海と日本プロジェクト広報事務局
2023年6月17日(土)12~16時(受付開始 11時30分~)<福井県若狭町 みさき漁村体験施設 みさきち>
(一社)福井環境研究開発は、6月17日(土)に「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~」を開催いたします。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
哲学は「考えることの楽しさ」を知ることができる学問です。「ざわザワ高校」は、高校生に哲学の楽しさを学んでもらい、海のように「とことん深く本質を考え抜く力」を身に着けてもらうことを目的に、6~11月まで、福井県内の海沿いの施設を回り、月に1回開校していきます。
海の近くで開校するのは理由があり、打ち寄せる波、そして海辺に吹く風など、海は不規則で境界がありません。それは子供たちの人生も心も同じで不規則さときちんと向き合う場所として海は絶好の環境であり、割り切れない事を考え抜くのが哲学ではないかと考えたからです。人智が及ばない海に向き合うことで、 ざわザワを感じ、高校生たちが、自分という存在を知ることができます。思春期というのは、人生で一番「哲学者」になる時期ではないでしょうか。高校生が日頃感じている疑問や悩み、興味のあるテーマについて、学校の垣根を超え、とことん考えていきます。
「底の見えない現代社会で、海のようにとことん深く、本質を考え抜く。さぁ、思考の海で溺れよう 」高校生たちが出す答えは、きっと「どこか」で「誰か」をざわザワさせるはずです。
<団体概要>
団体名称:(一社)福井環境研究開発
URL:https://fukui.uminohi.jp/
活動内容:北は東尋坊にみる奇岩断崖が続く越前海岸、南は優美なリアス式海岸の若狭湾と変化に富んだ福井県の海は、北前船などの海上交通の要衝として古くから栄えてきました。また、寒流と暖流が交わる福井県沖は越前がにや若狭ガレイなど海産物の宝庫。(一社)福井環境研究開発では、海に親しみ、大切にする心を育てる運動を進めています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/