低カロリーでヘルシー!夏に食べたいズッキーニ

今回使ったのは「ゼファー」と呼ばれる珍しい種類のズッキーニ
ズッキーニは、ウリ科カボチャ属の野菜で、抗酸化力のあるβ-カロテンや体に良い効果が期待されるカリウムのほか、ビタミンK、ビタミンC、などが含まれています。
「むくみ解消や夏風邪予防などが期待できるズッキーニは、夏に積極的に食べたい野菜のひとつです。さらに、カロリーが低めでヘルシーなのも魅力!皮ごと食べられるので調理も楽々です。それでは、いろいろな食感が楽しめる簡単レシピを3つご紹介します」(クリタケイコさん<以下ケイコさん>)
カットして和えるだけ!「ズッキーニの和風マリネ」
<材料> ※2人分
・玉ねぎ 小1/2
・ズッキーニ 玉ねぎと同量
・カツオ節 20g
・ショウガ 1片
・塩 2つまみ
<作り方>
1.ズッキーニを短冊切りにする
2.玉ねぎをズッキーニのサイズに合わせて切る
3.塩適量(2つまみ程)を加えて混ぜる
4.カツオ節を加える
5.千切りまたはすりおろしたショウガを加え、混ぜたら完成
ケイコさんからのアドバイス
「5分で作れる、料理初心者にもおすすめのレシピです。作ってすぐ食べてもいいですが、できれば半日以上寝かせるのがベスト。野菜の水分からカツオの出汁が出て、さらに旨味がアップします。お好みで醤油をたらしてもおいしく食べられますよ。作り置きして冷蔵保存しておくと便利です。5日以内には食べきってくださいね」(ケイコさん)
見た目のインパクトも抜群!「ズッキーニの丸ごとアヒージョ」
<材料> ※2人分
・ズッキーニ 2本
・アサリ 15粒ほど
・ニンニク 3片
・オリーブオイル 200ml
・タイム お好みで。なくてもOK
・塩 小さじ1.5
<作り方>
1.ニンニクをつぶす
2.オリーブオイルとニンニクを鍋に入れ弱火で火にかける
3.沸騰したらニンニクを取り出し、ズッキーニとアサリを入れ、塩小さじ1.5をふりかけたら、中~強火でズッキーニに焼き色をつける
4.焼き色がついたら水1カップとタイムを入れる
5.蓋をして中火で10分たったら完成
ケイコさんからのアドバイス
「ズッキーニを余すことなく堪能できる大胆料理!調理時間は約15分ですが、半分以上の時間は火にかけているだけなので手間はかかりません。この料理の特徴は、他の調理方法では味わえないとろけるような食感。カットするなら、とろとろ食感を楽しめるように大きめにカットしてくださいね。アサリやタイムは入れるほど味がしっかりするので、多めに入れてもOKです。お汁も栄養と旨味が詰まっているので、スープにするなどして使ってほしいですね」(ケイコさん)
おつまみにぴったり!ズッキーニのソテー ~イタリアン仕立て~
<材料> ※2人分
・ズッキーニ 1本
・ドライトマト 12g
・パルミジャーノチーズ お好みで ※粉チーズでも可
・ミント お好みで ※ブラックペッパーでも可
・魚醤 小さじ3 ※醤油、アンチョビでも可
<作り方>
1.ズッキーニを1㎝の輪切りにする
2.ドライトマトを軽く刻む
3.フライパンを強火にかけ熱くなったらオリーブオイル大さじ1をフライパンに入れ、ズッキーニをフライパンに並べ塩少々をふり焼く
4.両面焼き目をつけたら魚醤を加え火を止める
5.ボウルに上げ、ドライトマト、すりおろしたチーズ、ミントを加え混ぜたら完成
ケイコさんからのアドバイス
「ズッキーニは、チーズやトマトとの相性が抜群。副菜にするのはもちろん、ワインなどお酒のおつまみとしても活躍してくれます。コリッとした歯ごたえを残すため、ズッキーニは焼きすぎないようにご注意を。魚醤の代わりに醤油やアンチョビを入れるとまた違った風味になるので、アレンジをしてみてくださいね」(ケイコさん)
ズッキーニはどの種類を使ってもOK
今回使用したのは、千葉県四街道市にあるクリタさんの農場「kiredo(キレド)」で収穫された「ゼファー」と呼ばれる珍しい種類のズッキーニ。もちろんスーパーで売られている緑色のズッキーニでもおいしく作れます。誰でも手軽に作れる簡単料理ばかりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
今回使用したのは、千葉県四街道市にあるクリタさんの農場「kiredo(キレド)」で収穫された「ゼファー」と呼ばれる珍しい種類のズッキーニ。もちろんスーパーで売られている緑色のズッキーニでもおいしく作れます。誰でも手軽に作れる簡単料理ばかりなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ケイコさんは、千葉市若葉区小倉台にあるカフェ「kiredo VEGETABLE Atelier (キレドベジタブルアトリエ)」にて、畑で育った野菜をたっぷり使った料理を提供しています。kiredoの野菜はどれも味が濃くて、野菜嫌いの人でもおいしく食べられると好評です。