マイナビ農業TOP > プレスリリース:メタンガス排出削減関連、牛用飼料の発売

兼松

メタンガス排出削減関連、牛用飼料の発売

公開日:2023年10月12日

兼松
兼松グループの兼松アグリテック株式会社は、農業・食品産業における地球温暖化問題の解決に向けた取組み*として、アマニ脂肪酸カルシウムを添加した乳用牛用および肥育牛用配合飼料の発売を開始いたしました。
今回添加している太陽油脂株式会社製アマニ脂肪酸カルシウムは、肥育牛のゲップ中に含まれる温室効果ガス(メタンガス)の排出削減効果**があると報告されております。


■技術の概要
不飽和脂肪酸を飼料中に添加することで、牛などの反芻(はんすう)家畜のルーメン(第一胃)内でメタン生成の基質となる水素を消費することになり、メタン発生量が低下することが報告されております。過去の事例としては、羊、乳用牛、肥育牛に対して脂肪酸カルシウムを飼料中に添加給与することで、非添加給与時と比較して対象家畜からのメタン発生量が低下した事例があります。

■今後の取組み
親会社の兼松株式会社では、アスエネ株式会社と連携し、CO2排出量の算定から削減まで企業の脱炭素経営をトータルサポートする体制を構築しております。今後はCO2排出量の算定やCO2排出削減活動を行って生産した畜産物の取り扱いを予定しております。

■参照
*兼松、農業・食品産業における地球温暖化問題の解決に向けた農林中央金庫と連携協定
**アマニ油脂肪酸カルシウムによる肥育牛からのメタン発生抑制(農研機構 、2001年)

飼料製造を行う平成飼料株式会社

【お問い合わせ先】

兼松アグリテック株式会社 飼料畜産部門
※お問い合わせ内容に「GHG削減飼料」とご記載ください。
電話 : 048-971-7793
https://www.k-agri.co.jp/contact
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する