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「南信州」を移住就農先の選択肢に!JA×地域でサポートする南信州ならではのサポートとは?

「南信州」を移住就農先の選択肢に!JA×地域でサポートする南信州ならではのサポートとは?

宝島社が発行する『田舎暮らしの本』(2025年2月号)の「移住したい都道府県ランキング」で、長野県が19年連続1位となりました。そんな豊かな自然と歴史文化、温泉、そして美味しい農産物が特徴の長野県に、「南信州」というエリアがあるのをご存知でしょうか?
本稿では、あまり知られていない「南信州」エリアに注目し、実際に移住就農された方へのインタビューを通して地域の魅力に注目します。

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人気の移住地・長野県!・・・にある「南信州」って?

長野県の最南端に位置する南信州エリアは、日本のほぼ中央部に位置する中山間地域で、飯田市と下伊那(しもいな)郡の14市町村で構成されています。「長野県といえば○○」といったパブリックイメージから大きく外れ、降雪量が少なく、新幹線も通っていない南信州は、電車も飯田線という「秘境駅」が連なるローカル線のみ。高速道路を使っても山脈を越えるため距離を感じるマイノリティ地域ですが、そこは知られざる魅力の宝庫です。

「りんごの南限、お茶の北限」と言われる気候条件を活かした果樹栽培が盛んで、りんご・桃・梨の三大品目が栽培される全国有数の産地です。他にも、内陸特有の寒暖差を活かして、ブルーベリーやぶどう、竜峡小梅など多彩な果樹が栽培されています。
また、降雪量が少ないため、春から晩秋まで様々な野菜が栽培でき、きゅうりをはじめズッキーニ、パプリカなどの果菜類の栽培も年々増加。日本一の栽培面積を誇るダリアをはじめ200品目もの花卉が栽培され、きのこ類や畜産も盛んです。

その中でも地域の宝となっているのが、干し柿のブランド「市田柿」です。干し柿は和菓子の原点とも言われ、ポリフェノールや食物繊維などの栄養素が豊富なことからジャパニーズ・スーパーフードとして世界からも注目を集めています。100年超の歴史を持つ市田柿は農水省による地理的表示産品(GI)に認定され、台湾や香港でも春節(旧正月)の贈答品として高い人気を博しています。

南信州エリアの名産・市田柿

ちなみにエリアの中心となる飯田市には、リニア中央新幹線の中間駅が設けられる予定です。開業すれば飯田から東京(品川)まで約45分、名古屋までは約25分で移動できるようになるため、アクセス環境が劇的に変化する可能性を秘めている地域です。

そんな魅力たっぷりな南信州に、「移住と就農」を一緒にサポートする組織「南信州・担い手就農プロデュース」があります。次章からこの取り組みについて紹介します。

「南信州・担い手就農プロデュース」とは?

南信州にある14市町村と「JAみなみ信州」が一体となって農業の担い手を確保するとともに、南信州の農業者を支援する組織が「南信州・担い手就農プロデュース」です。地域農業を守るため、農業の承継と新たな農業者の発掘・確保にワンチームで取り組んでいます。

国と県が進める移住定住事業とリンクして暮らしに農業を取り込む施策を行い、地域内の農業法人とも連携して就農をサポート。就農相談から研修⇒就農、そして地域のニューリーダーになるまでを体系的にプロデュースするという特徴を持ちます。
2年におよぶ研修では、地域の名産である市田柿と安定した収益が見込めるきゅうりの栽培技術を学び、研修と同時並行で就農計画の立案や農地・農機・住宅の確保を行います。
また、栽培や生産工程の管理から出荷までの実践に加え、税務などの経営知識も学ぶことができます。2025年4月時点で29名の修了生を輩出。農業未経験の状態から栽培ノウハウを習得し、独立就農を果たしている事例が多々あります。

事例紹介(Iターン移住者)丸山隆行さん

IT関連、パン屋、美容室など様々な仕事を経験した丸山隆行さん。漆職人を志して輪島で勉強していたこともあったそう

東京出身の丸山さんは「担い手就農プロデュース」を活用し、2年の研修を経て新規就農。就農5年目には3棟のハウスを建て、夏秋きゅうり(春夏)と市田柿(秋冬)の複合経営で、年間を通じて農業経営を行ない収入の安定化を図っています。
「大好きな南アルプスの近くで、自然を感じながら生きていきたい」という思いが募って長野県への移住を決意。農業宿泊体験に何度も行って情報を集め、新宿で開催された説明会を通じて豊丘村で新規就農しました。

「ベーシックな農業技術を学びたかったので、県の新規就農里親研修ではなく本研修を受けました。研修期間中は報償費も休日もあるので、いきなり農家同様の生活になるのではなく、研修期間を通し徐々に慣らしていくことができます。また、ノウハウを学んだり、ほ場や農機の準備をしたり、研修期間を有効に活用できました。」(丸山さん)

初めての農作業は楽ではなかったそうですが、研修を通じて技術の向上が実感でき、就農準備も行えたのでスムーズに移行できたそうです。

「担い手就農プロデュースのサポートによって、農地も確保できました。家や農地は空きが出るタイミングがあるので運やご縁もありますが、手厚いサポートが受けられました。」(丸山さん)

