道の駅グルメから地方創生を目指す
道の駅グルメが一堂に会し、グランプリをかけてしのぎを削る「道-1グランプリ2017」。今年は「北関東三県ウマいもん合戦」も併催し、群馬県、栃木県、茨城県の秋の味覚も集合。さらに来場目標は前年の4倍となる10万人を見込んでおり、来場者の投票によって決定されるグランプリも白熱した戦いが繰り広げられることが予想される。
昨年の覇者、栃木県「道の駅もてぎ」のゆず塩らーめんは、グランプリ受賞後、売り上げが6倍になるなど大盛況。こうして道の駅から地元を盛り上げることもこのイベントの醍醐味です。
グルメはもちろん、ご当地キャラクターショーや、ご当地アイドルのパフォーマンス、八木節などの伝統芸能の披露もあり、見どころも盛りだくさん。行楽シーズン真っ只中、家族と、友人と、お腹も心もいっぱいに満たされるイベントに足を運んでみませんか。
みんなでシェアして少しずつ味わうもよし、王者誕生の瞬間を目撃するもよし。様々な視点で一日中楽しめるイベントです。
頂点を目指し集結する29品を紹介!
※参加する駅、出品するグルメは変更になる可能性もございます。
マイナビ農業が注目する個性豊かな3品を紹介
■食を通じて地域を元気に。旭川の風土と食文化が生んだ「旭川しょうゆ焼きそば」
道の駅あさひかわ北海道旭川市「旭川しょうゆ焼きそば」
優れた食材に恵まれた北海道旭川市。地域を盛り上げようと、焼きそばを新たなご当地グルメとして広めるべく、地元のこだわりを追求した焼きそば用の米粉麺としょうゆダレを開発。焼きそばには、旭川産米粉と道産小麦を配合したモチモチ食感が特長の麺、旭川で製造されたしょうゆダレ、具材には旭川(上川)産の食材をふんだんに使用しています。
今回紹介する焼きそばは、具材に鶏の砂肝とレバーを使った、うまみが凝縮された一品です。
■主役は塩!日本で唯一残る揚げ浜式製塩で作る「釜茹でジャガイモ」
道の駅すず塩田村石川県珠洲市「釜茹でジャガイモ」
能登半島の北に位置する石川県珠洲市、道の駅すず塩田村。この地域は今でも500年前とほぼ同じ製法で、塩を生産しています。「揚げ浜式製塩」という製法は、汲み上げた海水を砂浜にある塩田にまいて、太陽の力で乾燥させて、塩の結晶がついた砂ごと集め、さらに海水を足すことで塩分濃度の高い「かん水」を作り、釜で煮詰めて塩を作るという手間と時間のかかるもの。できあがった塩で茹でたジャガイモは、塩のほんのりした甘みと、海水のうまみを存分に味わうことができます。
■くじら食文化を守りたい。「くじら串カツ」で町おこし
道の駅和田浦WA・O!千葉県南房総市「くじら串カツ」
南房総市和田町は、現在でも捕鯨が行われている「くじらの町」です。地元では古くから当たり前に食べられていたくじらですが、日本全体ではくじら食文化が忘れられようとしています。その危機感から生まれたのが、くじら串カツ。少し高級な「つち鯨」を使用した串カツは、クセがなく食べやすい味わいです。
「道-1グランプリ2017」スケジュール・アクセス
【開催日時】2017年10月28日(土)・29日(日)
いずれも10:00から15:00まで。
【開催場所】群馬県桐生市運動公園
■会場への交通アクセス
【電車を利用する場合】
上毛電鉄上毛線 桐生球場前から約150m
東武桐生線 桐生球場前から約150m
わたらせ渓谷線 運動公園前から約600m
【車を利用する場合】
北関東自動車道 太田薮塚I.Cから約11.6km
※当日は公共交通機関でのご来場をおすすめします。
【公式ホームページ】http://michi-1.jp/