マンションでネズミが発生した時の駆除対応
まずは、マンションでネズミやネズミの痕跡を見かけた際の駆除対応について、以下の3点を見ていきましょう。
- 賃貸・分譲マンション別の対応・相談先
- マンションのネズミ駆除に掛かる費用相場
- マンションのネズミ駆除費用を負担するのは誰?
賃貸・分譲マンション別の対応・相談先
マンションは通常の一軒家とは異なり、配管や配線で部屋同士が繋がっているため、ネズミが発生した部屋だけでなく、隣の部屋や共用部分にも被害が出ている可能性が高いです。
自室だけで駆除を行っても被害改善は期待できないため、賃貸マンション、分譲マンションごとに以下の相談先に連絡して、ネズミ駆除の対応を仰ぎましょう。
- 賃貸マンション:管理会社または大家さんへ連絡
- 分譲マンション:管理組合へ連絡
賃貸マンションでは、管理者や管理会社が駆除対応してくれる場合がほとんどですが、分譲マンションでは、基本的にその部屋の所有者が対応することになります。
ただし、ネズミが共用部分から侵入している場合や、他の部屋にも被害が出ている場合もあるため、まずはマンションの管理組合に相談するのが一般的です。
マンションのネズミ駆除に掛かる費用相場
マンションのネズミ駆除に掛かる費用相場は、軽微な被害やスポット的な施工であれば2〜6万円ほど。中度・重度の被害に遭った場合は、施工面積30坪で10〜20万円前後の費用が掛かります。
ただし、この金額はあくまで目安です。ネズミなどの害獣駆除に掛かる費用は、被害の大きさや建物の状況、施工内容・期間などによって大きく変動するため、実際に見積もりを取るまでハッキリと分かりません。
見積もりを取る際は、3〜4社ほどの複数業者に依頼して、自分の場合に掛かる適正な費用を把握しておくと安心です。見積もり料金や施工内容をじっくり比較して、より信頼できる業者に依頼しましょう。
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マンションのネズミ駆除費用を負担するのは誰?
マンションでネズミ駆除を行う際に必ず発生するのが、駆除費用の負担者に関する問題です。
駆除費用の負担者は、マンションごとの規約やネズミの発生原因などによって異なるため一概には言えませんが、管理者側との話し合いによって以下のような分担になるケースが一般的です。
発生原因 | 具体例 | 負担者 |
---|---|---|
物件側の問題 | ・経年劣化によるひび割れや隙間から侵入した ・共用部分にあるものが原因で発生した |
管理者側 |
入居者の過失 | ・ゴミを放置していたことが原因で発生した ・開けっ放しにしていた窓から侵入した ・修繕していなかった壁穴から侵入した |
入居者側 |
ただ、集合住宅における駆除費用負担者を定める明確な基準は存在せず、ネズミの発生原因を明らかにすることも現実的には難しいのが実情です。
入居者側と管理者側でよく話し合って負担割合を決めていくことになりますが、中には話がこじれてトラブルや裁判にまで発展するケースもあるため、必要に応じて弁護士に相談することも視野にいれておくべきでしょう。
マンションに発生するネズミの基礎知識
ここからは、マンションで見られるネズミに関する基礎知識として、以下3つの内容を詳しく解説します。
- ネズミが発生する原因・侵入経路
- 発生しやすいネズミの種類
- ネズミが潜んでいるサイン
これら3つのポイントを早期発見・早期対策のための知識としてしっかり理解し、ネズミによる被害を最小限に抑えましょう。
ネズミが発生する原因・侵入経路
寒い時期でも冬眠せずに1年中活動するネズミは、餌となる食べ物があり、繁殖に適した暖かい場所に棲みつきます。
高い気密性で気温の変化が少なく、人の多さからゴミや食べ物も多いマンションは、ネズミにとって非常に快適な棲家と言えるでしょう。
また、近隣で建設工事や取り壊し作業があった場合は、そこを棲家にしていたネズミがマンションへ移動してくることも。主な侵入経路としては以下のような場所が挙げられます。
- 壁の亀裂・隙間
- 室外機・換気扇
- 通気口・排水管
- 電線
- 網戸
特に多いのが建物の経年劣化によってできた壁の隙間、配管周りの穴や隙間などから侵入するパターンです。
ネズミは1〜2cmほどの隙間があれば簡単に入り込み、中には電線や壁、配管を登って侵入することもあるため、たとえ高層階であっても油断はできません。
発生しやすいネズミの種類
マンションに発生しやすいネズミは、「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の3種類です。住宅やビルなどで多く見られることから、総称して「イエネズミ」とも呼ばれており、それぞれ以下のような特徴を持ちます。
種類 | 体長・見分け方 | 糞の特徴・大きさ |
---|---|---|
