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環境計測システム『eSOL AGRInk® Server』は、ICT農業の入門編。

環境計測システム『eSOL AGRInk® Server』は、ICT農業の入門編。

最終更新日:2018年09月14日

圃場の湿温度、照度などをデータとして管理・蓄積し、「農作物と栽培環境の関係を知ること」は、収入を増やすための第一歩となります。上記をかなえる環境計測システムは、従来ハウスなど屋内で使用されてきましたが、イーソル株式会社が提供する環境計測システム『eSOL AGRInk® Server』は、屋外環境への耐久性がありさまざまな場面での活用が可能になります。特徴的なのは、そのシンプルな機能性と手ごろな価格。背景には露地栽培が抱える課題の解決策へのヒントが隠されていました。

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手軽に設置、用途もさまざま。

ソーラーパネルも利用でき、電源を引くことのできない屋外での稼働も可能。

『eSOL AGRInk® Server(イーソル アグリンク サーバ、以下AGRInk® Server)』は、圃場の温湿度、照度などのさまざまな環境データを測定する装置と、測定データをクラウドサーバ上に蓄積・管理するアプリケーションで構成するシステムです。内蔵センサーのほかにオプションで無線/有線センサーも用意しているので、広範囲でスポットの測定データを把握することができます。

本体は、雨風にさらされる屋外の圃場での使用を想定した防水・防塵設計。他社では真似のできないその堅固な耐久性は、イーソル株式会社が物流業界向け製品開発で長年培ってきた耐環境技術が生かされたものです。本体下部のスリット状の部分は正確な測定が行えるよう、内部に風を通し直射日光を遮れるようになっています。これは小学校などに設置されている百葉箱を参考に設計されています。

また、高さ約39センチ、重さは約1.8キログラムと、持ち運びもしやすく設置も撤去も簡単。自分で設置できるため工事費のコストも抑えられます。デザインにもこだわりが。ユーザーの中にはアニメのロボットを思わせる外観に愛着を抱く人も少なくありません。

宮崎県での使用の様子。

屋外で手軽に使えるという利点で『AGRInk® Server』は、さまざまな用途で使われています。
山梨県甲州市のワイナリーでは、ブドウを栽培する圃場の温度・湿度などを計測し、病気の予防に役立てています。計測値を基準にすることで、的確で素早い判断・対応が可能となり、質の高いブドウの安定生産を実現しています。この事例をきっかけに導入を検討するワイナリーが全国で増えています。

また、宮崎県では農地の降水量、水分浸透速度や保水力を調査し、畑かん水を有効活用することを目的として『AGRInk® Server』を県内4か所の農地に設置。今後の農業指導に役立てるために、日夜データを収集し続けています。

よりよい農業経営を行っていただきたいから、この価格。

深澤好隆さん。農業関連の企業に勤めていたことも。

最大のポイントは標準仕様で6万8000円という価格です。この価格設定の理由をセンシングデバイス事業部・アグリ市場向けソリューション担当の深澤好隆(ふかざわ・よしたか)さんが話してくれました。
「低価格でご提供できるのは必要以上にスペックを上げていないからです。もちろん気温・湿度・日射量などを計測してデータを蓄積・閲覧という一般的な作業は確実に行えます。基本的な機能以上にもっといろいろ使いたいという方はオプションを追加できるようにもなっています。しかし、まずは基本的なデータを取って農作物と栽培環境の関係を『見える化』することで、農業経営の安定化が図れることを多くの生産者の方に実感してほしい。そのためには導入への金銭的な負担を軽減し、どなたにでも手の届きやすい価格に設定することが必要でした」。

アプリを使用した際のクラウド上の画面。表やグラフから分かりやすくデータを確認できます。

しかし屋外は、ハウスや植物工場と違って環境をコントロールすることはできません。データを取ることにどんな意味があるのでしょうか。そんな疑問にも深澤さんは明快に答えます。
「例えば大手小売店と契約する生産者の方の場合、露地栽培では気象条件が悪いと収穫量が減り、規定量を納められないという事態も起こり得ます。過去の環境データや収穫量データがあれば今年はどれくらいの収穫量になるのかの予測が可能で、事前に不足分を他の生産者の方から手配したり、逆に収穫が多すぎる場合は売りさばくための営業活動が行えたりします。データを把握しておくことは経営の安定化に役立つのです」。

豊富なオプションを使って自分だけのシステムを。

オプション機能で測定したデータもすべて本体に集約でき、確認も簡単です。

『AGRInk® Server』はデータによる経営の安定化とともに、作業の効率化・省力化を進めるのも重要な役割です。
例えば、自宅にいながらPCやスマートフォンなどの端末から遠隔操作によってスプリンクラーを自動的にオン・オフするなど、オプションの外部制御BOXではこのような外部接続機器の操作も容易にでき、フレシキブルにシステムを構築することができます。イーソル株式会社は、ユーザーのニーズ、ウォンツに合わせたカスタマイズはもちろん、地域や作物ごとに専用機を開発することも得意としています。豊富なオプションが活用範囲を何倍にも拡大し、従来の農作業の負担を大きく軽減します。

新しい農業の時代を切り開くICT農業

斜面にも使用できます。

近頃、「スマート農業」という言葉が急速に広まり、ICT、中でもセンサー技術は農業経営にメリットをもたらすことが認められてきました。しかし生産者の方の中には、導入には膨大なコストが必要だとか、難しい技術は自分には不要だと思っている方もまだ多いのではないでしょうか。深澤さんは、「センサーを活用した農業経営は、決して難しいものではありません。現在も生産者の方は、さまざまな農業技術を日々の農作業に役立てています。それと同様にセンサーの活用技術も身につけ、必ず生かすことができます。それは農業人口の減少による深刻な人手不足の問題を解消し、効率的で持続可能な農業経営を実現していくことにつながっていくはずです」と力強く話します。

イーソル株式会社は1975年の創業以来、ハードウェア、ソフトウェア、両方を開発する企業として、多くのビジネス分野で販売から導入サポート、アフターケアまで一貫したサービスを提供しています。現場目線での商品開発を徹底する同社は、ほかの分野で培った技術を活用し、農業のICT化を一般生産者の方に広めようとしています。

      

『AGRInk® Server』は農業用品の展示会において常に多くの注目を集めています。「私たちも現場にどんな課題があるのか、もっと勉強していかないといけません。『AGRInk® Server』、そして農業のICT化について、どんな些細なことでも、要望や質問があればぜひ声をかけてください。一緒に日本の農業をより豊かにしていきましょう」と、深澤さんは意気込みを見せました。

勘や経験に頼らず生産力を上げる新しい農業の時代が、すぐそこまで来ています。

●イーソル株式会社●
〒164-8721
東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー(総合受付24階)
TEL:03-5365-1560 FAX:03-5365-1561(代表)
https://www.esol.co.jp/
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