決して簡単な道のりではなかった、農業未経験からのスタート
溶接工として会社勤めをしていた頃の川勝さんはいつも帰りが遅く、生まれたばかりの娘さんも、寝顔しか見られない日々でした。そんな時に、妻の真理さんが難病の重症筋無力症であると診断されます。
かつて川勝さんの祖母が農家だったため、その家と農地があったのも、就農を後押ししてくれました。しかし、実際に会社を辞めてイチゴ栽培をはじめてみると、想像していた以上の手間がかかったそうです。
1年中管理に追われる多忙な日々。慣れない仕事、はじめての子育て、真理さんの難病がいつ発症するかという不安……。そんなストレスが重なり、最初の頃は夫婦喧嘩ばかりしていたそうです。
そして、収穫したばかりの新鮮なイチゴだけではなく、ジャムやアイスクリーム、ドライイチゴなどをつくり、各種イベントで販売していた2人は、直接お客様との交流を深めていきました。
美味しいイチゴづくりへのこだわりを支える4つのアイテム
イチゴの栽培をはじめてから3年目の2017年。川勝さんはいつも相談に乗ってもらっていた先輩農家から、「愛華の『エポック』と『ターボ8』で玉太りするよ」とアドバイスを受けます。調べてみると、『愛華の農材』には他にも効果がありそうな商品があると分かり、『エポック』と『ターボ8』に加えて『天酵源』『地楽園』を導入。現在に至るまで、この4つのアイテムを使い続けています。
また、イチゴの玉も大きく、ワンランク上のサイズで販売できるようになり、単価を上げられるメリットもありました。
大幅な収量UPに成功した川勝さんは、『愛華の農材』を導入してから2年後の2019年に、『JAイチゴ部会20a以上〜25a未満部門』で優秀賞を獲得します。とはいえ、川勝さんご夫妻が目指しているのは、単純に収量を伸ばすことではありません。
ご夫妻のこだわりは、『あまおう』の名前の由来である「あかい・まるい・おおきい・うまい」を最大限に引き出すこと。導入した4つのアイテム『エポック』『ターボ8』『天酵源』『地楽園』は、そんな2人のイチゴづくりを、どのように支えているのでしょうか?
葉っぱの展開も良くなり、花がどんどん上がってきました。そして、味が明らかに以前より美味しくなりましたね。これはもう手放せません(笑)。
また『エポック』によって、粘土質だった土が団粒構造になりました。しかも、使いはじめてから、わずか1年で変わったんです。
しかし、順調に見えた川勝さんご夫妻のイチゴ栽培も、2023年に大きな試練を迎えます。7月10日に九州北部で線状降水帯が発生し、記録的な集中豪雨により苗場まで浸水。水害によって、ほぼすべての苗に根腐れが発生し、定植するまで根はボロボロの状態だったそうです。
『愛華の農材』は農薬で病気を直す対症療法ではなく、酵素や微生物を活用して植物の免疫力を高める環境保全型の商品。実際、川勝さんが使っている農薬・化学肥料は、慣行レベルの3〜4割ほどで、『ふくおかエコ農産物』の認証を取得しています。
農薬や化学肥料を最低限に抑え、安心・安全な農産物づくりを実践できるのも、『愛華の農材』ならではの魅力だと語ります。
深い愛情を込めて育てた『あまおう』とともに描く夫婦の未来図
2022年にはJAから独立し、販路を福岡市内の大手百貨店やセレクトショップなどとの直接取引、マルシェイベントなどでの直販へと完全移行した川勝さんご夫妻。現在は、舌の肥えたお客さまからも「こんなに美味しいイチゴははじめて食べた!」と言われる瞬間に、大きなやりがいを感じているそうです。
私たちは2人とも、人と話すのが大好きなんです。自分たちがつくったイチゴを通して、どんどん人とのつながりが広がっていくので、直販にして本当に良かったと感じています。
そう振り返りながら屈託なく笑う川勝さんご夫妻。じつは真理さんの地元である大牟田に、観光農園とカフェを併設した施設をつくる夢があるそうです。夢の実現に向けて、今後は規模を拡大させていきたいと言います。そこでも、減農薬で高品質と収量を両立させる『愛華の農材』が大きな役割を果たすであろうことは、想像に難くありません。
川勝さんご夫妻のように、安全で美味しい農産物づくりにこだわる生産者の方は、『愛華の農材』をチェックしてみてはいかがでしょうか?
『愛華の農材』で育ったイチゴに注目!
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