【楽しむ】とれ立て新鮮が勢ぞろい!お買い物天国
南房総の内房側の玄関口として、多くのドライブ客を迎える道の駅富楽里とみやま。2017年には、有名旅行クチコミサイトの「全国道の駅ランキング」で3位に輝きました。
観光客をひきつける魅力のひとつに、地元の海の幸・山の幸が集結した市場があります。
南房総・富山地域約350人の生産者らが作った、野菜や切り花を毎朝入荷する「豊作市場」には、季節ごとにびわやみかんなどの地元・南房総の特産物が勢揃いします。
漁協直営の「大漁市場」では、近くの小浦漁港で水揚げされた地魚が選り取りみどりなかなか出回らない珍しいお魚が購入できるのも楽しみ。珍しさから食べ方が分からなければ、是非売り場に聞いてみてください。
「直売所は年間を通して人気です」と杉本和彦(すぎもと・かずひこ)駅長。「土日にはいつも開店をお待ちいただくお客様で行列ができておりますが、年末年始には特に多くのお客様が行列を作っていらっしゃいました」と話します。まるでお正月のセールのようなにぎわいだったそう。
「ハイウェイオアシス」として高速道路に隣接し、東京駅や横浜駅など都心近くからの高速バスも停まるため、車がなくてもアクセスは抜群。周辺観光の前後に寄って、土地の恵みをお土産に持ち帰るのはいかがでしょうか。
【味わう】南房総名物のオールスターが集結!
近藤牧場の絶品ミルクスイーツは必食!
日本酪農の発祥の地、南房総。道の駅富楽里とみやまからほど近い近藤牧場では、希少種のブラウンスイスや、ガンジー種などの乳牛を育てています。ブラウンスイス種のミルクは、たんぱく質が豊富で美味しくスイーツにぴったり。道の駅富楽里とみやまには、牧場直送の新鮮なミルクをふんだんに使ったアイスやソフトクリームが味わえる直営店があります。
注目は、スペインの伝統菓子「クレマ・カタラーナ」(1,300円)。カスタードプリンをアイスクリームのように仕立てた、クリーミーなフローズンデザートです。近藤牧場の新鮮な牛乳とクリーム、地元産の卵を使って丁寧に焼き上げ冷凍しました。贈答用やお土産用として人気だそうです。
「房州びわ」ブランドで有名な千葉県のビワ生産量は、全国2位を誇ります。そんな特産を「びわソース」に使い、自家製リコッタチーズと卵黄・生クリームでなめらかに仕上げた、ババロア風プディング「リコッタ・プディング~びわソース~」(310円)も必食です。
あったかつみれをハフハフ!地の魚を使った優しいメニュー
駅長いちおしのグルメは、「つみれ汁」(200円、ライス付きは300円)。丸々と大きなつみれ団子が2つ入った、温かいお汁の優しい味は胃に沁みわたります。道の駅で楽しめるつみれには、イワシとコノシロの2種類があり、最近は珍しさもあって特にコノシロが人気だとか。コノシロのつみれ汁は、2階軽食コーナーの「菜の花」でどうぞ。