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車検切れでも廃車は可能! 費用や必要書類、損しないための注意点を解説

Maya Fukuoka

ライター:

車検切れでも廃車は可能! 費用や必要書類、損しないための注意点を解説

車検が切れて動かせない車を抱え、「このまま廃車にできるの?」「車検が残っている場合と比べて費用で損をするかも」といった疑問や不安を感じている人も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、車検切れの車でも正しい手順と必要書類さえ揃えれば、問題なく廃車手続きが可能です。しかし、公道を走行できないという特殊な状況下では、移動手段や手続きのタイミングを一歩間違えると、厳しい罰則や思わぬ出費を招く恐れがあります。

そこで本記事では、車検切れの車における廃車手続きの必要書類や費用相場、損しないための注意点などを徹底的に解説します。

費用や手間をなるべく掛けず、プラス収支で処分する方法も紹介していますので、損することなくスムーズに廃車を手放したい人はぜひ最後までご覧ください。

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車検が切れていても廃車手続きはできる!

「車検が切れていると廃車できない」という話はよくある誤解です。実際は車検が切れた車でも、必要書類を揃えて手続きを進めれば通常通り廃車にできます。

車検が切れている車と残っている車を比較すると、手続きする上での最も大きな違いは「公道を走行できない」という点です。車両を自走させられない制限を除けば、廃車手続きの流れや費用にほとんど差は生じません。

廃車手続きを進めるに当たって、まずは車検が切れている場合に行う手続きの種類や必要書類を確認していきましょう。

車検が切れている場合に行う廃車手続き

大前提として、車検の有無によって手続きの種類が変わることはありません。

車検が残っている車の廃車手続きと同じく、大きく分けて「車を解体して永久に使えないようにする手続き(廃車)」と、「車の使用を一時中止する(一時使用中止)」の2種類。目的や今後の使用予定に合わせて、適切な手続きを選びましょう。

手続きの目的 普通自動車 軽自動車 申請手数料
車を解体して永久に使えなくする(廃車) 永久抹消登録 解体返納 0円
車の使用を一時中止する(一時使用中止) 一時抹消登録 自動車検査証返納届 1件350円

普通自動車と軽自動車では手続きの名称が異なりますが、基本的な仕組みは同じです。

将来的に使用予定が一切ない、あるいは事故や災害により使えなくなった車は「永久抹消登録」か「解体返納」。一定期間だけ運転しない場合や手元に車を残したい場合は、「一時抹消登録」か「自動車検査証返納届」の手続きを進めましょう。

引き取り業者及び解体業者に車を引き取り・解体してもらった後、普通自動車は運輸支局(陸運局)軽自動車は軽自動車検査協会にて、必要書類を揃えて各種手続きを完了させてください。

なお、廃車手続きの具体的な流れは以下の記事で詳しく解説しています。自分で一から手続きを行う際は併せて参考にしてください。

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車検が切れている場合の必要書類

車検が切れている場合の廃車手続きに必要な書類も、車検が残っている場合と基本的に共通しています。普通自動車と軽自動車、それぞれの必要書類は以下のとおりです。

普通自動車 軽自動車
・自動車検査証(車検証)
・ナンバープレート(前後2枚)
・所有者の印鑑登録証明書
・所有者の実印
・移動報告番号・解体報告記録日の控え
・永久抹消登録申請書
・手数料納付書(手数料無料)
・自動車税申告書
・自動車検査証(車検証)
・ナンバープレート(前後2枚)
・使用済自動車引取証明書
・解体届出書
・軽自動車税申告書

※上記は「永久抹消登録」及び「解体返納」の必要書類です。

注意点として、車検証やナンバープレートを紛失してしまった場合はその旨を記入した「理由書」、所有者の住所・氏名が変わっている場合には「住民票」や「戸籍謄本」などの追加書類が必要になる可能性があります。

その他にも、自身の状況によって揃える書類は変わるため、お住まいの地域管轄の運輸支局や軽自動車検査協会にお問い合わせ確認しておくと確実です。

なお、廃車手続きに必要な書類については以下の記事で更に詳しく解説しています。書類の入手方法や、特殊なケースの追加書類も紹介していますので、準備を始める際には併せて参考にしてください。

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車検切れの車と残っている車で廃車費用は変わる?

