マイナビ農業TOP > プレスリリース:【本日発売】京大からアフリカへ、23歳 新卒駐在員が国際援助の光と影を描いたノンフィクション『荒野に果実が実るまで』集英社新書

認定NPO法人テラ・ルネッサンス

【本日発売】京大からアフリカへ、23歳 新卒駐在員が国際援助の光と影を描いたノンフィクション『荒野に果実が実るまで』集英社新書

公開日:2025年06月17日

認定NPO法人テラ・ルネッサンス
第22回 開高健ノンフィクション賞最終候補作(選考委員:加藤陽子、姜尚中ほか)全国書店とオンラインサイトで本日6/17(火)より発売開始

認定NPO法人テラ・ルネッサンス(理事長:吉田真衣、所在地:京都府京都市、以下テラ・ルネッサンス)ウガンダ駐在員の田畑勇樹(1998年生、大阪府出身)が、アフリカ ウガンダ共和国における国際援助の実態を赤裸々に描いたノンフィクション『荒野に果実が実るまで 新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記』を集英社新書より発売。6月下旬から7月中旬には著者の一時帰国にあわせ、東京・京都・大阪・大分・佐賀・富山などで出版記念イベントを開催予定。
◯書籍概要
タイトル:『荒野に果実が実るまで 新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記』
著  者:田畑勇樹
発売日程:2025年6月17日(火)全国書店とオンラインサイトで
発売開始※電子版も同日発売 
定  価:1,243円(税込10%)
判  型:新書判
発  行:集英社新書、ISBN:978-4-08-721367-6
目  次:
序 章 飢餓の大地に立つ
第1章 援助という世界の洗礼 <2023年2月~3月>
第2章 自然とともにある暮らしを守るために<2023年4月~6月>
第3章 住民の変化に寄り添いながら <2023年7月~9月>
第4章 絶望を超え、歓喜の収穫へ <2023年10月~12月>
第5章 希望の畑に咲く笑顔 <2024年1月~2月>

大学卒業と同時にテラ・ルネッサンスに入職し、アフリカ ウガンダ共和国に駐在した田畑。深刻な飢えによる地域住民の命の危機を目の当たりにし、飢餓の大地における農業支援を構想する。事業実施において経験した国際援助の困難や葛藤を綴った手記を元に、ノンフィクション作家の登竜門『開高健ノンフィクション賞』に応募。受賞には至らずも最終候補作に選ばれ、集英社新書より出版が決定した。「国際援助」や「アフリカ」に馴染みがない読者にこそ手に取ってもらいたい一冊。

集英社新書専用ページ:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents_amp.html?isbn=978-4-08-721367-6
『荒野に果実が実るまで』特設サイト:https://kouyanikajitsu.studio.site/

◯プロフィール 田畑勇樹(たばた・ゆうき)

1998年大阪府出身。2022年3月に京都大学農学部食料・環境経済学科を卒業。同年4月、認定NPO法人テラ・ルネッサンスに就職。海外事業部職員としてウガンダ共和国に駐在。2024年には第22回開高健ノンフィクション賞最終候補作に今作『荒野に果実が実るまで』が選ばれる。現在もウガンダで最貧困層を対象とした農業支援に従事。

◯著者 田畑勇樹コメント
「アフリカ」=「自分とは関係ない遠い場所」。そう思われがちですが、グローバル社会の中でアフリカと私たちの暮らしは確実につながっています。現場の最前線では、日々援助構造の歪みや社会の矛盾を実感します。しかしそれと同時に「アフリカの社会課題」と言われることが、不思議なほど「日本の社会課題」と重なって感じられるのです。だからこそ日頃から「国際援助」や「アフリカ」に関わる方々はもちろんのこと、そういった言葉に触れる機会の少ない方々にこそ、手に取ってもらいたい一冊です。厳しい現実の中で懸命に今を生きるアフリカの人々の物語を、ぜひ一緒に体験してください。それが読者の方々にとって、日本と世界を見つめ直すきっかけになるとすれば、とても嬉しいです。

