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「一晩で畑がガラガラに…」止まらないナカジロシタバの食害。効果が持続して手間も削減できる「フェニックス」が圃場を救った

「一晩で畑がガラガラに…」止まらないナカジロシタバの食害。効果が持続して手間も削減できる「フェニックス」が圃場を救った

鹿児島でかんしょを栽培する三枝和樹さんが、かつて大きく悩まされていたのがナカジロシタバによる激しい食害でした。卵が一斉に孵化して幼虫が発生すると、一晩で畑の葉が食い尽くされてしまうこともあり、収量や品質に直結する深刻な課題でした。
防除を重ねても追いつかない状況の中で導入したのが、殺虫剤の「フェニックス顆粒水和剤」。長い残効と高い防除効果により、散布回数や労力の削減にもつながったといいます。
害虫被害と向き合う現場から、その実力を探りました。

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かんしょ農家を悩ませる害虫の猛威

三枝さん

一晩で畑の景色が変わっていたんです

そう語るのは、鹿児島県曽於市でかんしょ農家を営む三枝和樹さん。15年前ごろ、大きく悩まされていたのがナカジロシタバによる食害でした。

毎年夏になるとナカジロシタバの幼虫にかんしょの葉を食い尽くされ、ひどいときには葉脈すら残らないほど。つるだけが残り、まるでガラガラになったようなかんしょ畑を前に、呆然としたこともあったそうです。

三枝さん

卵が一日の間に一気に孵化して、何万匹という幼虫が一斉に葉を食べ始めるんです。夜に畑に近づくと幼虫が葉っぱを食べるシャクシャクという音が聞こえるほどでした

葉が失われれば、当然光合成は低下。するとかんしょの肥大が止まり、収量や品質に直結する大きな経営リスクとなってしまいます。

三枝さんは従来の殺虫剤で防除していましたが、「1か月効果が持つ」といわれている薬剤でも実際の効果は2週間ほど。防除から3週間目にはもう小さな幼虫があちこちから出てきて、「またついている…」とがっかりしていたそう。

散布回数が増えれば、コストも労力も増えます。さらに、少しでも防除しきれていない箇所があると、また卵が孵化して被害は再びじわじわと広がってしまう。夏の暑い時期に何度も対処するのは、大変な作業でした。

そんな中、評判を聞いて導入を検討したのがフェニックス顆粒水和剤です。ちょうどフェニックス顆粒水和剤の適用がかんしょにも広がったタイミングで、かんしょ農家の間で「長期間効果が続く」と評判になり導入が広がりつつありました。

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かんしょの様子を確認する三枝さん

虫を見なくなりました

実際にフェニックスを使用してみた第一印象は、正直なところ「効くけど、ちょっと高いかも」だったそう。

しかし、三枝さんの評価はすぐに変わります。フェニックスは一度散布すると1か月は持ちます。そのため、他の剤だと2回散布が必要なところが1回で済む。そう考えると防除コストはほとんど同じで、手間は減ります。さらに効きもいい。コスト、労力、効果すべてにおいてありがたいことに気づいたそう。

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かんしょ苗の様子を確認する三枝さん

現在は主に、8月の盆過ぎ頃に“仕上げ”としてフェニックスを使用しています。

三枝さん

8月以降は収穫も始まるので、忙しくて防除に手が回らなくなる時期です。だから盆過ぎにガンっと一発入れる感じです。間違いなく効いています。今は虫を見ませんね

虫の発生状況を見て、場合によっては6月頃に一度フェニックスで防除することも。虫の発生に気がついたら早め早めに対策していき、収穫前の8月盆過ぎに一度しっかり仕上げて安心を作るのが三枝さんのやり方。

フェニックスは、かんしょに関しては収穫前日まで使用可能(※作物により使用可能時期は変わります)なので、実際に前日に散布することはないものの、そうした使い勝手の良さも大きな安心材料になっているそうです。

1カ月持つ安心感

日本曹達と日本農薬が販売しているフェニックス顆粒水和剤、有効成分はフルベンジアミドで「害虫の筋肉を収縮させる」という従来の殺虫剤にはなかった仕組みで作用します。

日本農薬
武田さん

散布後に害虫が葉っぱを摂食すると、筋肉が異常収縮を起こしてぎゅっと縮こまります。そして2~3時間後にはもう動かなくなります。害虫が死ぬまでにはまた少し時間がかかりますが、食害自体が止まるのは早いです

この「スピーディーな摂食停止」は大きなポイントです。

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日本農薬株式会社 福岡支店 武田康太朗さん

フェニックス顆粒水和剤は幅広いチョウ目害虫に対して高い効果があり、かんしょの適用害虫はナカジロシタバ、ハスモンヨトウ、ヒルガオハモグリガ。

幼虫・成虫に効果があり、特に加害ステージである幼虫に高い活性を示します。勢いよく葉を食い荒らす幼虫に対して即効性があるのは、畑を食い荒らされて悩む農家さんにとって心強いもの。また、成虫にも効果があるため幅広いステージにまとめて対応できるのもポイントです。

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フェニックス顆粒水和剤。かんしょに使う際は、水で2,000倍に希釈して散布する。

また、薬剤の特性として残効性が長いことも特長の一つ。散布後に卵から孵化した幼虫も、1か月くらいの間は葉を齧ると筋肉が収縮して縮こまってしまうため、食い荒らされることがありません。さらに、散布後の耐雨性が比較的安定している点も、夏場のスコールのような降雨が増える中で評価されています。

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三枝さんはブームで散布するが、ドローン(無人航空機)散布にも対応している

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右はフェニックスフロアブル。かんしょの適用害虫はハスモンヨトウ。顆粒ではなく液状タイプのため「タンクで水と混ぜた時に下に沈殿しないので使いやすいです」と三枝さん。

安心して栽培できる環境づくりのために

鹿児島をはじめとする九州のかんしょは焼き芋に焼酎用、でん粉、加工用と用途も多様。安定収量と高品質の確保は、地域ブランドを支える柱です。

しかし、害虫、病害、害獣、病気、猛暑と対処すべきリスクは山積みです。

かんしょ農家が対処しなくてはいけないのは食害に限りません。イノシシやシカなどの害獣対策、基腐病などの病気、さらに近年は猛暑の影響もあり、害虫の発生が長期化するような傾向もみられるそう。例年なら落ち着くはずの10月に入っても、幼虫が元気に葉を食べ続ける様子を見ることもあるのだとか。

三枝さん

無限に湧いてくるような感覚で、しつこさが違います。
だいたい10月に入ったらチョウ目害虫は動かなくなっていたんですけど、最近は元気に葉っぱ食べてますね

限られた労力をどう配分するかは、安定経営に直結する課題です。

一度の散布で約1カ月持続し、幼虫から成虫までしっかり抑える。フェニックスは、単なる殺虫剤ではなく、労力と時間を守るパートナーとして、かんしょ経営を支えています。

お問い合わせ先

フェニックス普及会
 日本曹達株式会社
 日本農薬株式会社[事務局]
  東京都中央区京橋1-19-8(京橋OMビル)
  TEL:0570-09-1177

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