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アフロきゃべつがキリンシティのメニューに登場! 飲食店とコラボで見えた可能性

アフロきゃべつがキリンシティのメニューに登場! 飲食店とコラボで見えた可能性

3月4日、ビアレストラン「キリンシティ」でアフロきゃべつを使った季節限定メニューが登場した。アフロきゃべつを生産するのは株式会社くるくるやっほー代表取締役の坂尾英彦(さかお・ひでひこ)さん。多岐にわたる事業を手掛ける中で、まだ実績が多くはない飲食店との連携について、難しさや魅力について聞いてみた。

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千葉県銚子市でキャベツやトウモロコシなどを生産するくるくるやっほーの坂尾さん。
農業を軸に飲食店やイベントの運営、宿泊事業など幅広く事業展開をしており、最近では若手起業家コンテストで優秀賞を受賞するなど業界内外から注目を集めている農家だ。

そんな坂尾さんが昨年から新たに取り組んでいるのがビアレストラン「キリンシティ」への出荷。
マイナビ農業によるマッチングをきっかけに、坂尾さんが作る「アフロきゃべつ」がキリンシティで季節限定メニューとして採用された。
アフロきゃべつは銚子の潮風を受けて育つため、甘みと水分量のバランスに優れているのが特徴。坂尾さんのトレードマークであるアフロにちなんで名づけられた看板作物のひとつだ。
昨年の好評を受け、今年3月に2度目となるコラボが実現した。

飲食店への出荷という挑戦

これまでも多様な事業に挑戦してきた坂尾さんだが、飲食店への出荷実績は多くはない。そこには当然、難しさもあった。
例えば、物流コスト。市場出荷と比べて出荷量が少ないため、少量のキャベツをコンスタントに運ぶ物流コストが大きくのしかかる。

協議を重ねた結果、坂尾さんが下した決断は、“自社配送”だった。
月・水・金の週3回、坂尾さん自ら片道2時間半かけて銚子から埼玉の配送センターまで運ぶ。

ただでさえ多忙な生活を送る坂尾さん。この決断に踏み切れた理由をこう語る。
「もちろん手間はかかります。でも、安く仕入れようと思えばできるのに、わざわざアフロきゃべつを選んでくれたんです。それに、畑まで足を運んでくれて、フィードバックも丁寧にくれた。その熱量に応えたいと思いました。朝4時に出発する“朝活スタイル”でこなしているので、本業の農作業への支障も少ないです」

高く売りたい生産者と安く仕入れたい飲食店──もしその関係性だけで成り立っていたら、この取り組みは実現しなかっただろう。
飲食店への出荷という、一見単純に見える取引の中にも、お互いを尊重し、信頼関係ができていたからこそ実現した取り組みだ。

その結果、昨年は「千葉県産」とだけ記されていたメニュー表記が、今年は「アフロきゃべつ」の名前とロゴ入りで登場。
つまり、販路拡大だけでなく、ブランディングにも大きく貢献する形になった。

出荷して終わりじゃない。食を通じたエンターテインメントへ

生産者が飲食店に出荷するメリットは、販路拡大やブランディングだけではない。
坂尾さんが特に魅力を感じているのは、「どのように調理されて、どのように食べてくれるのかを知れる」ことだ。

「売って終わりというのが農業の基本になっていますが、飲食店とつながることでどう調理されて、どう食べてもらえるかというところが見えます。消費者は生産者の顔が見たいと言われますが、実は生産者側も“誰がどう扱ってくれるのか”を知りたいんです。飲食店と直接つながることで、その両方が見えるようになりました。今後も信頼できるパートナー(飲食店)と一緒に、食を通じたエンターテインメントに取り組んでいきたいです」

ミネラルを豊富に含み、甘みと水分量のバランスが絶妙。冬の寒さと春先の暖かさが重なり、特においしいこの時期のアフロきゃべつをふんだんに生かしたグリルやペペロンチーノなどの季節限定メニューは現在、キリンシティで提供中。ぜひ、ご賞味いただきたい。

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春採りキャベツのグリル 桜えびガーリックソース


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春採りキャベツと生ハムのコールスロー


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スパゲティ 桜えびとキャベツのペペロンチーノ

キリンシティの季節の特別メニューはこちら

キリンシティの季節の特別メニュー(ランチ)はこちら

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