ワンランク上の農業へ!役立つ資格の取り方、使い方 ~食育アドバイザー~

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ワンランク上の農業へ!役立つ資格の取り方、使い方 ~食育アドバイザー~

連載企画:ワンランク上の農業へ!

ワンランク上の農業へ!役立つ資格の取り方、使い方 ~食育アドバイザー~
最終更新日:2019年02月28日

最近よく耳にする「食育」という言葉。近年、子どもたちの栄養が偏り、食生活の乱れが健康や成長に与える影響が問題視されており、食に関する正しい知識を伝え、教育に取り入れる「食育」が注目されています。
「ワンランク上の農業へ!役立つ資格の取り方・使い方」第七回では、お子さんがいる家庭に生産物の魅力を訴求する強みとなる「食育アドバイザー」をご紹介します。

食育アドバイザーは子どもたちの成長を手助けする資格!

食育

食事は「からだづくり」の基礎。食育とは、成長期の子どもたちが健康な毎日を送るために、バランスのよい食事の大切さや食と体の関連性を伝える教育のことです。また、食べ物を大事にする感謝の心を育てたり、地域の名産品、歴史を指導したりすることで、知育や道徳の基礎を身に付けることにもつながります。

食育への取り組みが始まってからは、学校で食育を指導する「栄養教諭制度」が設けられました。給食で地元の農産物が出るのも、地産地消を通じた食育の一環といえます。食育の場はさらに、家庭やファミリー層をターゲットとした飲食店、環境教育を実施している公園、そして農園にも広がっています。

「食育アドバイザー」も、食育の広がりによって生まれた資格のひとつです。食事のマナーや食事と身体の結びつき、さらには食品の選び方といった食に関する幅広い知識と、子どもたちと触れ合うためのコミュニケーション能力が求められる資格です。

講座も試験も在宅で受けられる。講師への質問はスマートフォンでも!

食育

食育アドバイザーは「一般財団法人日本能力開発推進協会」が認定している教育機関で講座と検定試験が実施されています。講座は約3カ月での修了を目安としたカリキュラムで、テキストと映像がセットになった教材を使用するので、仕事を持っている人も隙間時間で学ぶことができます。

講師は、食育推進活動などを行う「NPO法人ゆあーず『食』未来研究所」に所属し、現役で食育活動を行っているプロが務めます。疑問があればPC、スマートフォン、タブレットなどの端末から講師に質問できるので、在宅で、かつ個人の理解力に合わせた柔軟な学びが可能です。

検定試験も講座と同じく、自宅で受験します。カリキュラムを修了していれば誰でも受験できるため、ライフスタイルに合わせられるのが利点です。受験の申し込み先は日本能力開発推進協会の公式ホームページですが、講座の申し込み先は協会とは異なる教育機関です。教育機関は公式ホームページに認定機関が掲載されていますので、ご注意ください。

食育の知識を身につけて子どものいる家庭にPR!

食育

食育アドバイザーは子ども達の成長を手助けする存在。商品の栄養価や調理の仕方を子どものからだづくりと関連付けて紹介することで、消費者でもある親御さんに対して商品のこだわりをアピールすることができます。直営店販売やホームページで通信販売を行っている方は、食育アドバイザーの視点から商品をPRしてみるのもいいかもしれません。

販売に活かすだけでなく、もちろん学校や地域団体などで実際に食育に携わることもできます。子どもたちに、農産物の魅力や収穫までの過程、栽培の歴史を伝える活動は、商品を販売することとは違ったやりがいがあるでしょう。

食育アドバイザーとしてさらに活躍したい場合、農業体験や学校への出張授業、セミナーなどの食育活動に参加できる機会が得られます。さまざまな人と触れ合う機会を得ることで視野が広がり、農業への取り組み方も広がる可能性があります。

これからの未来を担う子どもたちに農業分野から貢献したいと考えている方は、ぜひ食育アドバイザーの資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

参考
日本能力開発推進協会 (JADP):食育アドバイザー

ゆあーず食未来研究所

文部科学省:食べるが価値(かち)

文部科学省:栄養教諭制度について

上記の情報は2018年3月20日現在のものです。

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