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株式会社MURONE

廃棄トマトを活用した「トマトカルトン」でSDGsを推進

公開日:2025年07月04日

株式会社MURONE
株式会社MURONE×JA横浜 共同開発 トマトがトマトカルトンに!!

 株式会社MURONEは、JA横浜と共同で、横浜市内の農家から無償提供された廃棄トマトを活用し、全国の金融機関や他のJAでも 例のないオリジナルのカルトン『トマトカルトン』を製作しました。
 株式会社MURONEは「規格外農産物のアップサイクル」をテーマに、かながわSDGsパートナー企業であるとJA横浜と共同で開発したものです。

◆トマトカルトンの概要◆                                               トマトカルトンは、横浜市内産の廃棄トマトを活用し、トマト含有率40%を実現しました。これによ り、既製カルトンと比べて約40%のプラスチックを削減しています。 1個あたり廃棄トマトを約3.7kg分使用し、乾燥粉砕後は約120gとなります。無着色、無塗装で 製造され、製造個数は240個です。 完成したトマトカルトンは、6月2日から一部の支店(金融・共済事業等の営業店)で使用を開始し、 7月1日からはJA横浜直営の農産物販売店舗「ハマッ子」直売所でも使われています。

◆取り組みの目的◆
 この取り組みは、販売することも食べることもできない廃棄農産物を支店や直売所で使用するカルトン に変えることで、廃棄ロス削減と脱プラスチックの実現を目的としています。

◆廃棄トマトの活用フロー◆
 1.担い手農家からJA横浜の職員が廃棄トマト(落果や未熟果といった食用として利用できな い果実)を集荷(計 907kg)
 2.加工・製造は株式会社MURONEが担当
 3.水洗い、腐食部分のカット
 4.乾燥、粉砕、加工

 株式会社MURONEはJA横浜と今後も地域の農家と協力し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けてまいります。

【株式会社MURONE代表 室根貴之より】

 MURONEが積み上げてきた加工技術を生かし、JA横浜と協力することによってトマトをアップサイクルすることができました。これからも製造業の視点からSDGsへの取り組みを続けることで、新しい産業のスタイルに挑戦していきたいと思います。

・MURONEについて会社名:株式会社MURONE代表:代表取締役社長 室根 貴之設立:1969年7月1日事業内容:マシニング加工・鋳物加工、企画、開発、設計、組立、SDGs関連所在地:神奈川県横浜市鶴見区獅子ヶ谷2-39-53URL:https://murone.co.jp/Instagram:https://www.instagram.com/hoamurone/
JA横浜からのプレスリリースはこちら
https://ja-yokohama.or.jp/oshirase/20250704_release
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