結論から言うと、廃車に掛かる実費自体に大きな差は基本的にありません。廃車手続きを自分で行う場合、トータルで掛かる費用相場は、車検切れの車と残っている車に共通して以下のとおりです。

廃車費用の内訳 普通自動車の費用相場 軽自動車の費用相場
廃車手続き手数料 0円または350円 0円または350円
レッカー・運搬費用
※自走可能な場合不要
10,000円〜30,000円 10,000円〜30,000円
解体費用
※一時抹消登録の場合不要
10,000円〜20,000円 10,000円〜20,000円
リサイクル料金
※支払い済みの場合不要
10,000円〜18,000円 7,000円〜16,000円
合計目安 30,000円〜68,350円 27,000円〜66,350円

※費用は地域や車両サイズ、業者によって大きく異なる場合があります。

車検切れの車は公道を走行できないため、車検が残っている車と異なり、レッカー・運搬費用が必ず発生します。しかし、運搬費は動かせない事故車や故障車でも掛かるため、車検切れ特有の出費とは言えません。

また、一時的に公道を走れるようになる「仮ナンバー(臨時運行許可番号標)」を発行すれば、手続きの手間は掛かりますが、運搬費を750円程度の発行手数料+交通費に抑えることも可能です。

以上のように、車検切れの車と残っている車で、廃車に掛かる費用に大きな差はありません。ただし1点、費用面で大きく異なるポイントがあり、それが廃車にすることで返金される「還付金」です。

廃車にすることで返金される「還付金」が減る

車の廃車手続きを行うと、先払いした税金や保険料の一部が返金される還付制度があります。還付される税金・保険料と、その還付条件は以下のとおりです。

還付される税金・保険料 還付条件 車検が切れている場 車検が残っている場合
自動車税 手続き完了の翌月から3月までの残月分が還付 還付あり 還付あり
自動車重量税 車検残存期間が1カ月以上ある場合に月割りで還付 還付なし 還付あり
自賠責保険料 保険残存期間が1カ月以上ある場合は解約返戻金あり 還付なし 還付あり

※軽自動車の場合、軽自動車税の還付はありません。
※一時抹消登録の場合、自動車重量税の還付はありません。

まず、車検切れの車は「自動車重量税」の還付を確定で受けられません。更に、車検切れに伴い自賠責保険も期限切れになっていることが多いため、保険料の返戻金も受けられないケースがほとんどでしょう。

唯一戻ってくる可能性がある自動車税も、時間の経過とともに返金額は少なくなります。なるべく多くの還付を受けるためにも、廃車を決めたら1日でも早く手続きを済ませるのがポイントです。

車検切れの車を廃車にする際に必ず知っておくべき注意点

車検切れの車を廃車にする際には、以下2つのポイントに注意してください。

  1. 車検切れの車で公道は走行できない
  2. 車検切れでも自動車税は課税され続ける

これらを知らずに行動すると、罰則を受けたり余計な出費が増えたりする恐れがあるため、しっかり理解してから手続き準備を始めてください。

注意点1:車検切れの車で公道は走行できない

車検が切れている状態で公道を走る行為は、道路運送車両法第58条違反に該当します。

違反した場合、6カ月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金が科され、更には違反点数6点で、前歴がなくても30日間の免許停止処分を受けることになります。

そのため、車検切れの車を廃車にする際は、無車検での公道走行は絶対に避け、必ず以下の2つどちらかの手段を用いて車両を移動させてください。

車検が切れた車の移動手段

  • レッカー車や積載車を手配する
  • 役所で仮ナンバー(臨時運行許可番号標)を発行する

なお、車検が切れている場合、自賠責保険も期限が切れているケースが多いため注意してください。無車検・無保険での公道走行は、更に重い行政処分や罰則が科せられる可能性があります。

