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持続可能な農業を目指して 国際GAP認証「グローバルGAP」

持続可能な農業を目指して 国際GAP認証「グローバルGAP」

2018年02月01日

農産物の安全性やトレーサビリティ、農業による環境保全が求められる中、適正農業規範の国際的な基準を示すGLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)認証の取得が進められています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは提供する食材の基準となり、2017年には認証取得に関する費用の一部が助成の対象になりました。一般社団法人GAP普及推進機構/GLOBALG.A.P.協議会の専務理事、今瀧博文(いまたきひろふみ)さんにお話をうかがいました。

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グローバルGAPは持続可能な農業のためのガイドライン

そもそもG.A.P.(ギャップ)とは、「GOOD(適正な)」、「AGRICULTURAL(農業の)」、「PRACTICES(実践)」の略で、あるべき農業の形を実践的に示した規範やガイドラインのことです。それらを証明する国際認証の仕組みの一つをグローバルGAPといいます。

1997年にEUで創設された「ユーレップGAP」が前身で、その後2007年に「グローバルGAP」となり、今日では世界130ヶ国に普及しています。また、国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)の取り組みにも協力しています。

「グローバルGAPには、果樹・野菜分野で218の生産工程管理項目があります。これらは食品安全、生産物の追跡可能性ともいわれるトレーサビリティ、作業従事者の労働安全と健康、生物多様性を含む環境保全という4つの柱からなり、最終的には持続可能な農業生産を目指しています。

国内で取り組める、最も国際的に普及した認証なので、海外輸出の際にはこの認証が前提条件となることが多いです。グローバルGAPは輸出を考える方だけのものだけではありません。農業の効率化を進め、改善するべき点を知ることで、農業に従事するすべての方にメリットとなるでしょう」。

またグローバルGAPは、他の品質保証の認証マークの使い方と混同されやすいです。生産物の品質に対する認証ではなく、生産工程管理の認証となるものです。

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