ほ場のデータ作成から資材散布までをドローンで実施
「適切な資材散布にはデータの収集が不可欠ですが、当社はそれにもドローンを活用しています」と話す小林さん。従来は人工衛星を使用しているが、それでは曇天時などに正確な測定ができないという問題も。同社は雲より低い場所を飛ぶドローンを使うことでその課題を解決。ほ場全体を調査して、作物の生育状況を細かくデータ化している。「元気の良いところは肥料を少なく、逆に弱っている部分には多めに散布するなどの調整が可能です」。適切な場所に適切な量をという理想的なあり方。これを行うことで最大で25%に及ぶ資材の節約にもつながり、コストの削減という嬉しい効果も得られるのだ。

常務取締役 小林 伸行さん
各生産者のニーズに応じて細やかなサービスを提供
依頼のあった生産者の状況に合わせて作業をフレキシブルに請け負う同社。「従来のビークルを使いつつ、散布が難しいスポットにだけドローンを使用してもらうといった利用も可能です」。また各エリアの組合では対応しきれない緊急のニーズにも対応することで信頼が高まっているそう。農薬散布や防除に留まらず、北海道の生産者にとって大きな課題である融雪剤の散布も可能になるなど、ドローンが活躍する場は急速に広がっている。「当社は下請けも行っているので利用しやすい価格を提示できると考えています。気象データを活用したサービスの拡大も検討中です」。先進技術の開発や提案を進める同社に注目したい。

①申し込み
②スケジュール調整
③ほ場測量
④作業前準備
⑤空散作業の実施
⑥後片付け
Check!
マップ作製だけでもOK!
測定したほ場をマップにデータ化できる。既存の機械にそのデータを活用することも可能なので、まずは相談を!
[商品名]
農業資材散布代行サービス
[価格]
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[問い合わせ先]
株式会社スマートリンク北海道
https://smartlink-h.co.jp/
https://www.slh-dron.com
〒068-0034 北海道岩見沢市有明町南1-12
TEL:0126-33-4141(担当:小林・古村)