散布ムラや汚れ――薬剤散布に潜む課題
ハダニ類やアザミウマ類などの微小害虫の駆除やうどんこ病などの病害防除などを目的に、薬剤を適切に散布することは安全な野菜を育てるために大切なことです。しかしながら、薬液がうまく拡がらず散布ムラになると、薬剤の効果が十分に発揮できません。二度三度の再散布となると、その分の手間もコストもかかってしまいます。
散布した薬液が拡がらずに水玉状に付着すると乾燥までに時間がかかるため、降雨などによって流れ落ちやすくなってしまいます。また、水玉状に付着し薬滴が乾いた際に収穫物に水玉のような汚れとして残ってしまうことも。その場合は、出荷前に清拭するなど、さらなる手間がかかってしまいます。
さらに、ハダニ類やアザミウマ類などの微小害虫は葉の表面だけではなく薬液のかかりにくい裏側にも潜むため、薬剤の量を増やすだけでは解決できないケースも増えてきています。
このような課題を解決するために活用できるのが、展着剤の「ブレイクスルー」です。
「”力技”の散布は卒業」防除回数やコスト面の低減で実感
■お話を伺った農家さん
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神奈川県内で約2ヘクタールの圃場を管理する加藤竜平さん。小松菜を中心に、四季折々の野菜を手がけています。 |

加藤さんは、農業経営系の大学院を卒業後、会社勤めを経て就農。経営的な視点と現場の経験を掛け合わせ、効率的で持続可能な農業を模索してきました。そんな加藤さんが、「ブレイクスルー」を知ったのは、横浜市内で行われた野菜部会でのことでした。


しかし、そのやり方ではコストも作業負担も増す一方です。効率よく“濡れ拡げる”ことができる「ブレイクスルー」を初めて使ったときは、その拡展性の高さに驚かされた、と話します。


この“瞬時の濡れ拡がり”こそが、「ブレイクスルー」の一番の特長です。「ブレイクスルー」の加用によって薬液の”接触角が低くなる”ことで、散布した薬液がより均一に拡がり、葉面などを”面で濡らす”効果を得ることができます。調査によれば、他の展着剤と比較した際にも格段に低い接触角を示すことがわかっています。この特長により、葉面の細かな凹凸や葉裏、茎のくびれ部分など、従来届きにくかった部分にも薬液を行きわたらせることができ、少量でもしっかりと効果を得ることができるようになります。




薬液が速く乾くことで、作業後に葉面がベタつかず、露地栽培の際は降雨時の流亡リスクも低減。加藤さんは、「防除効果も上がった」と実感しています。また、汚れを軽減することは、収穫物の見た目の美しさを保つことのできる大きなメリットです。


「費用的にも作業的にもコストカット」さらに安全性も向上

5000倍に希釈できるため、実際の費用は抑えられます。
作物によっては10000倍の希釈でも濡れ性を高めることができます。
また、散布ムラの低減、微小害虫が生息する葉裏や隙間への薬液の付着、うどんこ病などの菌叢内への濡れ性の向上などによって全体的な防除効果を安定させることができることから、散布回数を減らすことができます。薬液の使用量が減少するため、コストパフォーマンスに優れています。

ブレイクスルーの価格は、地域・販売店により異なります(お近くのJA、販売店にお問合せください)
費用面だけでなく、散布回数が減ったことで時間的な余裕も生まれ、別の作業をしたり自由な時間を作ったりと、作業コストのカットにも繋がっています。そして、安全面でのメリットも大きいと加藤さんは話します。

さまざまな薬剤との相性がよい「ブレイクスルー」だが、加藤さんが特に効果を実感できたのは天然由来の殺虫剤「ダブルシューターSE」と広範囲の病害虫に効果を期待できる殺虫殺菌剤「クリーンワイドフロアブル」の2つ。他の農家にも紹介したところ、非常に好評だったと話します。
クリーンワイドフロアブルとダブルシューターSEの効果はどうでしたか?

また、薬剤の効果を十二分に発揮できることで、安定した生育環境を整えることができ、収量アップにもつながっているという。

「薬液調製後に投入」がポイント。多様な薬剤に使用可能
「ブレイクスルー」の画期的な特長について、サンケイ化学の笹部繁さんは「拡げる効果は抜群で、これまでの展着剤の概念を覆すほどのインパクトのある展着剤」と自信をのぞかせます。

「拡げる効果はもちろんですが、早く乾くことに驚かれる農家さんが多いですね。『ブレイクスルー』を使うことで薬液がしっかりと拡がり、薬剤の効果を安定させることができますし、早く乾くことで薬害軽減にも有効であると考えています。薬滴が水玉状にならないので、汚れが少なくなることも特長です。展着剤同士の比較試験でも優位性が確認されており、果実など見た目が大切な収穫物には有効だと思います」
また、薬害影響においても『ブレイクスルー』は多くの薬剤との安全性が確認されており、安心してお使い頂くことができます。
「薬液調製の際、一般的には展着剤を先に入れるのですが、『ブレイクスルー』は薬液調製後に入れていただくような仕様になっています。これは、泡立ってしまうことを防ぐためで、この点だけ気をつけてお使いください」
使い続ける理由は「使い勝手が良くて、ラク!」
「ブレイクスルー」を使うようになってから、薬剤散布にかかる手間が格段に変わったと語る加藤さん。

今後も『ブレイクスルー』を使いながら、おいしく安全な野菜を作り続けたいと、加藤さんは笑顔で語りました。
濡れ性が効果の安定だけでなく、汚れ軽減や乾きの早さにもつながります。色々な場面で色々なメリットのある展着剤!一度、サンケイ化学の展着剤「ブレイクスルー」を試してみてはいかがでしょうか。

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