北海道100%オーガニック小麦を使用した創業70年の「シロクマベーカリー」 – マイナビ農業

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生産者の試み

北海道100%オーガニック小麦を使用した創業70年の「シロクマベーカリー」

北海道100%オーガニック小麦を使用した創業70年の「シロクマベーカリー」

最終更新日:2017年12月19日

北海道札幌市にあるパン屋「シロクマベーカリー」は、北海道産の有機小麦のみを使用したオーガニックパンを製造販売しています。有機小麦にこだわった「シロクマベーカリー」を運営する、シロクマ北海食品代表の荒川伸夫(あらかわのぶお)さんにお話をうかがいました。

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“生産者の顔が見える”北海道産の有機小麦100%

1947年の創業以来、現在も変わらず昔ながらのパン作りを続けるのは、札幌市内の人気店「シロクマベーカリー」です。食べ物の国内自給率の低さが問題視されはじめたこともあり、1997年から北海道産小麦にこだわったパン作りを始めました。2009年からは食の安全性を考慮し、有機小麦でのパン作りに取り組みました。おいしくて安全なパンを作りたいという思いを胸に、北海道の農家の方と畑作りから協働して生産した小麦が、有機JAS認証を取得。その小麦を100%使用したオーガニックパンが完成し、現在に至るまでたくさんの方に愛され続けています。

それほどまでに有機小麦にこだわったのはなぜだったのでしょうか。

「1980年代後半、輸送中の虫やカビを防ぐことを目的に、収穫後の穀物や果物に農薬を使うポストハーベストが問題になりました。日本の消費量のうち8割近くを輸入品に頼っている小麦についても同様です。これらを食べる消費者から心配する声が強まりましたが、私たちが着目したのは、毎日のように農薬を扱う農家です。実際、多くの農家で皮膚や呼吸器をはじめとする健康問題が起こり始めていました。パン作りにとって大切なビジネスパートナーでもある小麦農家の問題から目をそらすことはできない。農家の方々の健康を守りたいと考えました」。

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