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北海道深川市のマツモト畜産に聞く!肉牛ならではの特徴とは?

北海道深川市のマツモト畜産に聞く!肉牛ならではの特徴とは?

田園風景と広い空が広がる北海道深川市にあるマツモト畜産は、酪農王国・北海道の中では数少ない肉牛の飼育農家です。今回は、素牛生産の特徴、機械化・省力化による作業負荷の軽減や事業拡大に伴うインターンシップに力を入れる同社についてご紹介します。

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特徴は約9カ月間「愛情」を注ぐこと

マツモト畜産がある深川市は北海道の中央に位置し、札幌へも旭川へも電車で1時間以内の距離と、交通の便が良い街です。牧場から市街までもあっという間で、車で5分走ればコンビニもあります。「田舎暮らしに不安がある方にもオススメのエリアですよ」と語るのは、代表の松本 芳和さん。


松本さん「周囲にはスーパーや病院に学校もあるので不自由なく暮らせます!」

そんな深川市で3代にわたり牛を育てるマツモト畜産は、肉牛の飼育農家。肥育牛や繁殖牛として飼養される前の段階、生後7日~2週間ほどの若い牛を9カ月ほど育てる素牛(もとうし)生産に取り組んでいます。


産まれたばかりの子牛に愛情を注ぎ、肥育農家のもとに巣立たせるのがマツモト畜産の役割

人間でいうと高校生くらいまで、牛を育てるのが私たちの仕事です。子牛は非常にデリケートで、下痢が悪化するだけでも命に関わることがあるため、幼い時期はしっかりと人の目で管理する必要があるんです。


成長段階に応じて牛舎の移動を繰り返す子牛たち

マツモト畜産では、親牛も合わせて約750頭の牛を飼育しています。それぞれの動きをよく観察し、毛艶や表情、餌の食いつきなど些細な変化を見逃さないよう飼育にあたるのがポイントですね。

仕事のほとんどは子牛の世話。人間の身体の何倍もある成牛の世話が少ないため、畜産初心者でもはじめやすいそうです。


子牛にミルクを与える松本さん

実際に、体力面で自信がないという女性スタッフも多く活躍されてきました。また、産まれたての牛は大型犬ほどの大きさで、成長すると無邪気に走り回ります。そんな姿を見て、母性本能をくすぐられた人も多いですね。

搾乳がないので朝もゆっくり!プライベートな時間も充実

マツモト畜産は肉牛の飼育農家なので、搾乳をする必要がないのも特徴です。搾乳があると早朝から作業して、夕方の搾乳を終えて帰る頃には夜になっているケースも珍しくありません。一方、マツモト畜産は朝7時に始業、夕方17時に退社というスケジュール感


朝7時、ミルクや飼料を与える給餌からスタート

とはいえ、一般的な企業と比較すると朝が早い分、お昼休みは2時間あります。食後に仮眠をして疲れを取るなど、ゆっくりとしたペースで仕事にあたれるのが魅力です。
とある1日のスケジュール

  • 07:00 … 出勤・牛の給餌作業
  • 09:00 … 牧草の準備・牛の治療や体調管理
  • 11:00 … 昼休憩(2時間)
  • 13:00 … 給餌作業・各自の作業
  • 17:00 … 退社

また、マツモト畜産では機械化・省力化にも取り組んでいます。例えば牛舎では、自動でミルクを与える機械が稼働。


ブースに入った牛に自動でミルクを与える機械

さらに、首についたタグで、飲んだミルクの量や行動量を管理する仕組みも導入しています。1頭1頭の給餌時間を大幅に削減できるだけでなく、牛の体調管理にも役立っているんですよ。

繁殖牛も肥育牛も飼育!肉牛について一貫して学べる環境

マツモト畜産では、自社の牧場で生まれた牛を繁殖牛として飼育することも。子牛の頃から世話をしているので、スタッフが近づくと自ら寄ってくるほどに懐いています。


牧場で生まれた血統の良い牛は繁殖牛として飼育

うちは飼育農家ですが、一部の牛で肥育にも挑戦しています。子牛から枝肉になるまでを一貫して経験できるのも、マツモト畜産で働くメリットと言えますね。

また、全量をマツモト畜産から仕入れている宮崎県の肥育農家に毎年、視察に行くという松本さん。


マツモト畜産から巣立った子牛たちに思いを馳せる

自分の牧場で育った牛が、大きく成長した様子を見られるのは嬉しいですよ。これからも最高の状態で、肥育農家さんにバトンを渡せるようにしたいです。


目指すのは最高の素牛

最終的に牛の肉質がA4やA5といった数字で評価されるのも、やりがいだと語る松本さん。「より良い品質を目指したい」という探究心を持てる人は、肉牛の飼育農家に向いているそうです。

連休の取得や社宅に免許補助も!?

マツモト畜産は4週6休で、お盆やお正月休みもあります。有休消化にも力を入れており、連休を取得して帰省したり、北海道の旅を楽しんだりと、融通が利くのも特徴の1つ。また、社員として長く働く場合、重機の免許取得費用も会社が負担してくれるメリットもあります。


しっかり休んで、どんどんスキルアップできる環境が魅力

1軒家の社宅もあるので、遠方の方も無理なく新生活をスタートできますよ!

本気でやりたい人に向けたリアルな畜産体験!インターンシップ受け入れ中

マツモト畜産では、事業拡大に伴いインターンシップを実施しています。5日間の研修期間中は、社宅か牧場内の事務所に住める上に交通費も半額支給。従業員と一緒に、給餌や牛床の掃除を体験しながら、深川市の住み心地も確認できます。


あどけなさが残る子牛たちと触れ合うチャンス!?

農業系の学校を出ていなくても、畜産の知識・経験がなくても問題はありません!未経験の人にも、うちの仕事の良さが伝わるよう丁寧にお教えするので、まずは気軽にお問い合わせください。

肉牛の飼育農家に興味がある人は、酪農王国・北海道の真ん中に位置するマツモト畜産で、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

2022年度 インターンシッププログラムの詳細はこちら

お問合せ

株式会社マツモト畜産
〒074-0028 北海道深川市一已町字一已7826番地
TEL:090-6990-0997
Facebookでも情報を発信中!

マツモト畜産のFacebookはこちら

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