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海外進出で国内トップクラスの輸出量を誇る!「牛・人・環境」すべてに優しい和牛づくりを実践

海外進出で国内トップクラスの輸出量を誇る!「牛・人・環境」すべてに優しい和牛づくりを実践

「牛に優しく・人に優しく・環境に優しい」を目標に掲げ、持続可能な和牛生産に取り組む水迫畜産グループ。繁殖から肥育・飼料製造・有機肥料製造・食肉加工・卸売業までを一貫して手掛けており、肥育頭数は約1万5,400頭に上ります。海外への輸出もさかんで、同一生産者としては海外で最も食べられている和牛のひとつになっています。
食品残渣の有効活用や堆肥の肥料化など、循環型サイクルを意識した畜産にいち早く取り組みつつ、牛舎内の省力化・効率化で社員が働きやすい環境を整えています。今回は、株式会社水迫ファーム・本社農場で働くスタッフの生の声を聞きました。

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循環型サイクルで健康的で
しっかりした旨味のある牛肉づくり

水迫ファーム・本社農場は、鹿児島県随一の温泉地として知られる指宿市にあります。市街地から車で20分ほど、山あいの道を進んだ閑静で緑豊かな場所に本社農場はあります。
水迫ファームが目指すのは、赤身と霜降りのバランスが良い美味しい和牛です。霜降りは控えめの健康的でしっかりとした旨味のある赤味を追求。オリジナルの配合飼料には抗生物質を使用せず、ニンニクやウコンなど自然由来のものを使い、健康面に配慮して育てています。
さらに、本社農場では近隣の飲食店や食品工場から出た野菜くずを回収して、麹で発酵させたリサイクル発酵飼料を給餌しています。同社は約30年前から、地域の余剰食糧の有効活用や牛の堆肥の肥料化を行うなどの仕組みを確立しており、今のようにSDGsが注目されるずっと前から取り組んでいたそう。

今後も、長年取り組んできた食品残渣の飼料化技術をさらに研究・拡大させ、リサイクルできるものはしっかり活用することで、持続可能な和牛の生産を目指していく方針です。

機械・管理システムの導入で働きやすい職場を実現

水迫ファーム・本社農場で農場長を務める宮薗さん。グループ会社の水迫畜産に13年務めたのちに水迫ファームへ移り、3年後には農場長に昇格しました。移籍のきっかけは代表取締役の水迫さんの仕事に対する考え方に惹かれたことです。

「視察で外部から人が来たときなどに、社長はどんな質問にも的確に答えている姿を見て、頭の回転が速くてなんでも知っていて、この人のもとで畜産をもっと学びたいと思いました」。

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農場長としての務めは、全体を把握したうえで、先を考えながら誰がどの作業をするか決め、指示を出すことです。「仕事が円滑に回るように、一人では難しそうな作業の時は誰かと一緒に対応してもらうなど考えて指示出しをしています。責任者として先を見て段取りを考えています」。

本社農場では朝出勤した後、各自が自分の担当エリアを見回りしてからミーティングを行います。朝一番で見回りをするのは、自分の世話する牛に対して責任感を持ってもらうため。その際に気になる点や異常を発見したら、すぐに情報共有できるようにすることで主な仕事である牛の世話と堆肥作りは、機械や設備の導入で大きく省力化されました。

「餌はフォークリフトを操作しながら出す仕組みになり、作業の効率が良くなりました。昔はこのような機械がなかったので藁を手で裂いたり、餌を持ち上げたり重労働でしたが、今は肉体的にすごく楽になり、腰を痛めることもなくなりました」。

さらに、牛には専用の機械を取り付けて、行動データを管理できる仕組みにしています。採食、動態、起立、横臥など牛の行動がデータで可視化されたことで、牛の異常に気付きやすくなりました。

新しい設備の導入時は、社員向けに講習会を実施してスムーズに使いこなせるよう配慮しています。また、牛の治療に来ている獣医師に依頼して数カ月に一度勉強会を開催しており、牛舎の環境や牛の世話をするうえで気を付けるべき点を獣医師目線でアドバイスをもらうなど、学びの機会も整っています。

「従業員も和気あいあいと仲の良い会社なので、働きやすい環境だと思います。人間関係も労働環境も今すごく良い状態です。みんなが仕事をしやすいように、良い状態を継続していくのが目標です」。

畜産企業への入社ハードルを下げる取り組みも。
フォークリフト資格取得の補助などサポートを充実に

水迫ファーム・川尻農場に務める瀬戸口さんは入社3年目です。未経験から始めた畜産の仕事でしたが、フォークリフトの資格も取得し、幅広く仕事をこなしています。

「以前は母が水迫ファームで働いていて、私が転職を考えていた時に農場を見学させてもらいました。見学した現場が繁殖農場で、子牛をとてもかわいく思い『育てたい』と感じたのが入社のきっかけです。その後は肥育農場に異動しましたが、出荷するまで1年以上、牛の世話をするので、この牛は甘えてくるとか牛それぞれの個性がわかり愛着が湧きますね」。

農場内で扱う重機類の免許は、会社が資格取得の半額を補助してくれる仕組みです。瀬戸口さんも農場の仕事に慣れてきた頃にフォークリフトの免許を取得しました。

「餌やりの準備など、できる仕事の範囲が増えたので取得して良かったです。農場の敷地でフォークリフトの練習をしながら無理なく操作に慣れることができました」。

水迫ファームではシフト制の休暇や有休もしっかり付与される体制が整っています。「私は入社してから給料もボーナスも毎年上がっていて、モチベーションになっています!」と瀬戸口さん。残業があった場合もきっちりと残業代が支給される環境です。

さらに、社員のモチベーションや団結力を上げる取り組みとして、年に4回の「枝肉品評会」を行っています。業務提携している企業の加工場に農場ごとに牛を競い合う仕組みです。

「品評会で自分が育てた牛が優勝して賞状をもらった時は嬉しかったですし、励みになりました。今後も牛の状態をしっかり観察していきたいと思います。特に、出荷前の牛は異変があっても元気なふりをしたりするので、そこを見逃さないようにしていきたいです」。

水迫ファームは、思いやりを大切にする職場。
未経験者も大歓迎。ベテランがサポートします

水迫ファームでは現在、インターンシップを募集中です。どんな人に来てほしいか聞いてみました。

瀬戸口さん

重機の資格は働きながら取得できます。全くの未経験でも『牛ってかわいいな』とか『動物に関わる仕事がしたい』など、少しでも興味があれば是非インターンシップや見学に来てほしいです!
初心者からでも仕事をしながら畜産を学べるので、牛の世話や牛舎の修理、堆肥の作り方など、さまざまなことを覚えて牛のスペシャリストになってもらいたいです!

宮薗さん

講習会や勉強会の実施、資格取得の半額補助に加えてベテラン社員が初心者をサポートしてくれる体制が整っているため、未経験でも向上心とやる気があればできる仕事の幅がぐんぐん増えていきます。そして、成果や実績は給料やボーナスにも反映されるので、さらなるやる気につながります。

水迫ファームは循環型のサイクルを確立し、畜産の未来を見据えた取り組みを行っています。畜産という人々の生活に欠かせない食を扱う仕事、それを時代に合わせたやり方を模索しながら進んでいく様子に力強さと頼もしさがあります。

気になった方はお気軽にお問い合わせください。


【問い合わせ先】
株式会社水迫ファーム
〒891-0304
鹿児島県指宿市東方10808-10
TEL:0993-24-3738

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