いまの福島を伝えるために。「ねだんのない八百屋」という取り組み。 – マイナビ農業

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いまの福島を伝えるために。「ねだんのない八百屋」という取り組み。

いまの福島を伝えるために。「ねだんのない八百屋」という取り組み。

2017年09月06日

福島の農家を束ねて販路の開拓などを行うNPO法人「がんばろう福島、農業者等の会」が始める「ねだんのない八百屋 Stand」という新たな取り組み。その第一弾として開かれた東京・恵比寿での企画店舗を訪ねました。

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いまの福島を味わってもらいたい

東京都渋谷区と港区にまたがる複合施設、恵比寿ガーデンプレイス。休日は家族やカップルで賑わう場所だが、ここでは毎週日曜日に「YEBISU Marche」という市場が開催されている(2017年8月現在)。野菜や米、果物から加工品まで様々な商品を扱う店舗が立ち並ぶが、ある週末その一角に「ねだんのない八百屋 ふくしまStand」という看板を掲げたお店が現れた。

文字通り、売られている野菜や果物に値札は付いていない。かわりに、置かれている料金シートに金額を記入して、自分の好きな値段で買うことができる。

運営しているのは、NPO法人がんばろう福島、農業者等の会。法人の代表であり、企画の主催者である齋藤登(さいとうのぼる)さんに狙いを聞きました。

「この企画は、『福島の農家のいま』を知ってもらいたいと思って始めました。東日本大震災から6年半。いまでも、東京のスーパーで福島産の野菜や果物を見ることはあまりないと思います。たまに見かけても、他の産地より安く売られているのが実情です。福島のことが、ニュースで取り上げられることも減りました。

ニュースが減り、価格が下落してもなお、私たち福島の農家は変わらず真心を込めて野菜や果物をつくり続けています。

農産物は出荷前に必ず放射能測定をしますし、減農薬や減化学肥料によって、トータルな安全性を目指しています。原発事故という途方もないハンディがあったからこそ、私たち福島の農家は世界で一番安全で世界で一番おいしい食べ物を目指さなくてはいけない。その覚悟と希望がつまったお米や野菜や果物を食べてもらい、いまの福島をしってほしい。そんな思いでこの企画を立ち上げました」。

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