新規就農から4年間は露地栽培できゅうりを育て、5年目にハウスを設置。
きゅうりの時期は5時から収穫がスタートし、出荷後も管理作業〜夕方の収穫作業と休憩する暇もないほどですが、収入は確保できているといいます。水分が多いきゅうりは鮮度が非常に重要な農産物。南信州から2時間ほどで輸送できる名古屋エリアに大きな需要があるため、今後も安定した農業経営を見込むことができます。

秋冬にピークを迎える市田柿は収穫後に皮むきや吊るし、揉み込み、梱包などの加工が必要で、手間がかかります。繁忙期は家族のサポートを受けながら作業を進めますが、ちょうどきゅうりの収穫が終わるタイミングで柿のシーズンに入るため、1年を通じて収入が得られるのが大きいといいます。

新規就農者へのアドバイスを伺うと「就農するなら、自分の中に覚悟があるのかをしっかり見極めてからチャレンジしたほうがいい」と語ってくれました。
「場所に関しては、自分の場合は南アルプスが大好きだったけど雪があまり好きじゃなかったので南信州を選びました。自分の中の譲れない軸を見つけられれば、最適な場所が決まると思います。南信州はすごく住みやすいし、地域のみんなが優しいですよ!」」(丸山さん)

事例紹介(Uターン移住者)中島綾平さん

サービス業で出会った奥様と一緒に、飯田へのUターン移住を決めた中島綾平さん

「子どもの頃は、南信州のことを何にもない田舎だと思っていました。」と話すのは、飯田市にUターンして一棟貸し古民家宿『燕と土と』農園 龍ノ穂―リュウノスイーを営んでいる中島さん。
中島さんは高校を卒業して専門学校に進み、名古屋、大阪、東京、横浜の都市部で飲食業やホテル業などに従事してきました。他地域で、ビジネスホテルの経営管理をしながらマネジメントを学ぶプロジェクトに参加した後に飯田へのUターン移住を決めたそうです。

「都会の空気や雰囲気に息苦しさを感じていたし…田舎で農業をして暮らそうか…というのがスタートでした。」(中島さん)

転機になったのは、飯田市が行っている「農村起業家育成スクール」への参加です。実践的な講座を通じて、中島さんのこれまでの経験と南信州の地域資源を掛け算した「農と宿」のビジネスモデルを磨き、講座で地域の自治会長との出会いも重なり、現在の場所で一棟貸し古民家宿『燕と土と』と、農園 龍ノ穂―リュウノスイーを開業することを決めました。

「ホテル時代にコロナ禍を経験したことで、生活のベースに自給自足があり、もし宿泊するお客様が少なくなってしまったとしても自分たちは最低限生きていける状態を作り上げるのが理想だなと思っていたんです。」(中島さん)

古民家宿という宿泊トレンドを押さえつつ農業を掛け合わせ、農作物も主力のスイートコーン以外に市田柿と米を生産することでリスクを分散しています。栽培しているスイートコーンは「南信州産完熟生とうもろこし」というネーミングで、市田柿や米と共に龍ノ穂―リュウノスイーECサイトで直販しています。

「農と宿」のビジネスモデルが軌道に乗った今は、農業分野のさらなる効率化を行いながら、これから移住する人々へのサポートにも積極的に取り組みます。「飯田市の“移住こんしぇるじゅ”として、移住相談だけでなく地域との接点づくりや馴染み方、暮らしの情報発信も行っています。さらに南信州にインバウンドを呼び込もうという機運が高まっており、サザン長野田舎インバウンドコンソーシアムの立ち上げにも参加し、南信州を世界に売り込んでいく新しい取り組みも行なっています。」と中島さん。

地域に溶け込むためのコツを聞いてみると「移住したら小さくてもいいので農地を借りて、まずは家庭菜園を始めるのがいいと思います。」とのこと。「しっかり草刈りをして農地を適切に管理していると、あの人はみやましい(しっかりした)人だと信頼してもらえるんです。」農作業をすることで地域住民との自然なコミュニケーションが生まれ、畑にいると知っている人はもちろん地域の見知らぬ人も車を止めて栽培のアドバイスをしてくれるといいます。Uターンを機に地域の魅力や資源の掘り起こしに成功した中島さん。南信州の新たなリーダーの1人として今後も活躍が期待されます。

南信州の魅力に触れ、移住や就農の夢を叶えよう!

移住を検討する人々にとって「暮らす場所」と「仕事をする場所」は切ってもきれない関係にあります。そのニーズを汲みとり、自治体やJAによって「移住」や「就農」を個別にサポートする仕組みは全国的に広がっているものの、その両方を地域で一体となってサポートする事例はまだ少ないのが現状です。

「南信州・担い手就農プロデュース」は、地域全体でのトータルサポート体制を先駆けて構築し、すでに着実な実績を上げています。

「南信州・担い手就農プロデュース」の取り組みや最新情報はウェブサイトから確認できます。東京や名古屋で相談会も行われているので、移住に興味があればぜひ足を運んでみませんか。

関連サイト


南信州担い手就農ナビ
https://shuunou.minamishinshuu.net/
JAみなみ信州
https://www.ja-mis.iijan.or.jp/

問い合わせ先

JAみなみ信州 営農部 担い手支援室
〒395-0817 長野県飯田市鼎東鼎281
電話:0265-52-6644
FAX:0265-52-6960

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