ドブネズミ | 大型(約18〜26cm) 焦茶・灰色で耳が小さく尾は短い |
先が尖っていて太い(10mm程度) |
クマネズミ | 中型(約14〜20cm) 茶・灰色で耳が大きく尾は長い |
バラバラに落ちていて細長い(7mm程度) |
ハツカネズミ | 小型(約5〜10cm) 茶色で耳が大きく尾は短い |
米粒ほどに小さく先が尖っている(5mm程度) |
この中で被害件数が最も多いのはクマネズミです。身体能力が非常に高く、垂直移動を得意とするため、電線や壁、配管を伝ってマンション高層階にも侵入します。
臆病な性格で警戒心が強いので発見しにくく、繁殖力も非常に高いため、気づいた時にはマンション全体に被害が広がっている可能性も。1匹でも見かけたら、できるだけスピーディーな駆除対応が必要です。
ネズミが潜んでいるサイン
「動物の気配を感じるけどネズミかは不明」「ハッキリと姿を見たわけではない」という場合は、室内に以下のようなサインがないか確認しましょう。
- 糞(フン)が落ちている
- 足跡や黒いこすり跡がある
- 家具や配線にかじられた痕がある
これらは「ラットサイン」と呼ばれるネズミの痕跡です。部屋の隅や壁・天井、上述した侵入経路などの近くに1つでもラットサインが見られた場合は、ネズミが潜んでいる可能性が高いです。
なお、ラットサインが見られないにもかかわらず、天井裏や壁裏から足音やなき声が聞こえる場合は、ネズミ以外の害獣が侵入している可能性も考えられます。
とはいえ、専門的な知識を持たない人がラットサインや害獣の種類を見分けるのは困難を極めます。優良な駆除業者であれば、写真付きの徹底調査を無料で行ってくれるため、まずは業者に調査・見積もりを依頼して、詳しい被害状況を確認するのが最も迅速かつ確実です。
マンションのネズミを駆除せずに放置するリスク
ネズミを駆除せずに放置していると起こり得る被害・リスクには、たとえば以下のような例が挙げられます。
ネズミを放置するリスク | 具体例 |
---|---|
健康的リスク | ・病気・感染症の発症 ・ダニやノミの発生による皮膚炎 |
精神的リスク | ・ストレス・ノイローゼ ・不眠症や拒食症などの発症 |
経済的リスク | ・停電や火災などの事故 ・家電・配線・家具の損傷 |
このように、ネズミの存在は不安や不快感をもたらすだけでなく、人の健康や精神、経済的にも大きなダメージを与えます。放置していると、日常生活や建物の資産価値にまで影響する可能性もあるため、できるだけ迅速な駆除対応を心掛けましょう。
なお、一度発生したネズミを自力で完璧に駆除するのはほぼ不可能ですが、以下4つの対策を実践することで、ネズミの発生をあらかじめ予防することは可能です。
- 穴や隙間を修繕して侵入経路を塞ぐ
- 食材は冷蔵庫や密閉容器に保存する
- 生ゴミや段ボール・新聞紙は溜めない
- こまめな掃除で室内を清潔に保つ
できることから積極的に実践して、ネズミ被害を最小限に抑えましょう。
被害が広がる前にネズミ駆除の専門家へ依頼しよう
ネズミは年6〜7回の出産を経て、年間約30〜40匹以上の子を産む、非常に繁殖力の高い害獣です。
つがいが1組いれば1年後には約1万匹まで増えると言われており、「1匹見ただけだから大丈夫」と油断していると、気づいた時にはマンション全体に被害が拡大している可能性も。
そのため、マンションでネズミやラットサインを見かけたら、すぐに管理会社や専門家に相談するようにしてください。
なお、ネズミ駆除を依頼する際は、複数業者からの相見積もりをじっくり比較して、より信頼できる業者を選ぶことが大切です。以下の記事では、業者の選び方やおすすめサービスを紹介していますので、優良なネズミ駆除業者を探している方は併せて参考にしてください。
マンションでネズミを見かけたら迅速・適切な駆除対応を
本記事では、マンションでネズミが出た時の駆除対応や費用相場・負担者、ネズミ発生のサインや侵入経路、放置するリスクなどを解説しました。
ネズミやラットサイン発見時にまず連絡するべき相談先は、賃貸マンション・分譲マンションごとに以下のとおりです。
- 賃貸マンション:管理会社または大家さんへ連絡
- 分譲マンション:管理組合へ連絡
配管や配線で部屋同士が繋がっているマンションでは、隣室や共用部分にも被害が出ている可能性もあり、ネズミが発生した部屋だけで駆除を行っても被害の改善は期待できません。
完全に駆除するにはマンション全体での施工が必要になるため、個人でできることは多くありませんが、一刻も早く安心・快適な暮らしを取り戻せるよう、早期発見や事前のネズミ予防で積極的に協力しましょう。
なお、マンションにおけるネズミ駆除は「駆除ザウルス」のような実績の多い専門業者に相談することをおすすめします。創業20年・累計相談数3万件以上の実績から、多くの建物に対応。5年の保証付きとなっているため、まずはご相談してみてはいかがでしょうか。