みなさん、暑い夏をどう乗り切っていますか?最近話題の「冷やし甘酒」。
甘酒という体を温める冬の飲み物というイメージですが、昔から飲む点滴と言われ、クーラーや扇風機のない時代の体力回復には欠かせないものだったそうです。
発酵させた米麹にひとアレンジして、飲みやすくした「平成の冷やし甘酒」をご紹介します。
「甘酒の素」※冷蔵庫で1週間程度
<材料>
・米麹(乾燥) 200g
・水 300~350㎖
<作り方>
1.米麹はバラバラにほぐしておきます。
魔法瓶に湯を入れて温めておきます。
2.鍋に分量の水を入れて火にかけ、65℃になるまで加熱し火を止めます。
5.しっかりと蓋を閉めて、そのまま8から10時間おきます。
麹が水分を吸い、とろりとなって甘みが出ていれば出来上がりです。
「米麹の冷やし甘酒」
コップに甘酒の素1:調整豆乳2の割合で入れ、氷とスライスしたレモンを飾ります。
<作り方のポイント>
米麹はできたら板麹を。
バラ麹に比べ、板麹には表面に麹菌が沢山ついているので、仕上がりの甘みとコクが違います。
麹菌は70℃以上だと失活してしまうので、必ず温度計を使いましょう!
65℃程度に湯を温めるのがおすすめです。
発酵させている間に温度が下がってしまった場合は、もう一度鍋に戻して弱火で温めましょう。
あまり保温機能がない場合は4時間ほど経ったら、温めなおすとよいでしょう。
じっくり時間をかけて待つことで、「これがお米なの」と思うほどの深い甘みが生まれます。
この甘みは麹が作り出す「ブドウ糖」。つまり点滴と同じと言われる所以です。
からだへの吸収も早いので、夏バテ防止にぜひおすすめです。