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「マイナビ農業」編集部が初挑戦! オリジナルビール「マイナビール」づくりリポート【前編】

「マイナビ農業」編集部が初挑戦! オリジナルビール「マイナビール」づくりリポート【前編】

2017年8月1日のサイトオープンを記念して、オリジナルビール「マイナビール」をつくることになりました。ビールに関しては素人の「マイナビ農業」編集部が、実際に醸造所に足を運び、オリジナルビールをつくったその様子を前編・後編でお届けします。
前編では、打ち合わせから原料選びまでをお送りします。

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世界には「農作業をしながら飲むためにつくられたビール」があることをご存知でしょうか。ベルギーでは昔から、農家が夏の農作業中に喉を潤せるよう、冬から春先にかけてつくっていた「セゾン・ビール」が存在します。

2017年8月1日にオープンした「マイナビ農業」では、そんなセゾン・ビールのように、気軽に飲んでもらえるビールをつくりたいと考えました。そこで、サイトオープンの記念として今回、編集部の手によってオリジナルビール「マイナビール」をつくることにしました。

今回は編集部によって「マイナビール」をつくっている様子をリポートします。

昔ながらの酒蔵で手作りビールをつくる

7月某日、「マイナビ農業」編集部が「マイナビール」をつくるために向かったのは、茨城県那珂市に位置する木内酒造。1832年から続くこの木内酒造では、1994年の酒税法改正からビールづくりも行い、「常陸野ネストビール」として現在に至るまでにこだわり抜かれた様々なビールをつくりつづけています。最近ではスーパーなどでも販売されていることが増えている「常陸野ネストビール」、ラベルに描かれている、このフクロウを目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。そんな木内酒造では、誰でもオリジナルビールをつくることができる「手作りビール工房」(※)が開かれています。今回はこの「手作りビール工房」にて「マイナビ農業」編集部がオリジナルビール「マイナビール」をつくりました。

手作りビール工房の流れは以下のようになります。

まずは打ち合わせからスタート

ビールづくりを始める前に、まずはどんなビールをつくりたいのかを想像しながら4つのスタイルのビールを試飲して話し合っていきます。

手作りビール工房では、小麦を使って苦みの少ない「ホワイトエール」、甘みがありながらもしっかりとした苦味のある「ペールエール」、麦の甘みを感じる「アンバーエール」、香ばしい苦味と甘みのある「スタウト」の4種類から元となるスタイルを選んで、ビールをつくります。さらにスタイルを決めた後は、苦味や色合いを好みに合わせて可能な範囲で調整することできます。

普段クラフトビールを飲む機会が少ないという編集部のメンバーは、実際にそれぞれ味わいの異なるビールを試飲しながら考えていきます。「ホワイトの色、明るい色で爽やかだからいいかも」、「アンバーエール、美味しい!」、夢が膨らむ一方で、「全部美味しくて決められない」と悩ましい悲鳴が上がる場面もありました。最後は編集部のメンバーの投票にて、全員一致で美味しかったと票を集めた「アンバーエール」のスタイルで、ビールをつくることが決定しました。そこから更に試飲した元のアンバーエールよりも苦味を和らげてもいいのではないか、などと意見を出し合い、理想の味わいを求めてビールのイメージを細かく決めていきます。

ビールの原材料として使用されるのは麦芽、ホップ、水、酵母の4つ。麦芽はビールのスタイルを決めたところで、使用する麦芽が決まりました。続いて苦味と香りをつけるビールにはとても重要なホップを選びます。パックされたホップ、ひとつひとつ香りを試しながらイメージを固めていきます。今回は少しマイルドなハーブのような香りがする「ザーツ」、クラフトビールによく使用され、柑橘系の香りが特長の「カスケード」、そして編集部が名前に惹かれた「チャレンジャー」の3種類をセレクトしました。

自分たちで身体を動かしながら、つくり上げていくオリジナルビール

どんなビールをつくるか決めたところで、さっそく麦芽の計量です。指定された「ペールモルト」、「ミューニックモルト」、「クリスタルモルト」を指定された量になるよう、量っていきます。今回360本分のビールをつくるために使用する麦芽の合計はおよそ13kg。「なかなかの肉体労働!」と編集部の男性陣が中心となって力を合わせます。麦芽の入ったバケツのフタを開けると、一気に麦の甘い香りが広がります。「香りや重みも麦芽の種類によって異なって面白い!」、「指定された量を目測で掬えるようになってきた」と最初はおっかなびっくり進めていた計量も、後半に差し掛かるにつれて段々と手慣れてきた様子でした。

計り終えた麦芽は機械にて破砕します。細かく砕かれることによって、さらに香りが強くなります。どこか懐かしく感じるその香りを「ゴマみたいな香りがする」と表現した編集部メンバーもいました。ここまで大きなバケツ4つ分に計った麦芽ですが、ここ 造り上げた味の美味しさはひとしおです。しお楽しんでみてくださいで1つのバケツの重さが足りないアクシデントが発生。計りそこねた麦芽があったようで、「みんなで確認していたはずなのにどうしてなのか」と混乱しつつも、再度計り直すことで事なきを得ました。

次回はいよいよビール完成です。

1種類のビール・330ml瓶45本コースから予約できます。

取材協力:木内酒造 手作りビール工房(http://hitachino.cc/visit/tezukuri.html)

編集:ビール女子編集部

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