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(株)ビビッドガーデン/食べチョク

クマなどの鳥獣被害が拡大し9割の生産者に影響。自治体支援は約半数程度にとどまる

公開日:2025年11月07日

(株)ビビッドガーデン/食べチョク
食べチョクが緊急調査を実施し特集ページを公開

1万軒を超える生産者ネットワークと、認知度・利用率など9つのNo.1(※1)を持つ日本最大の産直通販サイト(※2)「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋元里奈)は、深刻さを増すクマ・イノシシ・ハクビシンなどによる鳥獣被害(※3)について、生産現場への影響を調査しました。(※3)鳥獣被害とは、野生の鳥や獣が、農作物・森林・水産資源、さらには人の生活や財産に与える被害のことをいいます。

調査の結果、76.9%の生産者が「今年、鳥獣被害が発生している」と回答。そのうち51%が「例年よりも被害が多い」と回答しました。クマの出没・被害については、全体のうち26.2%の生産者が「今年は出没や被害が増えている」と回答。そのうち46.4%が東北地域、26.8%が信越地域であり、特に東北地域では72%の生産者がクマ出没頻度の増加を感じていると答えました。

また、鳥獣被害に対する自治体支援について35.7%が「支援なし」と回答しており、支援の拡大余地も明らかになりました。食べチョクでは調査結果を受け、鳥獣被害に遭った生産者の商品を「食べて応援」できる特集ページおよび生産現場の声をまとめた特設ページを公開。日本最大の産直通販サイトとして、今後も環境変化や災害に直面する生産現場の実情を伝え、生産者と消費者が共に持続可能な食の未来を考えるきっかけを提供してまいります。

鳥獣被害に遭った生産者を「食べて応援」する特設ページ:
https://www.tabechoku.com/feature_articles/wildlife-damage-support-202511

生産現場の声をまとめた特設ページ「地球の異変 ~生産現場から届く声~」:※随時更新
https://www.tabechoku.com/feature_articles/summary-report-environment

・調査実施の背景

今年に入り、全国的にクマによる被害が増加しており、生産者から「被害が深刻」「対策費がかさむ」といった声が多く寄せられています。そこで食べチョクは、クマをはじめとする鳥獣被害が生産現場に与える影響や、各生産者の対策状況を把握するため、緊急アンケート調査を実施しました。

気候変動や生産環境の変化など、厳しい状況が続く中でも、生産者たちは真摯に生産に向き合い、新たな可能性を模索し続けています。食べチョクは、こうした現場の実情や生産者のこだわりをわかりやすく伝え、生産者と消費者がともに未来を築くための「つながりの場」を提供し続けてまいります。

・生産者に行った鳥獣被害に関する実態調査の結果サマリー

■調査概要
調査対象:食べチョクに登録している全国の生産者
調査期間:2025年11月2日(日)~6日(木)
調査方法:インターネットによる任意回答
回答人数:130人

■約8割の生産者が「今年、鳥獣被害が発生している」と回答
「2025年に鳥獣被害が発生している」と回答した生産者は、76.9%に上りました。

■5割以上の生産者が「例年より被害が増えている」と回答
今年鳥獣被害が発生していると回答した生産者のうち、51%が「2025年に鳥獣被害が例年よりも多い」と回答。一方で、「例年並み」は39%、「例年より少ない」は10%となりました。

■約9割の生産者が「売上への影響を実感」
今年鳥獣被害が発生していると回答した生産者のうち、「1~10%程度の売上減」と回答したのは63.3%に上りました。さらに「11~20%程度の売上減」が19.3%、「21~30%程度の売上減」が10.1%、「41~50%程度の売上減」が1.8%となり、合計94.5%が売上に何らかの影響を感じていることが分かりました。

・生産者に行った鳥獣被害に関する実態調査結果詳細

■被害をもたらす野生動物は、鳥・イノシシ・ハクビシンなど多様
被害をもたらす主な野生動物は、鳥(17.6%)、イノシシ(16.8%)、ハクビシン(14.8%)、シカ(10.9%)、アライグマ(10.1%)、モグラ(6.4%)、サル(4.2%)、クマ(3.6%)、アナグマ(3.1%)、タヌキ(2.8%)。その他も含めると計20種類にのぼり、多様な害獣による被害が発生していることが明らかになりました。

■8割以上の生産者が、鳥獣被害への対策を実施
被害の有無にかかわらず、82.9%の生産者が何らかの対策を行っていることが分かりました。

■自治体支援を受けている生産者は約5割にとどまる
今年「自治体から鳥獣被害対策の支援がある」と回答した生産者は56.6%。一方で35.7%は「支援がない」と回答しており、自治体の支援が十分に行き届いていない現状が浮き彫りになりました。

・生産者に行ったクマ被害に関する実態調査結果

■全国では約3割の生産者が、クマの出没や被害の増加を実感
2025年にクマの出没や被害について「例年より増えている」と回答した生産者は20%。「例年並み」と回答した6.2%を合わせると、全国の26.2%がクマの出没や被害の増加を実感していることが分かりました。

■地域別では、東北が約5割・信越が約3割・関東が約2割
2025年のクマの出没や被害が増えていると回答した生産者のうち、46.4%が東北地域、26.8%が信越地域、17.9%が関東地域でした。特に東北地方では、被害や出没の増加を感じる生産者が目立ちました。

■東北地方では7割以上が「クマ被害の増加を実感」
アンケートに回答した生産者のうち東北地方の生産者に絞ると、2025年にクマの出没や被害が「例年より増えている」と回答した生産者は72.2%。「例年並み」11.1%を合わせると、83.3%がクマの出没や被害を実感していることが分かりました。

■信越地方でも約4割が「クマ被害の増加を実感」
アンケートに回答した生産者のうち信越地方の生産者に絞ると、2025年にクマの出没や被害が「例年より増えている」と回答した生産者は42.1%。「例年並み」15.8%を合わせると、57.9%がクマの出没や被害を実感していることが分かりました。

■クマの出没や被害状況・対策・自治体対応に関する生産者の声
クマの出没状況や被害、対策、自治体の対応に関する生産者の声を紹介します。

<クマ被害に関する現状動画>
山形県上山市・長沼果樹園提供