「高糖度フルーツミニトマト」を通年栽培で安定供給――三菱地所グループの株式会社メックアグリ

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「高糖度フルーツミニトマト」を通年栽培で安定供給――三菱地所グループの株式会社メックアグリ

「高糖度フルーツミニトマト」を通年栽培で安定供給――三菱地所グループの株式会社メックアグリ

最終更新日:2019年02月01日

2018年2月、三菱地所株式会社は、農業関連のスタートアップ企業である株式会社オーガニックソイルと共同出資で、株式会社メックアグリを立ち上げ、農業ビジネスに初参入しています。千葉市緑区に設置したメックアグリの太陽光利用型の栽培施設では、同年8月から「高糖度フルーツミニトマト」を首都圏の大手スーパーなどに出荷を開始。「全粒を糖度計測による選果で出荷する」というこだわりの生産現場を訪ね、通年栽培による安定供給を可能にした“栽培のヒミツ”を取材しました。

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こだわりが詰まった「太陽光利用型環境制御ハウス」

株式会社メックアグリ

大手不動産デベロッパーである三菱地所株式会社は、2018年2月に農業関連のスタートアップ企業である株式会社オーガニックソイルと共同出資(出資比率 三菱地所90%・オーガニックソイル10%)で、株式会社メックアグリを立ち上げ、「高糖度フルーツミニトマト」の通年栽培で初めて農業ビジネスに参入し、同年8月には、首都圏の大手スーパーなどへの出荷を始めています。

三菱地所では従来の不動産及びその関連事業とは一線を画す新事業の立ち上げを企図し、その一環として「食・農」分野の可能性も探ってきた中で、高糖度のミニトマト栽培のノウハウを持つオーガニックソイル社と出会い、事業化に至っています。

株式会社メックアグリ

「高糖度フルーツミニトマト」を栽培する施設は、千葉市緑区に設置。全粒を糖度計測による選果で出荷するという「高糖度フルーツミニトマト」の安定供給を可能にしているのが、こだわりが詰まったこの施設です。ポイントを絞りながら、特徴的な部分を解説します。

現在は、「太陽光利用型環境制御ハウス」と呼ばれる2棟のハウス(4320㎡)で栽培しています。室内は、天井が高く、奥行き48mの空間が広がります。室内の環境は、気温を始めとして、照度、湿度、CO2濃度、土の中の温度や水分量、電解質濃度などを測定するセンサーの数値をもとに自動で制御されるシステムが組まれています。

株式会社メックアグリ

糖度の高いトマトを栽培するには、「日較差」が重要になるため、昼と夜とで10℃ほどの温度差をつけているといいます。太陽光を利用するハウスの特性上、夏場は特に室内の温度が著しく上昇するため、「パッド&ファンシステム」と呼ばれる気化熱を利用する冷却システムを取り入れています。

これは、壁一面にパルプ材で作ったパッド(壁面の緑色の部分)を設置し、その中に井水を循環させることで、水分を含んだ壁面を作り出し、反対側の壁に設置した複数の大型ファンで、強制排気することで気化熱によって冷却された外気が流れ込む仕組みになっています。

株式会社メックアグリ

株式会社メックアグリ

他にも、ヒートポンプ式の空調設備が導入されており、状況に応じて冷暖房に活用しています。温度や湿度など、ハウス内を最適な環境に保つこれらの設備は、自動制御で管理されており、パソコンやスマートフォンでも状況確認や遠隔操作が可能です。

株式会社メックアグリ

株式会社メックアグリ

濃厚で糖度の高い果肉を育んでいる独自開発の「生きている土」

株式会社メックアグリ

もうひとつのポイントは、独自開発の「生きている土」と呼んでいる高密度微生物有機培養土を使うことです。培土は専門の工場で、化学肥料をまったく使わずに、天然の有機物から多様な微生物による発酵分解作用で、時間をかけて作っています。多様な微生物群の高密度化によって、土壌の団粒化を維持して根張りを促し、栄養の吸収や光合成をサポート。この「生きている土」は、野菜本来の濃厚で糖度の高い果肉を育むのに欠かせない存在です。

このような環境の中、栽培プランターに植えられた苗はすくすくと育ち、1カ月ほどで収穫が可能になります。栄養が実に行き渡るよう高くなった株は剪定するなど、品質重視の栽培を行い、年間を通じ常に一定量を収穫できるよう工夫しています。

株式会社メックアグリ

成長し、瑞々しく甘さを蓄えた「高糖度フルーツミニトマト」は、完熟にこだわって収穫しています。摘み取ったミニトマトは、同じ敷地内にある出荷棟に運ばれ、すぐに洗浄とブラッシングを行います。その後、1粒1粒を糖度選果機で計測し、糖度別に仕分けを行い、基準ごとに決められたパッケージに詰めて出荷しています。

株式会社メックアグリ

自社ブランドの『高糖度フルーツミニトマトRinRin』は、一躍人気商品に

株式会社メックアグリ

メックアグリで栽培されたミニトマトは、『高糖度フルーツミニトマトRinRin』というブランドで販売されています。食味を優先して栽培しているので、糖度も高く、12度に達するものもあるそうです。1粒ごとに糖度選果したミニトマトはパックに詰められ、特に糖度の高いものは「プレミアム・498円(税抜き)」として、一定基準内のそれ以外のものは「スリースター・298円(税抜き)」として売り場に並んでいます。

計画的に生産し、天候などに左右されずに出荷できるのが同社の強みであり、現在は首都圏の大手スーパーなどで販売しています。2018年8月の初出荷から、甘さと食味の良さが評判を呼び、同社の生産量を超える引き合いがあり、一部のクライアントには納品待ちをお願いし、新規の受注を一時停止するほどの人気商品となっています。

安定した味を実現するために、手抜きは一切ありません。高品質を生み出す独自のノウハウと、しっかりとした設備、厳格な基準のもと、栽培・出荷されているのが取材を通して実感できました。幸先のよいスタートを切ったメックアグリ。今後も農業界では目の離せない存在になりそうです。

<お問い合わせ>

株式会社メックアグリ
〒266-0004千葉市緑区平川町2270番地
TEL:043-312-6555  FAX:043-312-6559

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