新登場!オンライン市場「831seri.com(ヤサイセリ)」が農家とバイヤーを直接つなぐ
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新登場!オンライン市場「831seri.com(ヤサイセリ)」が農家とバイヤーを直接つなぐ

新登場!オンライン市場「831seri.com(ヤサイセリ)」が農家とバイヤーを直接つなぐ
最終更新日:2019年06月20日

JA全青協(JA全国農協青年部組織協議会)の会長を2010年に務めたトマト農家「キャルファーム神戸」の大西雅彦(おおにし・まさひこ)さん。ダイレクトに購入者へ野菜を届けるオンラインシステムを青果業者・IT企業と共同開発し、新たな流通をはじめます。農家とバイヤーをスピーディにつなぎ、地域の食をより豊かにする画期的な仕組みを取材しました。

地域の食を盛り上げる流通

―現在の青果流通についてどう思いますか?

野菜は農協や青果卸売市場を通して、それぞれの地域や全国各地に届けられてきました。現在は大手スーパーなどの権限が強くなり、市場外流通も増え、青果業者や八百屋さんが地元の農産物を手に入れることが難しくなってきています。

自由競争が進んで契約出荷が増えましたが、地域内での流通も活性化させる必要があるのではないでしょうか。良い農産物を作る農家と、それを仕入れて届ける人を繋ぐことで、地域の食ももっと盛り上げていきたいんです。

―それをオンラインサイトで実現したのですね

仲卸業界の若手ホープである株式会社アグリカルテットの田中哲平(たなか・てっぺい)君と組み、IT企業などの協力を得ながらオンラインシステムを構築しました。生産者、仲卸、小売販売、ITの4分野の専門家が議論を重ね、練り上げた自信作です。

田中さん(左)は10年以上青果流通に携わり、多くの生産者を訪ねてきた

ヤサイセリ831seriの仕組み

―ヤサイセリの特徴を教えてください

農家が収穫した野菜をサイト上のマイショップにアップし、それをバイヤーが見て発注します。発注が来たら、農家は直接バイヤーに商品を発送します。代金決済はヤサイセリが行います。初期登録の方法も簡単ですから、パソコンかスマホがあればすぐできます。

青果卸売市場でのセリの代わりに、ヤサイセリでは農家と青果業者の双方からあらかじめヒアリングをして情報を共有しています。そういったアナログな部分も大事にすることで、ミスマッチをできるだけ無くしています。

―購入するのは一般消費者ではなくバイヤーなのですね?

ヤサイセリは一般的なオンラインショップではありません。たくさん収穫できた青果をまとめて売るための“セリ”を可能にしたサイトです。セリの機能を持ったサイトが今までなかったんですね。販売は箱単位が基本ですから、購入者は青果業者や八百屋などの仕入れ担当者さんを想定しています。

ヤサイセリ831seriのメリット3

―スピーディな売買が可能ですか?

オンラインの強みとして、速さは最大のメリットと言えるでしょう。農作物は自然からの旬の恵みです。心を込めて作った野菜を美味しく食べてもらうために、農家なら誰でも新鮮なものを届けたいと思っています。オンラインなら、午前中に収穫した野菜を昼にアップして、その日のうちに注文を受けることも可能です。実際の市場に出荷していたら、どうしても数日はかかってしまいますからね。

―青果業者にもメリットがありますか?

市場でのセリと違って仲介業者を介さないため、日数とコストを最低限に抑えられます。市場に足を運ばずに、より安く、より美味しい野菜を手に入れることが可能です。

―忙しい農家でも出店できますか?

むしろ、忙しい農家にこそオススメしたいですね。ヤサイセリで代金決済ができますので、納品書・請求書を作成する必要がありません。私だけでしょうか、これに時間を取られるのが悩みの種でした。

農家ごとの情報も詳細に掲載していますので、商談のための資料作成がなくなります。ご自身のホームページとしても使えて、効率よく情報発信できるというメリットもあります。

アナログ×ITで地域の食を活性化させたい

―今後の目標はありますか?

農家は事務作業や商談の時間を減らし、より栽培に集中できるように。青果業者は良い農産物を、より手軽に仕入れられるように。ヤサイセリは双方の理想を実現するシステムを目指しています。

単なる農産物のマッチングサイトではなく、地域の食を豊かにしていくために農家と青果業者をつなぐシステムとして、これからもヤサイセリを進化させていきたいと思います。


831seri(ヤサイセリ)

キャルファーム神戸

写真提供/キャルファーム神戸

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