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クボタ、自動運転コンバインを発売へ 国内メーカーで初

クボタ、自動運転コンバインを発売へ 国内メーカーで初

最終更新日:2018年07月03日

農業機械大手の株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区)は国内メーカーとして初めて、GPS(全地球測位システム)の位置情報を活用した自動運転コンバイン「アグリロボコンバイン」を12月1日に発売します。オペレータの搭乗は必要ですが、数センチメートル誤差の自動運転で、農作物を効率良く収穫します。

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作業効率UPへ、価格は1570万円から

日本農業の人手不足と営農規模拡大が進むなか、作業効率の向上や省力化などの課題を解決しようと、クボタはGPS搭載農機「ファームパイロット(Farm Pilot)」シリーズ(※)を、2016年から発売しています。

※①「直進キープ機能付き田植機」(2016年9月)…直進時のみ自動操舵走行が可能
②「畑作用大型トラクタ」(2016年12月)…直進、曲線経路での自動操舵走行が可能
③「アグリロボトラクタ(※2)」(2017年6月)…有人監視下での無人による自動運転作業が可能

同シリーズの第4弾として、オペレータが搭乗した状態での自動運転で稲・麦の収穫作業ができる「アグリロボコンバイン」を、12月から本格販売します。価格は税別1570万~1680万円、基地局代の120万円が別途必要です。

4つの主な特長

(1)GPSを利用、誤差数センチでの高精度な作業を実現

キャビンルーフに搭載した自社開発のGPSユニット(移動局)が、地上に設置した別売りのGPSユニット(基地局)からの補正情報を受信することで、誤差数センチの高精度な刈り取り作業を実現します。

(2)刈り取り作業を自動アシスト、軽労化と高精度化

圃場の外周を手動運転で刈り取れば、残りの刈り取り範囲の幅や形状に合わせ、最適な昇降や方向修正、刈り取り・脱穀クラッチの入/切、次行程への旋回を自動で行います。
これにより、長時間作業における疲労軽減を図るとともに、農業初心者でも経験や勘に頼らない最適な収穫作業が可能になります。
また自動運転アシストによる刈り取り中でも、車速の増減や刈取部の昇降などはオペレータによる手動操作が優先され、倒伏など作物の状態に合わせて調整できます。

(3)収穫物排出時のルートを自動計算し、作業の高効率化を実現

グレンタンク(収穫物の貯留部)下の収量センサーによって、タンクが満タンになることを予測、最適なタイミングで事前に登録しておいた排出ポイント(運搬用トラック)付近まで自動で移動します。収穫物の排出操作は手動運転が必要ですが、排出後に運転アシスト開始スイッチを押すと、刈り取りを再開すべきポイントまで自走し、自動運転での刈り取りを再開してくれます。
タンクの貯留量とコンバインの位置情報を元に、最適な作業ルートを自動計算するので、無駄のない刈り取り作業が実現します。

(4)作業時の安心と安全を確保

キャビン内にバックモニター、ボイスアラームを搭載し、オペレータは常時後方の確認が出来ます。旋回や後進をする際は、機体の動きを事前に音声でお知らせします。
シートベルトとグリップ(左手)を装備し、機体が揺れてもオペレータは姿勢を保持することができます。また自動運転アシスト中にシートベルトを外したり、ドアを開けたりすると自動運転を停止。万一、オペレータが危険を察知した場合は、主変速レバーや緊急停止スイッチを操作すれば機体が停止するので、安心して作業できます。

【関連ページ】株式会社クボタ

【関連記事】コンバインの役割とは?メーカーの種類と価格相場

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