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“海と太陽と生きる町”徳島県海陽町が大阪で移住説明会を実施!【イベントレポート】

“海と太陽と生きる町”徳島県海陽町が大阪で移住説明会を実施!【イベントレポート】

徳島県最南端にある海陽町は、太平洋を望む広い平野を緑の深い山々が囲み、清流海部川が町の中央を流れる自然に恵まれた土地。日本屈指のサーフポイントやマラソンランナー満足度1位の大会、地鶏出荷羽数が全国1位の「阿波尾鶏(あわおどり)」ブランドなどが注目を浴びています。独自の魅力をもつ海陽町への移住説明会が大阪で開かれました。

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「移住を考える人のための説明会」を不定期に各地で開催

徳島県海陽町では移住を考える人のための説明会を各地で開催しています。今回の会場となったのは大阪駅前のグランフロント大阪。マイナビ農業の「就農FEST」との合同イベントとして2018年12月15日に実施しました。会場には、海陽町、株式会社丸本、海部自動車学校、JAかいふ、海部高校(学校案内)5つのブースが置かれ、移住に興味を持たれた方が担当者から直接説明を受けられるようになっていました。

当日はこんなテーマのブースが設置され、それぞれの担当者が説明を行いました。

海陽町の魅力は、海と山と川と、住民の人柄

役場の移住担当者によると、2017年の海陽町への移住者はおよそ80名。
彼らを引き付けるのは魅力満載の自然。中でも一番の人気スポットは海だと言います。「海部ポイント」と呼ばれるサーファーのメッカがあり、海陽町からもJr.ワールドチャンピオンが誕生しました。
山には日本の滝100選に選ばれた「轟の滝」があり、町の中央を流れる「海部川」も平成の名水100選のひとつです。
冬になると海部川沿いや海辺をコースにした「徳島・海陽 究極の清流 海部川風流(ふる)マラソン」が開催され、ランナー満足度5年連続1位(「RUNNET」大会ランキングによる)の大会として名をはせています。

しかし一番の魅力は、住民の人柄かもしれません。
風流マラソンでは、阿波踊りや太鼓の演奏で歓迎。さらに地元民は参加者リストを事前に確認し、当日は走者の名前を呼んで応援するそうです。参加者の多くから、「励まされた」「毎年参加したい」と人気の大会となっています。

海や山、川といった自然や、サーフィンやマラソンといったアクティビティが海陽町の魅力です。

次世代を担うための教育を「地域留学」で実現させる

移住相談の「町役場」ブースでは、町の紹介とともに「空き家バンク」「空き家改修支援補助金制度」「就農給付金」など移住に関する公共支援の説明や、訪れた方の不安やご相談に対応していました。

また進学相談の「海部高校」ブースには、地域唯一の高校(海部高校)への進学について真剣に説明を聞く親子がいました。今後社会における働き方が変わっていくと言われる中、教育も主体的・対話的で深い学びの実現へ転換しつつあります。そこで高校3年間、親元を離れ、大自然の中、少人数で最先端の課題解決型学習など未来の学びに挑戦できる「地域留学」という形の学びを選ぶ子どもが増え始めています。海部高校も寮を完備し、全国から生徒を募集しています。訪れた親子は移住を視野に入れつつ、先に子どもだけ海陽町での生活を考えているようでした。

教育委員会のブースでは「地域留学」に興味を持った親子が説明に耳を傾けていました。

プロサーファー兼、自動車教習所教官!?

「海部自動車学校」ブースの隣では、同校の合宿免許を取材したテレビニュースがプロジェクターで上映されていました。教習所と町がタイアップした合宿は、マリンスポーツや海中観光船、シーカヤックなどの無料体験や温泉の特典付きで大好評だそう。景色がきれいでご飯も美味しいと、インタビューされた教習生が答えていました。
同校では2年前から合宿免許を取り入れたことで、年間100名だった受講生が700~800名になったそうです。

また、移住者の働き口としてこの教習所の教官という選択肢もあるそうです。運営する横山敦(よこやまあつし)さんは、さらなる構想としてプロサーファーを招き、波乗りの合間に教官を兼務してもらえる仕組みを考えているそう。移住計画と教習所の人気アップ、両方を満たすアイディアとなるかもしれません。

海部自動車学校ブースの様子とテレビで紹介された合宿免許の様子。

きゅうりタウン構想で生まれた、ハウス間交流

こちらは「JAかいふ」ブースの様子。冬季日照量の多い海陽町ではきゅうりの促成栽培に力を入れており、その技術は全国トップクラスです。このきゅうりを利用した就農として「きゅうりタウン構想」が立ち上げられました。きゅうり栽培の座学と実技を行う「海部きゅうり塾」の開講と、レンタルハウスの整備による、移住者が取り組みやすい就農計画です。

現在はきゅうり塾5期生が研修中。すでに就農したご家族は子どもがそれぞれのハウスを行き交い、ハウス間交流が生まれています。日の出から日の入りまで、働く時間は都会にいた時と変わらないかもしれないけれど、「同じ時間を家族と共に過ごせるようになった」と話しているそうです。

「朝・夕サーフィン、昼きゅうり」のキャッチコピーが印象的なJAかいふのブース。

移住者の受け入れが町の繁栄、ひいては商売につながる

株式会社丸本の会長を務める丸本昌男(まるもとまさお)さんは、「今後人口は下降線をたどるだろう」と話します。同社は従業員数600名を超える食品加工製造販売の地元企業。移住者の不安材料である「就職」に対し、積極的な受け入れ態勢を整えています。
「移住者への助成は、既存の住民に一時的に不公平感を与えるかもしれない。けれど俯瞰して見れば、結果、人を受け入れることが町の利益になり、商売につながる」と続けます。

実際、このブースで長い時間丸本会長と話していたご家族は、ずっと田舎暮らしを望んでいたけれど「仕事も家もある」と提案してもらえたのは、この説明会が初めてだったそうです。ご夫婦は50代。新たな土地での仕事探しは厳しい年齢です。「どんどん移住しに来てほしい」と宣伝しながら、仕事や住居のフォローがない土地もよくあるとのこと。
「その点、ここ(海陽町)は有言実行です」と会長がにっこり笑ってくれました。

「移住の時の『就職』に困ったらぜひ当社に相談してほしい」と丸本会長(写真左端)。

海陽移住促進会議
〒775-0295 徳島県海部郡海陽町大里字上中須128番地
TEL0884-73-4156 FAX0884-73-3097
E-Mail:machimirai@kaiyo-town.jp
※お電話、メールでのお問い合わせ時は「マイナビ農業を見た」とお伝えください。

海陽町ホームページはこちら

移住支援制度について

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