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食べチョクぶどうグランプリ2025 総合大賞は山梨県の「サンシャインレッド」

食べチョクぶどうグランプリ2025 総合大賞は山梨県の「サンシャインレッド」

全国のブドウ生産者を対象とした”生産者のための”品評会「食べチョクぶどうグランプリ2025」が9/11(木)に開催されました。今回は52軒の生産者がエントリー。ブドウに関する知見を持った研究者・生産者など食のプロ17人が、計68個のブドウを審査しました。総合大賞に選出されたツジファームの「サンシャインレッド」をはじめ、受賞したブドウ生産者のこだわりをご紹介。さらに、審査員を務めたブドウマニアの少年Bさんに感想をうかがいました。

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初のブドウ品評会! 食べチョクぶどうグランプリ2025とは?

「食べチョクぶどうグランプリ2025」とは、全国のブドウ生産者を対象に質の高いブドウと生産者のこだわりを発信する食べチョク主催の品評会です。
これまでイチゴやモモなどで品評会を開催しており、ブドウを対象とした品評会は初。
今回は52軒の生産者がエントリー。出品された68個のブドウを、知見を持った研究者・生産者など食のプロ17人が審査しました。

審査では見た目だけでなく、品種特性や栽培のこだわりによって引き出された「おいしさ」も重視。
さらには、パッケージなど“お客様に届くまでの体験”も審査項目に含めることで、「ただおいしいだけではなく、お客様の喜びまで考える」ことができている生産者を表彰します。

なお、公平を期すために、食味審査は産地や品種名、生産者情報などをすべて伏せた状態で実施。事前の青果の成分分析や、おいしい状態で届くための梱包の工夫などを総合的に審査し、審査員全員の合計点数で各賞を決定しました。

食べチョクぶどうグランプリ

68個のブドウを食のプロが審査する

プロが本気で選ぶブドウは果たして……!

ここからは受賞したブドウ生産者を一部抜粋してご紹介します。果たして、食のプロが選んだのは……!?

食べチョクぶどうグランプリ2025 総合大賞

サンシャインレッド

総合大賞はツジファームの「サンシャインレッド」

ツジファームの「サンシャインレッド」(山梨県)

総合大賞、そして次世代品種賞「金賞」を受賞したのは山梨県が開発した赤系新品種「サンシャインレッド」。
審査員からは、「青りんごのような風味と上品なマスカットの香りがある」「甘いだけではなく、酸味も少し感じバランスがよい」などの声があがりました。

生産者のこだわりポイント
栽培のこだわり:糖度が上がるように、粒をつけすぎないようにしています。
梱包の工夫:箱の底じきにネット、ブドウを袋にいれ、その上からネットをかけています。
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深みのある甘さ部門「金賞」

クイーンニーナ

深みのある甘さ部門「金賞」はまるかファームとつるぎ農園の「クイーンニーナ」

深みのある甘さ部門「金賞」を受賞したのはどちらも「クイーンニーナ」。大粒で食べ応えのある果肉と、濃厚な甘み、そして華やかな香りが特徴で、皮ごと食べることができます。

まるかファームの「クイーンニーナ」(山梨県)

生産者のこだわりポイント
梱包の工夫:農園のラベルを作成し、ブランド感を創出。緩衝材を上下部へ敷設するとともに、通気性のある包材を1房ずつつけます。発送の際はクール便を採用しています。

つるぎ農園の「クイーンニーナ」(富山県)

生産者のこだわりポイント
栽培のこだわり:肥料に頼らない栽培に取り組み、品種本来の味を引き出すことにこだわっています。
梱包の工夫:無地の手提げ箱にロゴマークをスタンプ。ブドウはフルーツキャップで包み、隙間に緩衝材を入れ揺れを防ぎ冷蔵で発送しています。
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さわやかな甘さ部門「金賞」

