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今、推しのワークスタイル! 副業としてもOKの「酪農ヘルパー」という働き方@福岡

今、推しのワークスタイル! 副業としてもOKの「酪農ヘルパー」という働き方@福岡

コロナ禍により働き方が変化し、リモートワークなども当たり前になった現在、都会から暮らしやすい地方に移住する人々が増えています。「田舎暮らし」や「半農半X」に興味はあるけれど、どうすれば実現できるのかわからない。そんな風にお考えの方に朗報なのが、酪農ヘルパーという働き方。いきなり独立して農業を始めるような高いハードルはなく、臨時職員であれば他の仕事をしながら挑戦することも可能。そんな酪農ヘルパーの魅力に迫ります。

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福岡で活躍する若手のホープが酪農ヘルパーになった理由とは?

専門学校に在学中、インターンシップで北海道へ行き、酪農ヘルパーを経験した国武航佑さんは、そこで触れ合った牛たちの可愛さと仕事の面白さに魅了され、そのまま北海道で就職しました。そして、2023年2月からは地元・福岡の酪農ヘルパーに。ここに至るまでの経緯や北海道とは異なる福岡ならではの魅力をうかがいました。

国武 航佑さん
福岡県朝倉市出身。福岡ECO動物海洋専門学校を卒業後、インターンシップに参加した北海道で酪農ヘルパーとしてのキャリアをスタート。およそ3年間の経験を積んだ後、地元である福岡へ戻り、福岡県酪農ヘルパー利用組合に転職。現在は県東部、京都(みやこ)エリアで業務を担当している。

酪農に興味を持ったきっかけは?

国武さん

もともと動物に関わる仕事をしたかったのですが、「やっぱり大変なのかな…」という不安もあったので、専門学校に入学する前に地元で酪農の研修に参加したんです。それが楽しかったので、「酪農でやっていこう!」と思いました。

酪農のどこに魅力を感じましたか?

国武さん

とにかく牛たちが可愛かったんです(笑)。牛は一度胃の中に入ったエサを口に戻し、もぐもぐとゆっくりすりつぶす反芻はんすうという行動をするのですが、その様子が本当に可愛くて。だから、自分の手でちゃんと世話をしたいと思ったのがきっかけです。

福岡に戻ってきた理由は?

国武さん

最初は「酪農といえば北海道」というイメージがあったので、そのあこがれから北海道で就職しました。でも、やはり遠いのでなかなか実家に帰ることができず…。そこで、地元に転職することを決意しました。

北海道と福岡での仕事の違いは?

国武さん

北海道の牧場は規模も大きいですし、昔ながらの考え方の農家さんがほとんど。基本的には休まないので、誰かに急用ができた時などに、その方の代わりに入るケースが多いですね。でも、福岡は家族みんなで休んで出かけるなど、メリハリをつけて酪農を営まれている農家さんが多い印象です。

仕事の内容ややりがいは変わりましたか?

国武さん

北海道では誰かの代わりに入り、その牧場で働く他の方々と一緒に仕事をすることが多かったのですが、福岡では酪農家の留守を預かるような感じで、基本的には酪農ヘルパー2名1組で牛たちの面倒をすべて見ます。責任は大きくなりますがその分、手応えを強く感じます。

今後の目標を教えてください。

国武さん

牛の発情発見をしっかりできるようになること。ただ牛のお世話をするだけではなく、自分自身の仕事に付加価値をつけることで、農家さんから「この人に任せて良かった!」と思われる存在になりたいですね。

普通の働き方とはちょっと違う。
だからこそ実現できるライフスタイル!

牛たちのお世話をする時間帯は、基本的に早朝と夕方。そのため、日中は完全に自由に過ごせるというところが、酪農ヘルパーならではの働き方です。担当エリア内でお休みを取る酪農家さんに代わって仕事をするので、牧場によって業務内容は少しずつ異なりますが、それがむしろ新鮮で面白いと国武さんは言います。2名のチームで仕事に取り組む国武さんたちの、とある1日の流れをご紹介します。

繁忙期のスケジュール(7~8月)
    AM5:00  出勤/その日の作業内容や牛の状態などの確認
    AM5:10  掃除/食べ残しなどの片付け
    AM5:30  エサやり/ふん尿処理/牛床の手入れ
    AM6:10  搾乳の準備/子牛への哺乳
    AM6:30  休憩
    AM7:00  搾乳
    AM8:00  搾乳設備の洗浄/搾乳後のエサやり
    AM8:15  ふん尿処理/通路の掃除
    AM8:40  エサの掃き込み
    AM8:45  作業した内容の確認・チェック
    AM9:00  終了・解散

    PM15:00~19:00  午前中と同じ流れで作業

 

1日の中で好きな作業は?

国武さん

哺乳です。子牛たちがミルクを飲んでくれる姿は本当に可愛いです!

仕事をするうえで気を付けていることはありますか?

国武さん

一緒に仕事をする仲間とのコミュニケーションですね。2人で手分けしてする作業が多いので、お互いにどの仕事が完了していて、どれが済んでいないのか、きちんと確認しながら仕事を進めています。

仕事をしていて嬉しい瞬間は?

国武さん

やはり農家さんから「助かったよ、ありがとう!」と感謝された時。さらに、「国武さんがいてくれて良かったよ」などと言われると本当に嬉しいですね!

逆に大変だと思うことは?

国武さん

生き物を相手にする仕事なので、いつどんなトラブルが起こるか分かりません。それは分かっているのですが、設備の故障なども含めて1日に何件もトラブルが重なると大変ですね。

日中の自由時間の過ごし方は?

国武さん

スーパーへ買い物に行ったり、話題のお店にランチを食べに行ったり。あとは自宅で昼寝(笑)。休憩中に自宅で昼寝ができる仕事なんて他にないと思うので、これは酪農ヘルパーならではの魅力ですね!一緒に仕事をしている仲間は料理が趣味なので、いつも朝の仕事が終わってから昼食と夕食を作り、少し休憩してから夕方の勤務に入っているそうです。

この働き方の魅力は?

国武さん

朝は早いですが、日中が自由なので役場や病院などにも行きやすいですね。残業はほとんどありませんし、月7日のシフト休も希望が通りやすいので、プライベートをきちんと充実させられます。

定年まで見据えてキャリアに磨きをかけられる安定した仕事です

現在、福岡県内で活躍している酪農ヘルパーは27名。その6〜7割が、国武さんをはじめとする20〜40代の若手です。そして、その半数が動物系専門学校出身の新卒者や農業未経験からの転職者。最初の3カ月間は充実した新人研修が用意されており、その後のフォロー体制もしっかりしているので、安心して酪農ヘルパーとしてのキャリアをスタートさせることができます。福岡県酪農ヘルパー利用組合の折田さんは、「動物、特に牛が好きな方であれば(未経験でも)まったく問題はありません」と言います。動物や牛と触れ合うことが好きな人は、仕事を覚えるスピードや感じられるやりがいがぜんぜん違うのだとか。また、酪農ヘルパーには正職員だけではなく日給制の臨時職員という選択肢もあるので、「副業を探している」という方にとっても最適です。そして、国武さんのような若手ばかりではなく、50代・60代のベテランも活躍しています。それは、定年までをしっかりと見据えて仕事を続けられる給与体系や福利厚生が整っているから。働きやすく、安定した環境のもとで酪農に従事したいという方にとっては、まさにこれ以上ない仕事だといえるのではないでしょうか。

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【問い合わせ先】
福岡県酪農ヘルパー利用組合
〒812-0011
福岡市博多区博多駅前4-32-18
TEL:092-431-7863
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