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ヤンマーホールディングス株式会社

ヤンマーホールディングスとアクアステージ社が資本業務提携を開始

公開日:2025年06月26日

ヤンマーホールディングス株式会社
ヤンマーホールディングス株式会社と株式会社アクアステージ(以下、アクアステージ社)は、陸上養殖における水質浄化ソリューションの創出をはじめとする事業共創を目的に資本業務提携を開始しました。

アクアステージ社は、独自の水質浄化技術を活用した「完全閉鎖型陸上養殖システム」を開発し、世界初(※)となるシロサケの陸上養殖や、トラフグやビワマス、エビ、ヒラメなどを滋賀県といった内陸地で養殖生産する企業です。「完全閉鎖型陸上養殖(Closed Recirculating Aquaculture System=C-RAS)」は、近年課題となっている海水温上昇の影響を受けず、寄生虫や魚病感染のリスクを完全に排除した水産物生産を内陸地ひいては市街地でも可能にします。この陸上養殖事業の展開を通じて、地域産品のブランド化や安心安全な水産物の価値向上を目指しています。また、独自の水質浄化技術を用いて、世界遺産である京都府宇治市の平等院の阿字池の水質維持管理業務をはじめとした各地の閉鎖性水域の水質浄化事業にも取り組んでいます。

ヤンマーグループは、持続可能な社会「A SUSTANABLE FUTURE」の実現に向け、「食の恵みを安心して享受できる社会」を目指しています。水産業においても「獲る漁業から育てる漁業」を推進し、養殖設備などの海洋ソリューションを提供することで資源を無駄なく使う、持続可能な漁業への貢献に取り組んでいます。

本提携により、アクアステージ社の水質浄化技術とヤンマーのエネルギーマネジメントや流体・熱制御技術といった両社の強みを生かし、新たな環境水系(海水・淡水ともに)の水質浄化ソリューションの創出など、持続可能な養殖業への貢献を目指します。また、ヤンマーグループのネットワークの活用により、アクアステージ社の陸上養殖、水質浄化事業のさらなる拡大に取り組みます。

※リリース発表時点。アクアステージ社調べ。


滋賀県甲賀市の廃校を活用したアクアステージ社の養殖場

■アクアステージ社の概要
会社名:株式会社アクアステージ
代表取締役:大谷 洋士
本社所在地:滋賀県草津市若草1丁目6番9号
事業内容:独自の水質浄化技術を活用した完全閉鎖循環式陸上養殖事業、閉鎖水系の水質浄化業務
URL:https://www.aqua-stage.com

<ヤンマーについて>
1912 年に大阪で創業したヤンマーは、1933 年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHG フリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントとして掲げ、持続可能な社会を実現します。詳しくは、ヤンマーのウェブサイト https://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。

<注記>
記載内容はリリース発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
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