クイーンルージュとマスカ・サーティーン

さわやかな甘さ部門「金賞」はCRAZY GRAPEの「クイーンルージュ」とヤシロファームの「マスカ・サーティーン」

さわやかな甘さ部門「金賞」を受賞したのはどちらもシャインマスカットを親に持つ新品種「クイーンルージュ」と「マスカ・サーティーン」。どちらも皮ごと食べられる種なしブドウです。

CRAZY GRAPEの「クイーンルージュ」(長野県)

審査員からは「甘みが口にふわっと広がる。蜜のような甘みと、皮を噛んで口の中に広がる風味の調和がとてもよい」などの声があがりました。

生産者のこだわりポイント
栽培のこだわり:ブドウ栽培の巨匠の元での2年間の修業を活かし、土作りにこだわっています。化学肥料・除草剤を一切使わず、有機物や自然由来の資材を使用し生物多様性(ミミズなどの小動物や土壌微生物)を大事にしています。土壌微生物が多いということは病原菌が少なくなる上、拮抗菌も増えるので病気にも強くなります。CRAZY GRAPEで使用している農薬は通常農家が使用する量の33%減で栽培を続けています。
梱包の工夫:ライス紙でブドウ全体を包み、輸送中の脱粒を防ぐことに注力しています。
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ヤシロファームの「マスカ・サーティーン」(島根県)

審査員からは「ジューシーで味が濃い。さわやかで花のような香りが口に広がる」などの声があがりました。

生産者のこだわりポイント
栽培のこだわり:品質向上のため房数を1㎡あたり(主枝両側)6房に制限しています。
自然とともに・地域とともにをモットーにお客様目線で栽培・販売しています。
梱包の工夫:ブドウは出荷用果樹袋に入れさらに保護キャップに包み箱に入れています。

シャインマスカット賞

シャインマスカット

シャインマスカット賞はピエモヴェリータ株式会社の「シャインマスカット」

ピエモヴェリータ株式会社の「シャインマスカット」(山梨県)

ブドウの中でも特に人気の、皮ごと食べられる品種で贈答用としてもよく選ばれています。同社では土づくりにこだわり、おいしさと美しさを兼ね備えた高品質なシャインマスカットを届けています。

生産者のこだわりポイント
栽培のこだわり:大粒できれいな房形になるように栽培方法を工夫しています。食味・コク・うまみ等があがるように、アミノ酸や糖質、微量要素などを栽培管理時期に適時使用しています。

パッケージ賞

クイーンルージュ

パッケージ賞は東御こもだ果樹園の「クイーンルージュ」

東御こもだ果樹園の「クイーンルージュ」(長野県)

際立つパッケージはもちろん、そのおいしさも自慢の一品。強い甘みとコク、爽やかな後味が特徴です。

生産者のこだわりポイント
栽培のこだわり:長野県認証『信州の環境にやさしい農産物』として、農薬は慣行の半分以下、化学肥料・除草剤は不使用。自然の循環機能を活かし、完熟堆肥や自然由来の資材で土壌微生物の多様性を育んでいます。
「安全・美味しい・美しい」をモットーに、私たちの思いに共感いただける方々とのお取引を大切にしています。
梱包の工夫:プレミアムギフト箱:オリジナルギフトパッケージ、ラグジュアリーギフト箱:オリジナル高級貼り箱+常温1週間程度、とれたて鮮度を保持する東御の湧き水入り穂軸シリコンキャップ付き

まとめ

数々の魅力あるブドウが表彰された「食べチョクぶどうグランプリ2025」。

今回、審査員を務めた少年Bさんは、
「同じ品種でも生産者によって味の違いが生まれるので、たくさんのブドウを食べることができて楽しかったです。このようなイベントが開催されることによって、より多くの方々にブドウの魅力が伝わることを期待しています」と話しました。

ブドウ

引用:次世代エースぶどう!赤系新品種「サンシャインレッド」が総合大賞受賞。食べチョクぶどうグランプリ2025開催

少年Bさんの記事はこちら

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