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大輪、華やか、丈もとれる「あずみXL」シリーズで高品質なアスターを

大輪、華やか、丈もとれる「あずみXL」シリーズで高品質なアスターを

冷涼な気候と田畑輪換を活かし、高品質なアスターを栽培する株式会社日光園藝。盆や彼岸の需要期に向けた露地栽培で、直売所を中心に販路を拡大してきました。中でも巨大輪ポンポン咲きの「あずみXL」シリーズは、発色のよさと丈の長さで人気を集め、経営を大きく変えるきっかけに。市場仕入れをやめ、アスター中心の花束づくりにシフトしたことで、収益性も向上。猛暑や豪雨など厳しい環境下でも安定した栽培が可能となり、今後は新盆向け中心の作型でさらなる経営改善を目指します。

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冷涼な気候を活かし、田畑輪換で高品質アスターを栽培

風光明媚な日光連山の麓、真夏でも爽やかな風が吹く標高約400mの田園地帯に、株式会社日光園藝の圃場は点在しています。切り花生産を始めたのは9年前。それまでは稲作中心の経営でしたが、夏場の収入確保のため盆と彼岸需要期に合わせたアスターの露地栽培に参入しました。

アスターは、比較的冷涼な気候を好み、連作を極端に嫌う性質があります。日光市の気候はアスターの栽培に適していたため、この地域では田畑輪換で連作を避けた露地栽培が昔から行われていました。日光園藝でも、切り花の後は1、2年水田にする輪作体系で高品質のアスターを栽培しています。

栽培開始当初は、95%が市場出荷、一部を直売所に出荷していました。しかし、アスターは直売所での売れ行きが特に好調で徐々に割合が増え、現在は市場と直売所の出荷割合がおよそ半々となっているそうです。

株式会社日光園藝の社長 飯島太陽さん、翔子さん夫妻。収穫真っ盛りの「あずみXL」圃場にて

大輪で発色がよく、アスターだけでも華やかな花束に

「ボリュームがあって、1輪でもすごい存在感がありますよね。発色もいいから、仏花だけでなくアレンジにも使えるし、『あずみXL』だと、直売所でアスターだけの花束でもよく売れます

「あずみXL」の特徴を日光園藝の社長、飯島太陽さんと翔子さん夫妻に聞くと、次々とメリットが出てきます。盆と彼岸向けのアスター栽培を始めて以来、さまざまな品種を栽培し、売れ行きもよく面積も年々拡大してきましたが、3年前に「あずみXL」に出会ってからは劇的に経営が変わったそうです。

「これまでは直売所向けの花束を作るために市場から仕入れた花も使っていましたが、今年から仕入れはやめました。アスター中心に全部作ることにしたんです」

「あずみXL」シリーズは、花径が7~8cmになる巨大輪ポンポン咲きの品種です。その大きさは、飯島社長いわく「ダリアと並べても引けをとらない」ほど。頂花はもちろん、わき芽の花まで大きく枝も長いため、お客様からは「枝をかいても十分使える」と評判だそうです。

頂花が咲いた「あずみXL」 ローズ。わき芽の花まで大きく、色づきもよい。

色はホワイト、ブルー、ローズ、ピンクの鮮やかな4種類を育てています。芯の黄色も大きいため、一層華やかに見えます。おかげで「わざわざ黄色い花を仕入れなくても花束が作れるようになりました」と翔子さん。アスターをベースに花束が作れるし、アスターだけの花束にしても十分きれいなため、思い切って仕入れはやめてしまったというわけです。お盆向けの花束だけでも約1万束出荷するため、経費は100万円以上削減。その分、収益を上げられます。

農産直売所あぜみち 上戸祭店で好評の「あずみXL」だけの花束

丈が伸びるので単価がよく、収穫もラク

また栽培面でも、「あずみXL」には大きなメリットがありました。丈がよく伸びることです。市場出荷の場合、丈の長さは値段に大きく関わってきます。メインの70cm出荷に比べると、60cmでは1本当たり20円、50cmだと30円ほど安くなってしまいます。特に7月の新盆向けは3月初旬の寒い時期から育てるため、以前の品種ではなかなか丈が伸びず、中には商品にならない花も結構あったそうです。

しかし、「『あずみXL』だと、適期を少し外した栽培でもよく伸びてくれますね」と飯島社長。花芽が付いてからでも伸びてくれるため、早まきしても大丈夫。7月新盆向けでも70cmで出荷できる割合が増えて商品にならない花もかなり減り、反収も上がるようになりました。

さらに、丈が長いので、収穫作業もラクです。「低いとかなりかがまないと切れないので、もう腰が痛くて…。でも『あずみXL』なら、そんなにかがまないでも切れるんですよ」

アスターで特に注意が必要な連作障害も、「これまで気になったことはないですね」。萎凋病耐病性があること、また栽培後は必ず1、2年水田にする輪作を心掛けているおかげか、問題が出たことはないそうです。

従来品種と比較すると特に草丈をとりやすい特長

7月新盆向け中心にシフトし、猛暑と豪雨の被害を避ける

猛暑やゲリラ豪雨が常態化している昨今、真夏のアスター露地栽培にとっての環境は、年々厳しくなっています。日光園藝でも2024年は猛暑と畑が冠水するほどの豪雨が続き、7月中旬に定植した彼岸向けアスターの出荷が見込めないほどの被害に遭ってしまったそうです。

そこで今後は、思い切って作型を変え、7月の新盆向け栽培の割合を大幅に増やそうと飯島社長は考えています。新盆向けの栽培なら、暑さが厳しくなる前に定植後のデリケートな時期を乗り切れます。逆に低温で丈が伸びないリスクが以前はありましたが、「あずみXL」なら、その心配もありません。

3年前の2022年、アスター全体の5%だった「あずみXL」の割合は、2年前が50%、1年前は80%まで急増。2025年以降も80%は「あずみXL」にして、作型を大幅に前倒しすることでさらに安定した経営を目指すとのこと。「あずみXL」をベースに据えたさらなる経営改善策が、飯島社長には見えているようです。

文・写真/依田賢吾

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