![]() |
いまむら・ゆい
1995年生まれ。埼玉県出身。二児の母。女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科卒業後、青果物の専門商社でカット野菜工場の品質管理業務に従事。その後、地域密着型の青果店で野菜の仕入れ、配送、営業等に携わる。その傍ら、野菜の切り方教室を開催。結婚、出産を経て、野菜や農業に関わる企業のサポートやレシピ記事執筆を行っている。 |
甘酒と米粉のしっとりニンジンケーキ
材料(作りやすい分量)
- ニンジン 1本(約180g)
- 卵 2個
- 米粉 100g
- 米麹甘酒(ストレート) 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- アーモンドプードル 20g
- ベーキングパウダー 5g
- 太白ごま油(または菜種油) 大さじ1
- ナツメグ、シナモンパウダー(お好みで) あれば各小さじ1/4
- 塩 ひとつまみ
作り方
①下準備をする
ニンジン1本はおろし器ですりおろす。オーブンを170℃に予熱しておく。
②卵を泡立てる
ボウルに卵2個、砂糖大さじ1を入れて泡立て器でよく混ぜる。
③粉類とニンジンを加える
米粉100g、アーモンドプードル20g、ベーキングパウダー5g、すりおろしたニンジン、塩ひとつまみ、(あればナツメグ、シナモンパウダー各小さじ1/4)を加え、ゴムベラでさっくり混ぜる。
④油と甘酒を加える
太白ごま油大さじ1と米麹甘酒大さじ2を加えて全体が均一になるまで混ぜる。
⑤オーブンで焼く
クッキングシートを敷いた容器に流し入れ、170℃のオーブンで50分焼く。冷ましてからカットする。(今回は18cm×12cmのホーロー容器を使用)
ぐっとおいしくなる調理のコツ:体に優しい材料でしっとり感アップ!
このケーキのしっとり感の秘密は、すりおろしたニンジンと米麹甘酒。甘みがあって水分を多く含む材料を使うことで、油を少なめにしてもパサつかず、やさしい食感に仕上がります。また、米麹甘酒の自然な甘みとうまみが、焼き菓子に深みをプラス。焼きたてよりも、1日置いた方が味がなじんでさらにおいしくなりますよ。砂糖は卵の泡立ちをふんわりと保つために加えています。お好みで量を加減してみてくださいね。
おいしいニンジンの見分け方
お菓子作りに使うなら、すりおろしやすく、甘みの強いニンジンがおすすめ。特に冬の時期に収穫されたものは、寒さに当たって糖度がぐっと増しています。ずっしりと重みがあるものは水分が多く、すりおろしやすいです。表面にツヤがあって、根元の切り口が乾燥していないものを選びましょう。やさしい素材で作るケーキだからこそ、ニンジンそのものが味の決め手になりますよ。
読者の声を投稿する
読者の声を投稿するにはログインしてください。