農地の土壌処理剤といえばゴーゴーサン®|BASFジャパン


ゴーゴーサン®とは
ゴーゴーサン®は雑草発生前の土壌処理で使用する除草剤です。散布後、土壌表面に処理層を形成し、一年生イネ科雑草、一年生広葉雑草を同時に防除します。また、土壌移行性が小さく、登録作物への安全性が高いのも特徴です。高い実績と信頼で、30年以上に渡って多くの農家の方に使用されています。

ゴーゴーサン®の作用

除草剤は大きく「土壌処理型」と「茎葉処理型」の2つのタイプが存在します。土壌処理型は、主に雑草が新たに生えてくるのを防ぐための除草剤です。このタイプの除草剤は、散布後、土壌表面に処理層を形成し、雑草の生長点が処理層に当たることで枯死させます。
除草剤の上手な使い⽅
除草剤は、「土壌処理型」「茎葉処理型」のどちらを使用するかによって、基本的な散布時期・使用条件が異なります。特に注意すべきは土壌処理型の散布時期です。このタイプの除草剤は、土壌表面に形成された有効成分の処理層に雑草の生長点が当たることで効果を発揮します。そのため、雑草発生後では効果が得られなくなるので、注意が必要です。
ゴーゴーサン®の散布時期と
効果持続期間
散布時期
ゴーゴーサン®は土壌処理型の除草剤なので、雑草が発生する前に散布する必要があります。芽が出たばかりの雑草にも多少効果がありますが、その前に散布した方がより効果が期待できます。
作物を作る際は、主に播種・移植の前後(作物によって異なる)雑草が未発生の状態に使用します。


効果持続期間
ゴーゴーサン®には「乳剤」と「細粒剤F」がありますが、どちらも効果持続期間は約45~60日間です。
作物によって
散布のタイミングは様々
ゴーゴーサン®は幅広い作物を栽培する際に使用が可能な薬剤です。ただし、作物によって散布時期や適用土壌、使用方法が異なります。各作物の散布タイミングについては以下をクリックして詳細をご確認ください。
⾬の前後は要注意

「土壌処理型」「茎葉処理型」に関わらず、雨の日もしくは雨が降りそうな日に除草剤を使用する際は注意が必要です。
土壌処理型では、雨によって薬剤が流れ出し、意図しないところまで除草剤が影響する可能性があります。また茎葉処理型の場合、除草剤の散布中・散布直後・薬液乾燥前に雨が降ってしまうと、葉や茎についた成分が流され、十分な効果が得られません。
動画
ゴーゴーサンの散布方法や適切な散布時期などのコツについて、現役の農家さんが現場で使用しながら分かりやすく解説!実際に使用される際のヒントになる動画をお届けします。
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よくあるご質問
一般的にはJA、農業資材小売店、ホームセンター、インターネットなどで購入できます。
一年生イネ科、広葉の幅広い雑草に雑草種類別除草効果を有します。詳細はHPのリーフレットなどをご参照下さい。
登録票をご参照ください。
約40~60日間効果が持続します。天候や土壌条件によって持続期間が異なります。
散布ムラ、散布時に雑草が生えていた、砕土・整地が不十分または極端な乾燥条件などが原因と考えられます。 丁寧に砕土・整地を行い、雑草が生える前に、均一に散布してください。 適度に湿った土壌条件が理想です。
強い雨が降った場合や、長時間雨が降った場合は処理層がきちんと形成されず流亡する可能性があります。 はげしい降雨が予想される時には使用をさけてください。 事前に天気予報を確認いただくのがおすすめです。
作物により感受性が異なりますので、後作物への影響を考慮しつつ本剤を使用してください。登録票をよく読んでご使用下さい。
登録の内容通りに使用すれば影響はありません。 登録票をよく読んでご使用下さい。
農薬登録を有しておりますので、通常正しい使用や注意事項をよく読んでご使用いただく範囲では問題ございません。 ただし、散布中や散布直後には立ち入らないようにしてください。
登録票をご参照ください。
登録票にない作物が植わっている場所には使用いただけません。 下線や池、井戸などの水場周りにも使用いただけますが、薬液が流亡しないようご注意ください。
ご使用頂けますが、河川や池などへ薬液が流亡しないようにご注意ください。
ご使用頂けますが、直接井戸に薬液が入らないようにご注意ください。
開封後はできるだけ早く使い切るようにしてください。 開封後は直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管し、できるだけお早めに使い切りください。
各製品に有効期限が印字されていますのでご参照下さい。
直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。
散布むらの調整に使用するなど、ほ場内で使い切って下さい。散布液の調製の際は、ラベルに記載された使用量に従って散布液を適量調製するようにしましょう。 余った散布液は河川等に流さないでください。
使用済みの容器は洗浄等で付着農薬を除去した後、他の用途には絶対に使用せずに廃棄してください。
洗浄済みの空容器を廃棄する際や、残った農薬をやむを得ず廃棄する場合は、次のいずれかの方法で適切に処分してください。不法に投棄したり、自家焼却や野焼きをするのは厳禁です。
1.排出事業者自身で、許可を受けた廃棄物処理業者に処理を委託してください。
産業廃棄物処理業者は 公益社団法人全国産業資源循環連合会のHPから検索できます。
2.市町村が回収・処分している場合は、定められた方法に従ってください。
3.地域共同で適正に回収処分する体制が確立しているところでは、当該システムにより処分してください。
なお詳細については農業工業会「きちんと後片づけをしよう!」を参照してください。
家庭園芸で使用する農薬は、容器包装にリサイクルマークのついている場合には、必要に応じて洗浄し、ラベルをはがして、リサイクルに出してください。
散布むらの調整に使用するなど、ほ場内で使い切ってください。あまった散布液は河川等に流さないでください
水道で洗うことはできません。 洗浄に使用した水は敷地内に散布いただくなど、薬剤が下水道や河川に流れないようにご注意下さい。 洗浄液は農産物や環境に危害のない非農耕地の土壌表面に散布してください。決して河川などの水系に流さないように注意してください。
眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。 誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、ただちに医師の手当を受けさせてください。
皮ふに対して刺激性があるので、皮ふに付着しないよう注意してください。かぶれやすい体質の方は特にお気をつけ下さい。 付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
製品自体ににおいはありますが、散布後においを感じることは少ないと思います。(感じ方には個人差があります)
着色した場合、色を落とす方法がないため使用の際はご注意下さい。
洗濯機での洗浄は可能ですが、着色した場合、色を落とす方法がないため使用の際はご注意下さい。 また、付着した場合は他の洗濯物とは分けて洗浄下さい。
土壌処理にはゴーゴーサン®がおすすめ!
除草剤の種類や使い方を把握して効果的に使用しましょう!
ゴーゴーサン®は幅広い作物の栽培に使用可能な除草剤です。約40~60日の長期間、雑草の発生を抑えてくれます。乳剤と細粒剤タイプがあるので、土壌や使用方法に合わせて適した方を使用できます。ただし、ゴーゴーサン®が使用できない作物もあるので、使用前に説明書やラベルの確認を欠かさないようにしましょう。もし他の除草剤を使用する場合も、除草剤のタイプや使用方法を確認の上、正しく使用してください。
ゴーゴーサン®についての
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