県内農業の特色

山梨県の農業を知りたい

ARTICLE 02: 県内農業の特色

おいしい未来へやまなし

山梨県は、「おいしい未来へやまなし」を農畜水産物ブランドのキャッチフレーズとして設定し、積極的に発信しています。清らかな水、豊かな緑、降り注ぐ光といった恵まれた環境の中で育まれる山梨の農畜水産物を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。ここでは主要な取り組み・特産物をピックアップして紹介します。

1: アニマルウェルフェア

アニマルウェルフェアとは、家畜が健康的で快適に生活できるよう配慮する飼育方法を指します。山梨県は、全国の自治体で初めて独自のアニマルウェルフェア認証制度を策定し、家畜のストレスを減らし、行動要求を満たす飼育環境を提供しています。この取り組みにより、動物福祉の向上と安全な畜産物の生産を目指しています。

2: 4パーミル・イニシアチブ

4パーミル・イニシアチブは、土壌中の炭素量を年間0.4%（＝４‰）増加させることで、大気中に発生される二酸化炭素の量を実質ゼロにすることを目指す国際的な取り組みです。山梨県は国内の地方自治体として初めて参加し、果樹の剪定枝の炭化や草生栽培などを通じて土壌中の炭素貯留を推進しています。この取り組みにより、脱炭素社会の実現を目指しています。