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畜舎の暑さ対策は大丈夫? 簡単に快適畜舎が作れてコスパも抜群な資材を発見!

畜舎の暑さ対策は大丈夫? 簡単に快適畜舎が作れてコスパも抜群な資材を発見!

畜産や酪農での悩みに「暑さ対策」「熱対策」があると思います。でもいざ対策するとなるとコストと手間がかかって…。いえいえ、そうばかりではありません。張るだけで熱を遮り、施工の手軽さとコストパフォーマンスに優れたシートが発売されました。建築業界で住環境を改善してきたエフケイティーラボ有限会社が、そのノウハウと技術を生かして畜舎で使いやすいように開発されています。大型機械を入れなくても、農作業の空き時間にDIYでもできてしまう熱対策を紹介します。

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暑い時期の乳量ダウンは酪農家の悩み

デリケートな牛たちを、暑さからいかに守るか

暑さに弱いのは人間も動物も同じ。とりわけ大事な牛たちがいる牛舎の環境対策は、多くの畜産・酪農家の悩みと言われています。
「夏期は1日に1頭1.5~2.0kgの乳量ダウンがある」と話すのは福井県の合同会社南牧場の代表である南一輝さん。40頭規模のため、少しのダウン量でも影響が大きいと頭を悩ませていました。

暑さ対策にはファンや断熱材を入れるなどが考えられます。ただ、導入コストや効果を持続させるメンテナンスのランニングコストなど、気にかかる要素を挙げたらきりがありません。南さんが導入したエフケイティーラボ社の遮断熱シート『SDN-SHEET SDN-W』は、「施工後は夏期にも他の時期と同じ乳量レベルになった」と話すその効果はもちろん、コストパフォーマンスにも優れた選択肢でした。

『SDN-SHEET SDN-W』は体温を下げるとともに乳量を増やす効果も期待できます。

JIS規格のクオリティを農資材へと生かす

同社は遮熱を踏まえた省エネを研究する福井県の企業です。そのメイン商品が遮断熱シート『SDN-SHEET』。海外から同種のシートが輸入されてきた約20年前に、徹底した”メイドインジャパン”で自社開発した商品です。建設業を営む親会社では、もともと住宅用建材として開発・販売していました。住宅に使うためには10年以上の耐用性能が求められますが、『SDN-SHEET』はこれをクリアしています。

同シリーズのひとつ『SDN-W』は酪農の現場に合わせて改良した資材です。『SDN-SHEET』があくまで住宅用建材だったにもかかわらず、2011年頃から鹿児島県の酪農家からの問い合わせや、建築業界の大型展示会での畜産業者からの相談などから、同社は農業界に向けたシートの開発に至ります。しかしなぜ農業資材ではなかった『SDN-SHEET』が注目されたのでしょうか。

メイドインジャパンで高性能

「見てもらいたいのは、牛の体表面温度です」と、同社の研究開発部長・小林芳浩(こばやし・よしひろ)さんは、施工前後の牛舎のサーモグラフィー画像を指差しました。
「実は左側の施工前の画像はファンを回していますが、施工後のものは回していません。ファンはあくまで空気を回すだけで、輻射熱(しゃふくねつ)はそのまま当たっています。輻射熱は遠赤外線ストーブのようなもの。つまり、扇風機と遠赤外線ストーブを同時に受けている状態です」

左が施工前、右が施工後。施工後は牛舎内の温度も牛の体表面温度も下がっていることがわかります。

『SDN-W』は9層構造の7mmのシートがこの輻射熱を遮ることで、牛舎内と牛の体表面温度を下げています。遮熱のカギを握るのが両面に使用されたアルミ箔です。JIS(日本工業規格)による、純度99.3%以上の高純度のアルミ箔(H4 160)を使用し、93~98%の高い反射率で輻射熱を通しません。さらに耐腐食性、防菌性に優れたものを使うことで、長年使用できるものになっています。

さらに同社が牛舎用にブラッシュアップさせたポイントが表面の保護コーティングです。
「アルミがさらされた状態だと、牛舎では家畜の糞尿により腐食して色が変わってしまいます。すると反射率が落ち、効果が劣化します。当社は物質として10年以上もつことはもちろん、品質効果が10年以上もたなければ意味がないと考えています。そのため、保護コーティングによってアンモニアの気体や液体がアルミに触れないようにしているのです。

優れたコストパフォーマンスを実現

長年にわたり遮熱効果が保たれるように製造された『SDN-W』はコストパフォーマンスにも優れています。
「メイド・イン・ジャパンのため材料の調達コストを抑えられています。また、『SDN-W』は施工が簡単。薄くて軽いため、木造ならタッカーで留められますし、鉄骨の場合でも、穴を開けハトメなどで補強して結束バンドなどで取り付けるだけ。依頼されれば、当社で施工しますが、空いた時間などにご自身でもDIY感覚で施工できます」と小林さん。

「牛舎だけでなく飼料タンクに巻いても効果があります」と話す小林さん。

さらに、シートは1本単位からでも中間卸も通さず販売。抑えられる製造原価は抑え、施工費を省き、さらに直接取引により中間マージンをなくすことで低コストでの提供を実現しています。

農家が大喜び、手軽に猛暑対策

現在『SDN-W』は神戸牛の生産者や、軽井沢のこだわり野菜レストランなどでも導入されています。福井県の南さんはシートの導入は乳量の他にもメリットがあったと話します。
「毎年、夏期には出産で体力が落ち病気になる親牛も数頭いましたが、『SDN-W』を施工してからはゼロ。また、とにかくメンテナンス性が高い。例えば屋根への遮熱塗装だと汚れで遮熱性能が下がるため定期的なクリーニングが必要ですが、『SDN-W』はクリーニングの必要がない。万が一破損しても自分たちで直せます。実際、昨年台風被害で窓ガラスが割れてシートが剥がれた際は、自分たちで直してしまいました」

大型機械を入れなくても自分たちで施工できる点が魅力です。

大規模な設備導入が難しい中小規模の農家でも、導入しやすい猛暑対策。今年は木陰に入るような涼しさを牛たちにも感じてもらってみてはいかがでしょうか。

『SDN-SHEET』を農業分野へ~さらなる一手

また、同社では今後さらに『SDN-SHEET』を農業界に浸透させていくため、次なる戦略を考えています。そのひとつは既存商品である簡易型クーラーボックス『SDN-BOX』の農業分野での提案。これは従来の輸送用のダンボール箱に『SDN-SHEET』製のインナーをセットした簡易型保温ボックスです。一般的なダンボール箱と比べ約2倍の保温性能が、鮮度保持が重要な生鮮物の輸送中の温度環境管理に厳しい場合などの輸送に適していることから、6次産業での活用などを提案していくそうです。

『SDN-W』は厚さと層の構造により5つのバリエーションがあります。

■問い合わせ/エフケイティーラボ有限会社
〒918-8012 福井県福井市花堂北2丁目15-21
TEL:0776-37-3715
担当/小林
ホームページはこちら

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※「お問い合わせ内容」欄の冒頭に「マイナビ農業を見た」とお書き添えください。

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