就農1年目にしてトマト栽培新人王獲得も◎相談から研修、就農までワンストップで支援してくれる南阿蘇村ならではのサポート体制で新規就農を目指そう!|マイナビ農業

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就農1年目にしてトマト栽培新人王獲得も◎相談から研修、就農までワンストップで支援してくれる南阿蘇村ならではのサポート体制で新規就農を目指そう!

就農1年目にしてトマト栽培新人王獲得も◎相談から研修、就農までワンストップで支援してくれる南阿蘇村ならではのサポート体制で新規就農を目指そう!

阿蘇くじゅう国立公園阿蘇カルデラの南山麓に位置し、広大な草原と豊かな湧水に恵まれる南阿蘇村は、農業と観光を基盤とする中山間地の村です。「水の生まれる郷 南阿蘇」のキャッチフレーズ通り、環境庁の日本名水百選に選定された「白川水源」をはじめ、村内各所には豊かで清冽な湧水が見られます。阿蘇熊本空港から車で30分程度という立地から、県外からの移住者も少なくありません。現在同村では農政課を中心に、就農相談から短期・長期研修、就農までの手続きや補助金の申請までワンストップで対応する伴走型の支援に力を入れています。さらに令和4年2月には、内閣府の「SDGs未来都市」に選定されるなど、自然環境を最大限に生かした農業振興に力を入れています。そんな南阿蘇村に新規就農して2年目になるトマト農家・高岡幸一郎さんの就農ストーリーとは!?

49歳で移住・新規就農しトマト栽培!
ストレスフリーの環境で充実した毎日

高岡幸一郎さん(51)は、熊本市出身。南阿蘇に移住しトマト栽培を始めてもうすぐ2年になります。長く福祉関係の仕事をしていましたが、農福連携についていろいろと調べているうちに農業に興味を持ち、自分で一度農業をやってみたいと思うようになったそうです。

まずは県の中小企業大学校が主催する農業に関する講習会を受講。その後、県外の民間企業に就職して栽培技術を学んだり、関東にあるトマト専門の学校に入学するなどしていましたが、就農の際の導入資金の問題をネックに感じていました。そんな時、「熊本の夏秋トマトなら暖房設備がいらないので、設備のための導入費用が少なくて済む」という情報をインターネットで知り、南阿蘇村役場に問い合わせ。「南阿蘇村農業研修生受入協議会」で1年間の研修を経て、2021年春に新規就農を実現しました。

現在は、研修を受けた師匠から紹介された15アール、7つのハウスで2800本のトマトを1人で栽培しています。この地域で行われている春秋トマトの場合、4月に定植し11月半ばに霜が降りるまでが1シーズン。最も忙しいのは6月末から8月末。この時期は収穫をしながら、一方で、誘引や脇芽取り、受粉などの作業も同時進行で進めなければならないので、気を抜く暇はないとのこと。いかに効率よく動いて、作業を回していくかが課題だそうです。「収穫を優先してしまうと、肝心の手入れが遅れてしまう。手入れが遅れると収量も少なくなります。作業がうまく回って、トマトの木がきれいに並んでいるのが自分の理想です」と笑顔を見せる高岡さん。

就農して1年目の昨年、高岡さんはJA南阿蘇の新人王を獲得しました。1反あたり10トンの収量目標に対し、高岡さんの実績は12トン。それだけでも素晴らしいのですが、「正直、自分では満足できていません。失敗もあったし、もっと上を目指しています」。目標を設定し、それに向けて努力を重ねる。現状に満足しない向上心が、高岡さんのモチベーションにつながっています。

そんな高岡さんにとって南阿蘇村の魅力は、「何よりこの絶景でしょう。この景色の中で仕事をするとストレスも感じません。夏場も昼間は暑いですが、朝晩はクーラーもいらないくらい涼しいですよ」。村のサポートについては「スタートの時はハウスの修理などにお金がかかりますが、村独自の補助が大きくて、就農のハードルを下げてくれました。心配していた農地探しも、研修先の受入農家が紹介してくれるなどスムーズでしたね」。

今後の目標はまず収量を上げていくことだそう。「1反あたり16トンが目標です。それを実現するためにも、分からないことは書籍やインターネットで調べたり、農家の仲間に聞くなどして自分のやり方を見つけていきたいですね」と抱負を語ってくれました。

南阿蘇ならではのワンストップサービスで研修後も親身に相談!

