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農業特化型クラウドファンディングサイト「クラマル」がオープン

農業特化型クラウドファンディングサイト「クラマル」がオープン

2018年5月8日、マイナビ農業のウェブサイト内にクラウドファンディングサイト「クラマル」がオープンします。農業とクラウドファンディング…!? なぜマイナビ農業がクラウドファンディングサイトを始めるのでしょうか。そして一体どんなことができるのでしょうか。クラマル編集部の担当者に話をお聞きしました。

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マイナビ農業がクラウドファンディングを始める理由

クラマル

―マイナビ農業がクラウドファンディングをはじめる背景を教えてください

マイナビ農業は「いちばん大きな寄合所になりたい」という思いを掲げて2017年8月にスタートを切りました。ありがたいことにすでに月間100万PVを達成するとともに、Googleキーワード検索の「農業」で上位になるなど、少しずつ農業専門メディアとして皆様に認知していただけるようになってきました。
それと同時に、農業にかかわる皆様方からたくさんの声が届けられるようにもなりました。
生産者の方からは「自分たちが作った農作物でカフェを作りたい」「ネットでの販路を拡大したい」といった声や、就農に興味をお持ちの方からの「農業仲間を増やしたい」「無農薬について勉強したい」といった声です。
新しいことをはじめたいけれど、どうしていいかわらない、誰かに力になってほしい、という思いを抱えている方がとても多いことがわかりました。マイナビ農業でそのお手伝いができたら、という思いからスタートするのがクラウドファンディングサイト「クラマル」です。

クラマル

―クラウドファンディングをわかりやすく説明すると?

クラウドファンディングとは、その名の通り「群衆(クラウドcrowd)から資金調達(ファンディングfunding)する」という意味で、やりたいことのために賛同者を募り、お金を集めることをいいます。
一般的な資金調達方法といえば、銀行にお願いして融資を受けることを思い浮かべますが、クラウドファンディングはインターネットを使って広く一般の人から支援を募ります。やりたいことのビジョンが共感を呼べば、目標とする資金が集まりやすく、夢やアイディアを実現できる可能性が広がるというわけです。
「やりたいことがあるけど資金がない」「自分の取り組みを応援してほしい」という思いを抱えている方々と、支援者とをつなぐ新しい場所が、今回オープンする新サービス「クラマル」です。

―資金集め以外にできることは?

クラウドファンディングのメリットは、資金集め以外にもいくつかあります。むしろ今は資金集め以外の目的で、クラウドファンディングを利用している人のほうが多いかもしれません。
中でも大きなメリットの1つが、テストマーケティングができることです。たとえば何か新しい商品のアイディアがあるとき、そのプロジェクトを起案してみることで消費者のニーズを知ることができます。自分で「これは売れるに違いない!」と思っていても、そのアイディアに支援が集まらないようなら、残念ながらその商品にはニーズがないのかもしれません。それを事前に知ることができるだけでも有意義な試みになると思います。
2つ目のメリットは、クラウドファンディングを通じてファンを獲得できることです。自分が売りたい商品や実現したい企画への熱い思いを、記事を通してストレートに伝えることができるので、応援してくれるファンが増え、自然とPRが出来て認知度UPにもつながります。
ほかにも、クラウドファンディングは既存の商品の販売チャンネルとしても使うことができるので、掲載により全国に販売網を広げることも可能です。

新サービス「クラマル」の特徴とは

ずばり農業に特化した今までにないクラウドファンディングサイトであることです。
「クラマル」を利用されるのは、現在農業に従事している生産者の方や、就農に興味があって最新情報をキャッチしたい方、食に関心の高い一般消費者の方などが中心になると想定しています。
皆さん農業や食まわりに高い関心を寄せられている方々なので、いろいろな思いを共有しやすく、出資を希望する方と、支援者とのマッチングに最適な場になると思います。

(写真は、2018年4月25日に開催された「NEXT AGRI PROJECT 2018」にてサービスを説明する「クラマル」編集長)

―どんな人に使ってほしいですか?
農業に関連した、何か新しいチャレンジをしたい方にぜひ利用していただきたいです。
法人・団体の方はもちろん、生産者の方や、農業を応援したい気持ちを持った個人での参加も大歓迎です。やりたいことがまだ漠然としている段階でも大丈夫です。「クラマル」を利用することで支援や交流の輪が広がれば、小さな思いつきが具体的なプランにブラッシュアップできたり、実行可能な計画に進化させたりすることもできます。
「クラマル」は、農業にかかわる方たちの“次の一歩”を手助けする存在になることを目指し、今後もサービスを拡充していく予定です。

 
クラマル

 
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