◯イベントスケジュール
著者が運営する『荒野に果実が実るまで』特設サイト(https://kouyanikajitsu.studio.site/)にて時情報発信いたします。以下は概要が確定しているイベントで、順次追加予定です。

【オンライン】(主催:Nピボ )
日  程:2025年6月20日(金)12時05分~12時55分
タイトル:田畑勇樹 初著『荒野に果実が実るまで』出版記念トークイベント
開催方式:Zoom
申込方法:https://forms.gle/eUUm4NJsr7sRXZhX8

【東京・対面】(主催:認定NPO法人テラ・ルネッサンス)
日  程:2025年6月27日(金)19時~21時
タイトル:フリーランス国際協力師・原貫太 × 新卒アフリカ駐在員・田畑勇樹トークライブ
「飢餓の大地に命の水を・真の国際援助とは」
会  場:GOLDEN EGG インキュベーションスペース
申込方法:https://peatix.com/event/4435738/

【京都・対面】
日  程:2025年7月3日(木)18時30分~20時30分
タイトル:出版記念イベント「なぜ今アフリカについて本を書くのか
~京大からアフリカへ。新卒NGO職員が作家になった理由~」
会  場:Bazzar Cafe  
申込方法:https://kyoto0704ytbook.peatix.com/view

【大分・対面】
日  程:2025年7月4日(金)18時30分~20時30分
タイトル:出版記念イベント「なぜ今アフリカについて本を書くのか
~新卒ウガンダ駐在員が経験した国際協力のリアル~」
会  場:HAJIMARI BEPPU
申込方法:https://0704beppu-talkevent.peatix.com/

【大阪・対面】
日  程:2025年7月12日(土) 14時~16時
タイトル:新卒アフリカ駐在員 田畑勇樹 × 若手起業家 岡山京輔
~真逆のキャリアを歩む二人が描いた「自分らしく生きる」道~
会  場:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)
申込方法:https://osaka0712ytbook.peatix.com/view

◯開高健ノンフィクション賞について
行動する表現者として、旺盛な探究心と人間洞察の結晶を作品に昇華し続けた作家・開高健──。小説のみならず、ルポルタージュ文学の傑作『ベトナム戦記』『フィッシュ・オン』『オーパ!』をはじめとする作品群で日本のノンフィクション文学に大きな足跡を残した同氏を記念し、「開高健ノンフィクション賞」を創設。従来の枠にとらわれない、広いジャンル、自由なものの見方・方法によるノンフィクション作品を募る。
主催:株式会社集英社 、公益財団法人一ツ橋綜合財団
選考委員:加藤陽子、姜尚中、藤沢 周、堀川惠子、森 達也
URL:https://gakugei.shueisha.co.jp/kaikosho/index.html

◯集英社新書について

“知の水先案内人”をキャッチフレーズに、1999年12月に発刊されたレーベル。大量に流れ込む情報の海を泳ぎ渡るための「知識に裏付けされた知恵」を提供=案内する「真の意味での実用書」をコンセプトとする。旬な人物やタイムリーな話題を掘り下げる一方で、集英社ならではのエンターテインメント性と「知」を接続する企画にも挑戦し、幅広い世代が手に取りやすい新書を目指します。

認定NPO法人テラ・ルネッサンス
「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴:地球市民賞(独立行政法人国際交流基金)、社会貢献者表彰(公益財団法人社会貢献支援財団)、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社)、 第4回ジャパンSDGsアワード 副本部長(外務大臣)賞(外務省)、第52回毎日社会福祉顕彰(毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団)、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」(公益財団法人岩佐教育文化財団)、第18回西日本国際財団アジア未来大賞(公益財団法人西日本国際財団)、第10回エクセレントNPO課題解決力賞(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。

名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地:京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:吉田 真衣
設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など
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