五島をさつまいもの一大産地へ。福岡ソノリクの挑戦

農産物の物流に強みを持つ福岡ソノリクには、全国の生産地から日々さまざまな相談が寄せられています。その中でも離島農業を悩ませる大きな課題が「物流」。収穫のタイミングと船やトラックの運行が合わなければ、せっかくの農作物が傷んでしまう――。長年、五島でも同じ悩みを抱えてきました。
そこで福岡ソノリクが挑むのが「さつまいもを核とした産地形成」です。過去に鹿児島県の『種子島安納芋プロジェクト』で培った知見を活かし、五島においても生産から長期貯蔵、流通までを一貫して支える新たな仕組みづくりに着手。生産者、JAごとう、行政とタッグを組み、五島をさつまいもの新たな産地にすべく、バリューチェーンをゼロから創造する大掛かりなプロジェクトが動いています。
生産者・JA・行政と連携し、島の課題に挑む

事業の発端は、2022年に長崎県と一般社団法人離島振興地方創生協会により、五島でさつまいもやかぼちゃの生産推進に着手したことでした。そこにJAごとう、福岡ソノリクが加わり、本格的なさつまいもの産地形成に取り組むようになりました。取材では、JAごとう・本店農産園芸部の今道さん、長崎県五島振興局・農林水産部の峰さん、そして、福岡ソノリク・五島イノベーション推進室長の久木田さんに話をうかがいました。



長期貯蔵で広がる販路と生産者の可能性

「JAごとうさつまいも部会」の初期メンバー・五島市長手町の道脇実喜夫さんも、この事業に強い期待を寄せています。

しかしながら、収穫をトラックの集荷日に合わせて行う必要があり、天候次第では欠航で出荷が遅れることも。収穫したさつまいもが傷んでしまうため、長期貯蔵施設を待ち望んでいます。

五島を芋の産地にしたいと事業を立ち上げた福岡ソノリクの園田社長の想いに応えるためにも、一人でも多くの生産者を集め、出荷量を増やしたいと道脇さん。7人から25人に増えた部会の仲間をさらに募集しています。
新しい事業に挑戦する生産者を支えるのが、JAごとうで営農指導を行う吉谷祐二さんです。鹿児島でさつまいものプロジェクトを手掛けてきた福岡ソノリクから教わることも多く、新たな知見を得ることもできているそうです。

福岡ソノリクが求める“共に挑む仲間”


さらに、JAごとうと連携しながら、若手農家や移住者の新規就農を積極的に支援。有機農事組合法人を立ち上げ、農地や機械を共有し、新規就農者にとってハードルとなる初期投資を抑え、生産性を高める仕組みづくりを整備しています。台風など過酷な気象条件に比較的強いさつまいもを安心して栽培できる環境づくりに、高齢化が進む島内には遊休農地が多いなど、新規就農をめざす人にもチャンスが広がっています。
2027年の本格稼働に向け、福岡ソノリクでも新たな仲間を募集しています。
・有機農事組合法人での生産サポート:苗の供給や作業スケジュールの調整、機械操作をはじめ、農作業受託等のコントラクター事業などを通じて農家の伴走者へ
・物流拠点施設の立ち上げおよび運営:事業計画の作成、補助金申請、進捗管理、関係機関との調整などどちらの業務も地域農業の未来を切り開く事業の最前線で経験を積める、貴重なフィールドです。
「いろいろな人と関わりながらプロジェクトを進めていくため、物怖じすることなく積極的に行動できる人と一緒に働きたいですね。農業に思い入れのある方、五島を盛り上げたい方、福岡ソノリクの事業に共感いただける方なら、きっとやりがいを感じられます」と久木田さんからメッセージ。
福岡ソノリクの挑戦は、単なる産地づくりではなく、離島農業全体を変える可能性を秘めた取り組みでもあります。生産者、JA、行政と連携し、物流と貯蔵の課題を解決する仕組みを整え、五島のポテンシャルを最大限に引き出し、農業の未来を切り開きたいと久木田さん。
五島の豊かな自然と可能性を舞台に、熱い仲間たちと農業の未来を切り拓く仕事に挑戦してみませんか。
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株式会社福岡ソノリク
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