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青ねぎ生産量は国内トップクラス。徳島・阿波で、若手が主役の農業法人が目指すその先のステージとは。

青ねぎ生産量は国内トップクラス。徳島・阿波で、若手が主役の農業法人が目指すその先のステージとは。

日本の農業の高齢化が深刻な課題となっているいま、平均年齢31.3歳と、若手が主役となってめきめきと成長している農業法人があります。自らも24歳という若さで起業したアイ・エス・フーズ徳島株式会社代表の酒井貴弘(さかい・たかひろ)さんに、若手が活躍できる環境づくりの工夫や目指す未来への思いを伺いつつ、現場の活気を体感してきました。

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毎日の気分が上がる、スタイリッシュなオフィス

玄関の扉を開けると、ふわりと漂う爽やかなアロマに迎えられ、都会の企業を思わせるモダンな空間デザインに驚かされます。農業法人では異色のスタイリッシュなオフィスを構えるのが、徳島県阿波市で青ねぎを専門に生産するアイ・エス・フーズ徳島株式会社。代表の酒井貴弘さんは、オフィスにこだわる理由をこう語ります。

モノトーンを基調とし、ハーフミラーのガラスを多用したオフィス

「実家が農家なのですが、ずっと農業はカッコ悪いと思っていて。自分が農業に取り組むことになって、第一印象から変えていきたいと考えました。農業法人でオフィスにお金をかけているところはなかなかありませんが、働く環境というのはすごく大事。若い世代は特に、お洒落できれいな職場だとモチベーションが上がりますよね」
香りの演出も、第一印象のひとつだと語る酒井さん。玄関を含め3箇所にアロマディフューザーを設置しており、スタッフはもちろん、来客にも好評だといいます。実際、入った瞬間にいい香りに包まれると、上質なおもてなしを受けている気分になりました。
スタッフに快適に過ごしてもらうための設備として、シャワールームも完備。畑で作業した後に、汗を流してすっきりしてから帰宅できます。パートの女性も多いため、男女別のトイレも複数備えるほか、キッチンを備えた広い休憩室もあります。

(左)シャワールームは2室/(右上)さり気なく置かれたアロマディフューザー/(右下)夏の畑での作業時には水冷ベストも支給

若手が活躍できる仕組みづくりが大切

アイ・エス・フーズ徳島は、兵庫県淡路島で父親が始めた青ねぎ栽培に可能性を感じた酒井さんが、父親のもとで働いた後に独立して興した会社。吉野川流域に豊かな平野が広がる徳島・阿波は、青ねぎ栽培にうってつけの地であり、酒井さんは粘り強い交渉を重ねて借り受けられる農地を徐々に増やしていきました。

現在の栽培面積は、徳島だけで約20ヘクタールにまで拡大

液肥メーカーに協力を仰ぎながら栽培技術も磨き、創業わずか3年で年商1億円超えを達成。その後も、年間を通した安定生産を実現するため、自社産地や連携産地を増やしていきました。大分県の九重町を始め、気温の低い準高冷地で夏も高品質の青ねぎが生産できるようになり、日本トップクラスの出荷量を誇るまでに成長。さらなる成長を目指し、若手の多様な人材にきてもらいたいという思いを込めて、2021年にメインの産地である徳島につくったのがオフィスを含む新社屋です。

1階は収穫した青ねぎを選別する選果場、2階がオフィス

食の安全や環境保全が重視される近年は、GAP(農業生産工程管理)への取り組みが推奨されていますが、アイ・エス・フーズでは海外取引も見据えて、国際規格基準であるASIAGAPを取得しています。選果場などの作業場では、そうした取り組みの実践があちこちに見受けられました。

(左上)ASIAGAP認証書/(右上)清潔感のある選果場の手洗い場/(左下・右下)職場の環境整備のための掲示が随所に貼られています

物理的な環境整備に加えて、酒井さんが特に力を入れているのが、スタッフの成長を促すための仕組みづくり。
「仕事をある程度覚えたら任せることで、自分の役割を意識して責任感をもってもらえるようにしています。それぞれの役割に対して、KPIという目標達成のための評価指標を設定しているので、スタッフがレベルアップするにつれて顔つきが頼もしく変わっていくのを実感しますね」
また、土づくりの専門家を育成するための土壌医検定など、仕事に関わる資格手当や、各種機械の免許取得の支援なども積極的に行っています。

「一番のアイ・エス・フーズらしさは“活気”です」と語る酒井さん

さらに、会社としての理念や方向性を全社員に共有することで、皆の取り組む姿勢が真剣さを増し、高い目標に向かって全員で進んでいく風土が育まれていったといいます。
「半年に一度は、最新のビジョンや方向性を全員に報告するようにしています。現在のビジョンは『ねぎ農家の希望であれ』ということ。具体的な目標としては、日本の青ネギ市場の20〜25%のシェアをとっていきたいと思っています」
昨年は産地全体で2,650トンもの出荷量を達成しましたが、それでもシェアとしては1.5〜2%だそう。高い目標を実現するためには、やはり一人ひとりの成長が不可欠です。
「僕は日々の振り返りがとても大切だと思っています。そこから色々な気づきがあって、成長につながることが多いので。ですから、スタッフには毎日の振り返りを『アイ・エス・フーズイズム』に紐づけて、LINEグループで送ってもらうようにしています」
アイ・エス・フーズイズムとは、ビジョンに向かっていくための行動指針。「感謝の心」「役割に情熱を」「チームで勝ちに行く」など、8項目を定めています。1日の仕事の中で、いずれかの“イズム”で体現したことや気付き、課題などを書いてもらうことで、各々に行動指針が浸透し、スタッフの現状や成長が目に見えて分かるようになったといいます。

生産の現場はチームワークが肝心!

