

ベテラン社員の原田 拓未さんは、自身で農場を経営していましたが、怪我に悩み、再就職を決意しました。原田さんは妻と3人の子どもの5人家族。エスツーファームを選んだ理由は、家族への手当が厚く、社宅も用意されていたことです。「燃料手当や資格手当など大規模牧場並みの福利厚生を受けられるので、長く働ける職場だと感じている」と今の環境について話します。

「長く働くためには家族との時間も大切」と話す原田 拓未さん

牛舎はいつ誰に見られても「キレイですね」と言ってもらえるように環境整備に努めていますと原田さん。牛は大切に飼育した分、しっかりと乳質や乳量で応えてくれるので、そこにやりがいを感じるそうです。

ベテランスタッフの原田さんは今までの経験を活かし、牛のことについて社長とも対等に話す場面もあるのだそう

現にエスツーファームは牛乳の良質な生産者として連続表彰を受けています。「勤務時間は短くて休みが多いのに、乳質も良い」そんな牧場をこれからも目指していきたいと抱負を語ってくれました。

エスツーファームの1日

6:00  朝の申し送り・搾乳作業
7:30  搾乳終了・片づけ
8:00  休憩
8:30  各自の課題整理・プラスアルファの仕事
11:00  午前の部 終了
—――—―― 休憩・自由時間 —――—――
16:00  夕方の申し送り・搾乳作業
18:00  搾乳終了・帰宅

インターンシップでまずは経験!交通費の支給も!

エスツーファームでは、将来酪農の仕事に就きたい方、経験を積んで新規就農を志す方に対してのインターンシップを積極的に受け入れています。宿泊施設も用意され、さらに交通費も上限3万円まで支給。社長自らが指導を担当し、搾乳や掃除など牧場のあらゆる仕事を経験できるのも魅力です。「酪農は大変」と昔ながらの働き方を想像している方にこそ、近代的な酪農を体験していただきたいと思います。まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか?

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【企業情報】
株式会社エスツーファーム
〒098-1215 北海道上川郡下川町班渓2428
TEL&FAX (01655)4-4636 (担当:鷲見)

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