\Pick up!/先輩就農者さんをご紹介
山田梨花さん
出身地:千葉県
就農年数:0年(研修中)
この地域/法人で就農しようと思った理由を教えてください
サラリーマン家庭で育ちましたが、祖父母が落花生を生産する農家であったため、子供の頃から手伝いをした記憶がありました。文系の大学に進み、就職先では事務系の仕事に就きましたが、働き方改革いわゆる2024年問題から将来に対する不安を感じるようになりました。転職を考えた時、子供の頃に体験した農業や農村の風景が頭に浮かび、農業の情報を収集する中で、新農業人フェアを知りフェアを訪問しました。
フェアでは実家に近い関東・東海エリアの出展者を数か所訪問しましたが、これまで多くの新規就農者を生み出しているJA伊豆の国では、研修受入農家から直接説明を聞くことができ、研修プログラムも具体的で農地探しまでしっかりサポートしてくれるとの説明を聞き、この制度を利用して伊豆の国市で就農するのが一番と感じました。

新農業人フェアに来場してから実際に就農するまでの流れを教えてください
令和6年1月の新農業人フェアに参加した後、JA伊豆の国ブースで話を聞いた研修受入農家である佐々木さんを2回訪問し、佐々木さんの下で研修中の女性からもお話を伺うことができ、「女性の私でも出来そう!」と伊豆の国市での就農に心が動きました。
その後、静岡県の農業研修制度(がんばる新農業人支援事業)の1次募集に応募し、6月に改めて佐々木さんなどイチゴの生産者を見学した後、7月の面接選考会で合格したため伊豆の国市に移住。佐々木さんの下で11月から事前研修を行った後、1月から1年間の本研修を現在受けています。
現在は栽培の知識をまずは身につけることで精一杯ですが、会社員時代と違って、ハラスメントなどもなくストレスフリー。毎日が楽しく頑張っていけそうです!

就農を考えている方へのメッセージ
研修中のため現在は就農準備資金を受給していますが、家賃や前年度の所得にかかる所得税など思っていたよりも経費が掛かるため、自己資金の大切さを痛感しています。
就農までには農業技術の習得も重要ですが、移住や転居など生活に関することにも意外とお金や時間も掛かりますので、現職場を退職する際には、会社の有休休暇や公的な社会保障制度を上手く利用して準備をするなど計画的に進めることをお勧めします。

【全5回】開催日程・場所
全5回にわたり、「新・農業人フェア」を開催いたします。詳細については特設サイトをご覧ください!
■2025年8月2日(土) @歌舞伎座タワー マイナビPLACE 23F(LIVE)
■2025年9月15日(月・祝) @国際フォーラム Eホール(EXPO)
■2025年11月9日(日) @グランキューブ大阪 イベントホール(EXPO)
■2025年11月23日(日) @東京ビッグサイト 東8ホール(EXPO)
■2026年2月11日(水・祝) @東京交通会館 ダイヤモンドホール(LIVE)
※( )内は開催種別。EXPO=農業EXPO、LIVE=農業就職・転職LIVE