朝採れ野菜を2時間で店頭へ 家族6人で営む八百屋「大野菜」 – マイナビ農業

マイナビ農業TOP > 生産者の試み > 朝採れ野菜を2時間で店頭へ 家族6人で営む八百屋「大野菜」

生産者の試み

朝採れ野菜を2時間で店頭へ 家族6人で営む八百屋「大野菜」

朝採れ野菜を2時間で店頭へ 家族6人で営む八百屋「大野菜」

最終更新日:2018年04月26日

神奈川県横浜市の住宅街にある「大野菜(おおのな)」は、朝採れ野菜がその日のうちに店頭に並ぶと評判の八百屋です。ご主人の大野誠次(おおのせいじ)さんは元銀行員。当時の顧客であった橫浜市内の農家との縁をもとに、2012年に同店をオープンしました。八百屋へ転身した背景には、生産者と消費者をつなげることで、都市農業の可能性を拡げたいという思いがあったようです。詳しく話をうかがいました。

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

生産者と消費者を結べば、都市農業はもっと発展する

元銀行員らしいやわらかな物腰で、愛情を込めて野菜を語る大野誠次さん

大野菜があるのは、東急東横線の大倉山駅周辺エリア。駅を中心に東、西、北へと広がる商店街のエリアにひとつずつ、全部で3店舗の八百屋を営んでいます。いずれも駅から歩いて5分以内と、買物に便利な場所。朝採れ野菜が身近で手に入るとあって、地元で評判の店となっています。

店内に並ぶ野菜の多くは、橫浜市内や三浦半島など神奈川県内の農家が作ったもので、ほぼ毎朝、畑まで足を運んで仕入れています。収穫したばかりの朝採れ野菜は、橫浜市内の農家であれば1、2時間後に、三浦半島の農家であっても昼過ぎには店頭に並びます。

直売所と変わらぬ鮮度の野菜を提供できるのも、生産者と消費者が隣り合わせにある橫浜の土地柄があればこそ。意外かもしれませんが、横浜市は農業が盛んな地域でもあり、農地面積は市域の約7.5%を占めています(※1)。大倉山がある港北区や隣接する緑区、都筑区は、野菜畑や水田、果樹園も多くあり、郊外に少し車を走らせれば緑豊かな田園地帯が広がっています。そのため横浜には農家や農協の直売所も多くありますが、そのほとんどが利便性のよくない場所にあるため、日常的に新鮮野菜が手に入るとは言い難い状況です。生産者と消費者の距離が近いのにうまく流通していない…。大野さんが八百屋を始めようとした理由もそこにありました。

1 2 3

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

関連記事

カテゴリー一覧