全国同様、農業従事者の高齢化や後継者不足による担い手の減少は、農業を基幹産業とする南阿蘇村において大きな問題となっていました。そこで、課題解決のため協議会設立以前から就農希望者の受け入れをしていた農家を中心に担い手の発掘及び育成、支援に積極的に取り組み、安定した就農定着を促進することを目的に平成23年に設立されたのが、「南阿蘇村農業研修生受入協議会」。県の認定研修機関に4団体しかない、協議会型の研修機関です。

同協議会では、これまで29名の研修生を受け入れ、現在も5名が研修中。トマト以外にも、アスパラ、トルコキキョウなどの野菜や果物、花き栽培、畜産など受入農家も多種多彩です。就農相談会や就農現地ツアーなども随時開催。就農相談、短期研修、長期研修、就農準備、就農までの手続きや補助金の申請、農地や住宅の相談まで行うワンストップサービスが南阿蘇村ならではの強みで、伴走型でしっかりサポートしてくれます。研修後も、受入農家の方が農業師匠となり困ったことなど親身に相談にのってもらえます。また、就農現況を確認するとともに、指導助言を実施し早期の経営安定を支援することを目的として、関係機関と連携し新規就農者の現地巡回を実施しています。

今後は、就農まで進める人を増やし、将来的に就農後の定着率100%にすることが目標とのこと。研修までのステップで興味関心の取り組みとして「就農相談会」、情報収集の取り組みとして「就農ツアー」、意志決定の取り組みとして「短期研修」にも力を入れています。

トマト農家の1年、1日とは!?

★高岡さんの1日(7月の繁忙期)

時間 作業内容
5:00 収穫〜出荷
11:00 出荷を終え、葉かき、誘引、脇芽取り、交配などの作業をルーティーンで行う
18:00 収穫
20:00 作業終了

高岡さん

繁忙期は、日の出と共に作業を始め、日暮れまで作業です。

★1年のスケジュール

時期 作業内容
3月初旬 定植の準備(畑をたがやして畝を立てる、マルチ棒を立てるなど)
4月中ば 定植
木の状況を見ながら花数の調整
6月末〜 収穫スタート
誘引、脇芽取り、受粉などの作業も同時進行
11月中ば 収穫終了〜片付け
12月頃 ハウスの補修
1月 片付け

就農して2年。前職との仕事の違いを尋ねると、「福祉関係とはいえ自営業だったので、自分で考えてプランを立てて、試行錯誤しながら実行していくという意味では同じです。やっていることが農業ということだけ。でも、植物を育てるって意外に楽しい。自分に合っていると思っています。また以前はジムに行ったり、家の中で自転車をこいだりしていましたが、今は自然の中で運動しています!」と高岡さん。

「農業はやり方をちゃんとすればいい仕事だと思います。大事なのは、どういう気持ちで始めるかということ。あとは好きかどうかだと思いますね」と就農を考える人にメッセージを送ってくれました。

南阿蘇村の農業とSDGs未来都市


令和4年2月、南阿蘇村は国が定めるSDGs未来都市に選定されました。SDGs未来都市とは、経済・社会・環境の3つをテーマに新しい価値創出を通して、持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い地域として選ばれたもの。自然環境を守りながら農林業体制を継続することも、南阿蘇村のむらづくりの1つの柱となっています。南阿蘇村において農業は、これまでもこれからも重要な産業として位置付けられているのです。

そんな南阿蘇村では今、研修生と受入農家、農業とのミスマッチをなくすために短期研修に力を入れています。短期就農の流れとポイントは以下の通りです。

短期研修の流れとポイント

●現実の農作業や経営面の話を知り、実際と想像の乖離を確認

●短期研修で農業師匠となる受入農家とマッチング

●研修生も受入農家も互いに相性を確認し、ミスマッチをなくす

●研修中だけではなく一生の農業師匠・弟子として関係を築いてもらえるようサポート

●就農後も困ったときに頼れる、すぐ質問できる農家がいる

就農に興味がある方は、まず短期研修から参加してみませんか?

短期研修についてはこちら

研修についてはこちら

【お問い合わせ】
南阿蘇村農業研修生受入協議会(南阿蘇村役場農政課内)
〒869-1404
熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽1705-1
TEL:0967-67-2706
Fax:0967-67-2073
E-mail:nosei1@vill.minamiaso.lg.jp

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