無車検・無保険での走行は、自分だけでなく周囲も危険に晒す重大な違反行為です。車検切れの車を自力で移動させたい場合は、仮ナンバーの申請前に必ず自賠責保険に再加入してください。
※参考文献:道路運送車両法 第五十八条

注意点2:車検切れでも自動車税は課税され続ける

「車検切れでもう使っていないから、自動車税は支払わなくていい」と思っている人がいるかもしれませんが、その考えは大きな誤解です。

自動車税は、「毎年4月1日時点での車の所有者」に対して課される税金のため、車検の有無は関係ありません。車検が切れて全く使っていない状態でも、納税と廃車手続きを完了しない限り納税義務が消えることはないのです。

特に、自動車税を2年以上滞納している場合は注意が必要です。税務署によって「嘱託保存(差し押さえ)」の措置がとられ、未納分の自動車税を完済するまで廃車も売却も不可能になります。

とはいえ未納期間が2年未満であれば、支払っていない自動車税がある状態でも、納税義務は残るものの、廃車手続き自体を進めることは可能です。

使わない車に対して税金を払い続ける行為は、所有者や家計にとって損でしかありません。余計な出費を抑えるためにも、翌年度の自動車税が課税される4月1日より前までに廃車手続きを完了させましょう。

「廃車買取業者」なら車検が切れた車でも廃車費用無料!

ここまで、車検切れの車の廃車手続きについて見てきましたが、自分で一から手続きするには多くの費用や手間が掛かります。

例えば、レッカー代や解体費用だけでも合計2万〜5万円ほどの出費が必要。手続き窓口は平日の日中しか営業しておらず、仕事などでなかなか都合が合わない人も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、廃車手続きの費用や手間がほとんど掛からず、手元にお金が残りやすい「廃車買取業者」への依頼です。

多くの廃車買取業者では、引き取り・解体・書類手続きまで、廃車に関する全ての作業を無料で請け負っています。

更に、通常の買取では価値が付かないボロボロの車両を、パーツや鉄資源として再利用できる独自のノウハウと販路を持っている点も強みです。「中古車買取で値段が付かなかった」「ディーラーで処分費用を請求された」といった廃車でも、思わぬ値段で買い取ってもらえる可能性があります。

利用方法も非常にシンプルで、必要書類を集めて車と一緒に引き渡すだけなので、ユーザー側に手間はほとんど掛かりません。最小限の費用と手間で廃車手続きを済ませたい人には、廃車買取業者が最適な選択肢と言えるでしょう。

なお、廃車買取業者の選び方や具体的なおすすめサービスは、以下の記事で詳しく解説しています。自分に合った買取業者を探している人は併せて参考にしてください。

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注意点を守って車検切れの車を正しくお得に廃車しよう

本記事では、車検切れの車における廃車手続きの必要書類や費用、損しないための注意点などを詳しく解説しました。

車検切れの車であっても、正しい手順を踏めば廃車手続き自体は問題なく行えます。しかし、無車検で公道は走行できないため、運搬方法の確保や手続きのタイミングには細心の注意が必要です。

また、手続きを先延ばしにしてしまうと、翌年度の自動車税が発生したり本来受け取れるはずの還付金が月割りで減ったりするリスクがあります。「いつかやろう」と放置せず、早めに準備を進めることが金銭的な損失を最小限に抑えるポイントです。

なお、費用や手間をなるべく抑えて廃車手続きを済ませたいのであれば「廃車買取業者」へ依頼するのがおすすめです。

引き取りから解体、複雑な書類手続きまで全て無料で代行してくれるだけでなく、思わぬ値段で買い取ってもらえる可能性もあるため、まずは無料査定を受けて廃車予定の車にどの程度の価値が付くのか確かめてみてはいかがでしょうか?

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