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名水美人ファクトリー株式会社

料理好き300人が参加して「前代未聞」の料理教室

公開日:2025年05月14日

名水美人ファクトリー株式会社
オレンジページ × 名水美人ファクトリーが挑む「本格派」カット野菜活用術

カット野菜ともやしを生産販売する名水美人ファクトリー株式会社(本社:大分県竹田市、代表取締役社長:四海翔)は、株式会社オレンジページ(本社:東京都港区、代表取締役社長:立石貴己)との共同企画として、「カット野菜=手抜き」という固定観念を覆し、本格的な料理における活用法を探る実証実験を行います。6~7月の2カ月間、西日本各地の9会場にて。オレンジページが運営する国内最大級の料理教室コミュニティ「クスパ」に登録する先生9名と生徒約300名が企画に参加。名水美人ファクトリーのカット野菜を用いたレシピを考案・調理・試食し、カット野菜が、時短だけでなく「おいしさ」も兼ね備えたスタンダードな食材となり得るか、検証します。

前代未聞の料理教室での企画
「料理教室でカット野菜を使う企画の試みは初めてです!」と話すのは、国内最大級の料理教室コミュニティ「クスパ」運営スタッフ。なぜカット野菜はこれまで料理教室で使われなかったのでしょうか? 理由は単純明快。料理を愛し、手間暇いとわずおいしさを追求するのが料理教室。一方でカット野菜は、野菜の下ごしらえを省き、手早く料理するために開発された食材。両者はベクトルが真逆なのです。これまで、いわば「水と油」だった両者を、敢えてぶつけるのが今回の実証実験です。教室終了後、先生・生徒のみなさまに、カット野菜の味や使用感をご評価いただきます。これによりカット野菜が「料理を愛する方々にもご満足いただける、手軽さとおいしさを兼ね備えた食材」であることを確かめます。

カット野菜の光と影
「『切る・洗う』という手間を省く」というコンセプトの下、カット野菜は開発されました。共働き世帯や単身就労者の増加に伴い、「時短カンタン」ニーズの高まりに応じて、わが国の家庭に徐々に定着してきました。しかし一方で「カット野菜=時短カンタン」というイメージが強すぎるあまり、「一部カテゴリの消費者向けに特化した食材」とみなされているのも事実です(表1.)。「丸ごとの野菜を切って洗うところから始めるのが本当の料理」という意識も根強く、「カット野菜を使うのは手抜き」と指摘されることもあります。

表1. カット野菜購入者の内訳をみると「ワーキングシングルの男性」「DEWKSの女性」の比率が圧倒的に高くなっています。「一部の消費者に偏っている」と言っても過言ではないでしょう(出典:マクロミルQPR) 表2. カット野菜が食卓に上がる回数は前年同月比122パーセント。すべての生鮮野菜のトップにランクイン。急激にカット野菜の利用が伸びています(出典:インテージ・キッチンダイアリー)https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-856239?page=1

需要急増の今こそ
直近の市場に目をやると、2024年冬以降、カット野菜の利用が急増しています(表2.)。野菜相場が高騰し、相対的にカット野菜が安いことが原因でしょう。「時短カンタン」に加え、「低価格」もカット野菜の特徴として認知されつつあるようです。これを境に、共働き世帯・単身就労者以外に利用者のすそ野が広がるのかもしれません。そこで次のように考えました。
この機に「カット野菜=時短カンタン」という限定的なイメージを払拭し、
本格的な料理にも堪えうる「スタンダードな食材」として再評価できないか?

手軽さとおいしさ兼備?
これを試す上で、最高の舞台は料理教室でしょう。そこに集まる先生・生徒は、積極的に料理を楽しみたい方ばかり。そのみなさまに「カット野菜、いいね!」と認めていただけたなら、カット野菜が実はスタンダードな食材であることの証左となるでしょう。今後、女性の社会進出はさらに進み、並行して男性や高齢者の家事参加も進むでしょう。それに伴い、時短カンタンニーズは一層強まるはずです。カット野菜が「丸ごと野菜に並ぶ、料理のスタンダード」として認知され、用途が広がれば、社会全体にとってプラスになるでしょう。