西和賀町を代表する牛乳 酪農家と消費者の近さが強み
岩手県の最西端にあり、秋田県との県境にある岩手県西和賀町。東北有数の温泉郷で、和賀岳や南本内岳がそびえ立つなど、豊かな自然に囲まれた地域です。特別豪雪地域に指定され、県内で一、二を争う豪雪地となっています。
昭和41年、酪農家が主体となって、町・農協と出資し、この地域に誕生したのが「株式会社湯田牛乳公社」です。“消費者と生産者の懸け橋になれる企業”“地域に貢献できる、地域から支持される企業”を目指しています。
生乳の新鮮な風味を味わってもらおうと低温殺菌にこだわった「湯田牛乳」をはじめ、大ヒット商品の「プレミアム湯田ヨーグルト」などの乳製品を生産、販売しています。また、高付加価値販売に向け、多様化する消費者のニーズに応えるとともに、酪農家の所得拡大に貢献する取り組みを進めています。
岩手県和賀郡西和賀町、胆沢郡金ヶ崎町地域の酪農家と一体となって、生乳の生産から販売まで、安心安全へのこだわりを持った商品をお客様の食卓に届けています。
湯田牛乳公社では、昭和41年の創業当時から、“子供たちが安心して毎日ごくごく飲める、安全でおいしい牛乳を作りたい”との思いを大切にしています。昭和50年には、本格的な牛乳工場を建設、徐々に生産規模を拡大。平成12年に新工場建設をはじめ、新たな設備投資を進めているほか、デザート部門にも取り組み、売り上げを大きく伸ばしています。
「低温殺菌」にこだわり 生乳に近い味を追求
西和賀町を代表する牛乳として、多くの人に愛される「湯田牛乳」は、低温殺菌にこだわっています。低温で殺菌すると、生乳本来のおいしさに近くなるという反面、賞味期限が短くなります。
市販の牛乳は超高温殺菌法で処理される製品が多いですが、湯田牛乳公社では、生乳本来の風味と栄養を逃さないよう、72度で15秒間殺菌しています。
溝渕さんは「低温殺菌の牛乳は、超高温殺菌の牛乳と比べると価格が多少高くなりますが、生乳のおいしさを楽しみたい方は、ぜひお試しいただきたい」と話します。
集乳してから24時間以内に製品にした牛乳「厚子」も人気商品の一つ。新鮮さを重視し、65度で30分間殺菌しています。また63度で30分間殺菌した「厚子 ノンホモジナイズ」は、脂肪分を砕いていないので、上部に生クリームが浮き、搾りたての生乳に近いと、好評を得ています。
「厚子」「厚子 ノンホモジナイズ」は、全国農協乳業協会が定める「生乳鮮度重視推奨制度」に推奨される牛乳に選ばれています。
大人気のヨーグルト 専用の醤油・味噌ソース開発
“ふわふわでとろとろ”の食感を楽しむことができ、全国にファンが多いのが「プレミアム湯田ヨーグルト」。すっきり濃厚な味の「プレーン」ともっちり濃厚な味の「加糖」の2種類を展開。胃酸に強く、生きて腸まで届く「乳酸菌BB‐12」が入っているので、整腸作用や免疫力強化などにも効果があります。また空気にふれにくく、おいしさを保持するため、アルミパウチの容器を使っています。
平成26年に発売したのが、「ヨーグルトにかけるお醤油」です。地元の醸造所・佐々長醸造と共同開発した新感覚のソースです。お醤油がヨーグルトの旨みと重なり合うので、プレーンのヨーグルトに合います。ヨーグルトだけでなく、バニラアイスやホットケーキ、パンにも合うお醤油です。
醤油に続く、第2弾として、平成27年には「ヨーグルトにかけるお味噌」を販売しました。りんごジュースをベースに、はちみつ、味噌などを混ぜて仕上げました。プレーンヨーグルトにかけると、まるでチーズケーキのような味わいに変化するそうです。
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湯田牛乳公社の製造工場に隣接する「結ハウス」では、牛乳やヨーグルトなどの商品を購入することも。また、店内には牛乳のおいしさを凝縮させた手作りスイーツが味わえます。
地域に愛され、地域経済を担う企業として、さらなる発展を目指す同社。
湯田牛乳のファンの輪が、全国に、いや全世界に広がっていくに違いありません。
〒029-551 岩手県和賀郡西和賀町小繋沢55-138
TEL 0197-82-2005
全国に皆様にお届けします。
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