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奥羽山脈の麓・岩手県胆江地区で、地域の酪農家たちから頼りにされる酪農ヘルパーを募集します。

奥羽山脈の麓・岩手県胆江地区で、地域の酪農家たちから頼りにされる酪農ヘルパーを募集します。

東北での屈指の酪農地帯・岩手県胆江地区。地区では、地域全体の酪農を陰から支える酪農ヘルパーを募集中です。一般にはなかなか知られていない酪農ヘルパーという仕事の内容や一日の過ごし方を紹介。また、実際に活躍中の先輩ヘルパーたちの話を伺いなから、地域に大きな貢献を果たしているその仕事の醍醐味をお伝えしていきます。

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東北でも指折りの一大酪農地帯・胆江地区を支える、酪農ヘルパーという仕事

岩手県中南部に位置する胆江(たんこう)地区は、北上川西岸の胆沢(いさわ)地方と北上川東岸の江刺(えさし)地方の頭文字を取って呼ばれ、奥州市と胆沢郡金ヶ崎町の1市1町のエリアを指しています。地区では古くから農業が精力的に営まれていますが、とりわけ養牛が盛ん。ブランド牛として名高い「前沢牛」の生産地としても知られていますが、肉牛に負けず劣らず乳業の飼育も活発に行われています。特に奥州山脈の麓となる地区西部は、その冷涼な気候を生かして、大小さまざまな規模ながら約50戸の酪農家が乳牛を飼育している、東北でも有数の牛乳の一大生産地です。

生き物相手の仕事である以上、酪農は365日休めない仕事。しかし、それは無理なので、酪農家が休みを取れるように、代わって牛の世話をするのが酪農ヘルパーです。胆江地区では、地区の酪農家たちが永続的に仕事を続けていくためにはこのヘルパーの制度を整えることが不可欠と判断し、30年ほど前に胆江地区酪農ヘルパー利用組合を結成。現在でも地区の約8割、40戸ほどの酪農家が加入しており、酪農家が貴重な休みを取ることを可能にしている、地区の酪農になくてはならない存在となっています。


胆江地区酪農ヘルパー利用組合事務局の置かれているJA岩手ふるさと金ヶ崎地域センター

各酪農家ごとのやり方をマスターして、牛舎作業を代行。日中に自由な時間をつくれる魅力も

酪農ヘルパーの仕事は、酪農家に変わって朝夕の牛舎作業を行うこと。搾乳や飼料の給与をはじめ、子牛への哺乳や、牛舎の清掃にいたるまで、一切合切の牛舎作業を行っていきます。ヘルパーの仕事の大きな特徴のひとつが、毎日作業場所であり、作業内容が微妙に変わること。約40戸の酪農家に代わって作業をしなければいけませんので、その作業も約40通りにわたります。大きくは同じ作業であっても、酪農家ごとに規模や設備も異なれば、飼料やその給与方法なども変わってきますので、各酪農家ごとのやり方を覚えていくことが必要です。それぞれに作業マニュアルを作成して対応しているので、少しずつ慣れていけると思います。

また、作業時間が朝3時間、夕方3時間というのも特徴的なところ。日中の時間は基本的に自分の自由に使うことができますので、趣味などにも十分に時間を費やすことができそうです。

【ある一日のスケジュール】
5:30 出勤、作業準備
6:00 飼料給与 6:30 搾乳
7:30 飼料給与、哺乳
8:00 牛舎清掃
8:30 退勤

日中 自由時間

16:00 出勤、作業準備
16:30 飼料給与、哺乳
17:00 搾乳
18:00 飼料給与 
18:30 牛舎清掃
19:00 退勤

自然の中で、牛と触れ合って暮らす生活にやりがいを見出している先輩ヘルパーたち

現在、胆江地区酪農ヘルパー利用組合では3人の正社員がヘルパーとして勤務しています。

左から小原花さん、鎌田尚子さん、大峯和幸さん

入社2年目の小原花さんは、母がこの組合のヘルパーとして働いていたそうで、母娘2代でヘルパーとして地域の酪農を支える道を選びました。
「動物関係の学校を出たので、特に大きな動物を世話できる仕事がしたいと思って、入社しました。仕事は朝早いのは大変ですが、日中にはよくプールに行って、趣味のスイミングをしています。」

鎌田尚子さんは農大を出て、好きな牛の世話をしたくて入社した12年目のベテランヘルパーで、酪農家たちから絶大な信頼を集めています。
「酪農家さんの大事な牛を預かるので、非常に責任の重さは感じます。でも、『おかげで家族で旅行ができた』など、酪農家さんから喜んでいただけることが多く、それは大きなやりがいとなっています。」

6年前に牧場の従業員からヘルパーへと転身したのが大峯和幸さん。
「牛の世話をするという仕事自体には変わりはないので、ヘルパーの活躍の場が増えてきているという話を受けて、地域全体に貢献できる仕事もいいなと思って転職しました。この仕事は一生懸命にやれば、必ず牛が応えてくれるのが魅力ですね。」
3人はヘルパーの仕事の魅力ややりがいを教えてくれました。

安心して長く働ける福利厚生を整備。キャリアを積んで、ステップアップも

「3名の正社員に加えて、パートのヘルパー3名という体制でやっているが、負担軽減の面からも常勤5名体制にしたい」と、組合長の及川一義さん。

胆江地区酪農ヘルパー利用組合 組合長の及川一義さん

各地区でヘルパーの利用組合はあるそうですが、常勤正社員の雇用形態を取っている地区は多くはない中で、胆江地区では、福利厚生などをしっかりと整備。社会保険完備はもちろん、退職金制度や、残業手当・家族手当・住宅手当などの各種手当といった制度を整えて、安定して長く働き続けられる環境をつくっています。

「ヘルパーは加入する酪農家たちのそれぞれの取り組み方を学ぶことにもなりますので、将来的には自分で酪農を経営したいという方にとっても、資金をつくりながらノウハウを得られるという面でもオススメです。地域には後継者がいないことで悩む酪農家さんも少なくありませんので、そういったところとの橋渡しの力にもなれます。また、酪農関係の仕事は非常に裾野が広いので、さまざまな形でキャリアの相談に乗れます」と及川さん。

酪農家の急な傷病などで緊急対応しなければいけないなど、大変なことも多いですが、地域の酪農家たちから頼られながら、支えていく仕事の魅力は大きなもの。安定環境の下で、将来展望を考えながら働きたいという方にもぜひ知っていただきたい仕事です。

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【問い合わせはこちらまで】
胆江地区酪農ヘルパー利用組合(岩手ふるさと農業協同組合 営農グループ畜産課 内)
高橋・橘
E-mail : toshihide.tachibana@jafurusato.or.jp
TEL:0197-43-2773
住所:岩手県胆沢郡金ケ崎町西根高谷野原79番地1124
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※なお、胆江地区酪農ヘルパー利用組合は、12月24日(祝)仙台で開催される「マイナビ就農FEST」に参加します。
 ぜひお気軽にお立ち寄りください。
詳細はこちら

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