では実際、仕事の現場はどんな感じなのでしょうか。生産管理部部長の錦織大輔(にしこおり・だいすけ)さんに、生産の現場の1日の流れを聞きました。
「まず朝イチで、収穫作業を全員で行います。その後は『栽培管理』と『選果』という部門に分かれて、それぞれ終業まで作業するという流れです」

「1日の段取りはGoogleスプレッドシートで共有しています」と語る錦織さん

栽培管理は、農薬や液肥の散布、草刈りなど、その時々の管理作業を計画に沿って行います。青ねぎは年に何回も育てられるので、育苗や畑への定植といった作業が入ることもあります。選果は、社屋1階の選果場で収穫後のネギを選別。枯れた部分などを取って綺麗にした後、太さや重さなどの規格ごとに選別し、出荷できるようパッキングしていきます。

育苗ハウスでの水やり作業

「現在の農業は一般的に機械化が進んでいますが、青ねぎ栽培は機械化がしにくく、チームで行う作業が多いんです。皆で力を合わせることが、大変でもありやりがいでもありますね」と錦織さん。なんと、収穫も鎌で刈っていく手作業だそう。農薬散布のための重たいホースを皆で引っ張って運んだり、外国人実習生とボディランゲージを交えてコミュニケーションをとったりと、至るところでチームワークが必須だからこそ、やり遂げたときの喜びを共有できる醍醐味があるんでしょうね。

手作業での収穫の様子

成長を促す伸びやかな社風

人事も担当している錦織さんは、現場スタッフを1on1で細やかにフォロー。それぞれの思いや悩みを聞き、キャリアアップのサポートに務めています。
「やはり力仕事が多いので、最初は体がしんどいと思うんです。そこは先輩スタッフたちが無理をさせないように見てくれますし、夏場は熱中症にならないよう心がけています」
早朝6〜8時くらいと、朝イチで収穫を行うのも、なるべく涼しい時間を狙ってのこと。暑い時期の作業用に水冷ベストを支給し、休憩室ではアイス食べ放題といううれしい配慮も。植付けやマルチングなど機械で行う作業は危険も伴うので、声掛けも徹底しています。

広々とした休憩室の冷蔵庫には、食べ放題のアイスがストックされています

また、毎週金曜日には生産スタッフ全員での朝礼を実施。その週の振り返りと来週の目標を一人ひとりに発表してもらうようにしたところ、目に見えて成長を感じるようになったそう。
「皆の前で、自分の思いを自分の言葉で伝える場ってなかなかない。最初は皆たどたどしかったけど、だんだん慣れてきて仕事の改善案なども出てくるようになりました。思いをしっかり伝えることで、人間的にも成長しているのを感じています」と錦織さん。この場で出てきた意見が採用されることもしばしば。例えば、作業の順番を工夫することでミスをなくそうという提案が受け入れられ、今ではすっかり定着しているといいます。

20代のスタッフが活躍する現場

酒井さんは、外の世界を経験してもらう機会も大事にしていきたいと語ります。全国農業法人が年2回開催し、若手農業者が一同に会する「次世代農業サミット」は、先進的な取り組みをしている農業経営者の講演や参加者のディスカッションが行われる場ですが、若手スタッフを連れていくこともあるそう。
「前回のサミットにも、参加を希望した2人を同伴しましたが、全国で頑張っている人たちの取り組みを肌で感じられて、とても刺激になったと言っていました。モチベーションアップにつながるこうした機会を、今後も増やしていきたいですね」

農業を魅力ある職業にしていくために

このように、細やかなフォロー体制を整えたうえで、会社のビジョンに共感できる人にぜひ来てほしいと語る酒井さん。「日本の農業は、高齢化やそれに伴う空き農地の増加、食料自給率の低下など大きな課題があります。こうした課題を踏まえて、僕たちは農業を魅力ある職業にしていきたい。そのためにも、農業で儲かる仕組みをきちんとつくっていきたいんです。ですから、『ねぎ農家の希望であれ』というビジョンを実現するために、農業界を変えていきたいという志がある人に来ていただけたらうれしいですね」と、改めて抱負を語ってくれました。

酒井さんの真摯な言葉と真っ直ぐな瞳は、自然と心に響いてきます。錦織さんが、「社長は仕事へのこだわりは人一倍ですが、誰にでも分け隔てなく接する人で、皆が元気をもらっている。社長に惹かれて入社する人も多いです」と語るのも納得です。キレイなオフィスや若手が活躍できる仕組みはもちろん、リーダーの魅力が躍進の原動力になっていると感じました。

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【お問い合わせ】

アイ・エス・フーズ徳島株式会社
〒771-1504
徳島県阿波市土成町成当1320-1
TEL:088-679-7950
FAX:088-679-7951
E-mail:jinji@isnext.jp

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