実家のレシピで熊本県表彰事業金賞受賞 未来へ伝えたい「農家のおやつ」 – マイナビ農業

マイナビ農業TOP > 生産者の試み > 実家のレシピで熊本県表彰事業金賞受賞 未来へ伝えたい「農家のおやつ」

生産者の試み

実家のレシピで熊本県表彰事業金賞受賞 未来へ伝えたい「農家のおやつ」

実家のレシピで熊本県表彰事業金賞受賞 未来へ伝えたい「農家のおやつ」

2017年10月27日

熊本県のある農家で代々受け継がれてきた、素朴なおやつが人気を呼んでいます。甘夏の生産からスタートした農家の4代目である濱崎智久(はまさきともひさ)さんは、自分の田畑で育てた農産物を自ら加工し、パッケージ製作、販売まで一貫して行う6次産業化に取り組んでいます。2014年に自社ブランド「田舎工房~農家のおやつ」を立ち上げた濱崎さんの工房にお邪魔してきました。

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

子どものころから慣れ親しんだ「農業」と「我が家のおやつ」

熊本県南部に位置し、海と山に囲まれた葦北郡芦北町(あしきたぐんあしきたまち)。八代海に面する美しいリアス式海岸は県立自然公園に指定されており、夏になると海に訪れる多くの人々で賑わいます。

温暖な気候に恵まれ、甘夏や不知火などの柑橘を始め、様々な果物や野菜の栽培が盛んなエリアです。中でも1948年に栽培が始まった甘夏は、現在、出荷量全国1位を誇る特産物です。そんな自然豊かな町の中に、実家である古民家の一角を改装した濱崎さんの工房があります。

濱崎さんは、3人兄弟の長男として芦北町に生まれました。柑橘類やダイコン、ホウレンソウなど季節の野菜を手掛ける農家を生業としていた祖父母と父母は、収穫した甘夏やサツマイモ、ソラマメなどを使って毎日のように子どもたちのために、おやつを作っていたそうです。お彼岸など四季折々の行事の際には、手作りの団子や饅頭を近所の人にふるまっては喜ばれていました。濱崎さんも、弟や妹と共に幼い頃から台所に立ち、団子を丸めたり柏の葉でくるんだりといったお手伝いをやっていたといいます。

地元の短大卒業後は、熊本市内でサラリーマンとして勤務。休日は実家に戻って農作業を手伝う日々を送っていましたが、4年前の2013年に父親が亡くなったことをきっかけに、腰を据えて農業に取り組み始めました。

1 2 3

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

関連記事

カテゴリー一覧