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鮮度キープの秘訣は冷蔵加湿とエチレン分解。『グリーンキーパー』で農作物をみずみずしく保存

鮮度キープの秘訣は冷蔵加湿とエチレン分解。『グリーンキーパー』で農作物をみずみずしく保存

作物の鮮度は価値につながります。しかし、いつでも採れたてを出荷・販売できるとは限りません。とくに直売や加工などをしている農家にとって、いかに長く良い状態を保てるかは大事なポイント。冷蔵庫などでの低温保存は基本ですが、鮮度を保つためにさらに出来ることはないのでしょうか。鎌倉製作所の『グリーンキーパー』は、作物の鮮度キープを助ける冷蔵庫用の加湿機です。みずみずしさを保つ秘密は「加湿」と「エチレン分解」。実際に使用する農家の話を聞きながら、その効果を確かめていきます。

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作物の鮮度が落ちていく3つの理由

株式会社鎌倉製作所

農産物の鮮度は、作る側にとっても買う側にとっても気になるポイントです。“採れたて” であることが商品の高付加価値化につながることも。そもそも、どうして作物の鮮度が落ちていくのでしょう。理由は大きく3つあります。

①収穫後の成長

植物は収穫後も呼吸をし、栄養分を分解しながら成長していきます。当然劣化も進みます。植物の活動を抑えるために、低温管理が不可欠なのです。

②水分の蒸発

多くの野菜は、そのほとんど(約90%)が水分で出来ています。水分は呼吸と同時に蒸発していきますが、湿度の低い場所ではさらに蒸発が促され、 “みずみずしさ” がより早く失われることにつながります。

③エチレンガスの発生

エチレンは植物が出す成長ホルモン。このエチレンガスが成長を促進させるため、結果的に劣化を早めてしまいます。エチレンは植物によって、発生させる量や影響度に差があります。果物はとくに多いとも言われ、中でもリンゴはエチレンを多く発生させます。

加湿しながらエチレンを分解する『グリーンキーパー』

90%以上の湿度を保持、結露の心配もない

写真は5坪用の『グリーンキーパー』。高さ64.5cm、横59.5cm、幅35cmのコンパクトサイズ

こうした課題を解決すべく、株式会社鎌倉製作所から開発されたのが、冷蔵庫用加湿機『グリーンキーパー』です。開発したのは同社の営業部 営業企画課の長沼正則(ながぬま・まさのり)さん。

「冷蔵庫の加湿機というと、水滴が見えるような超音波振動式の物が業界では主流でした。しかし、それでは結露が発生してしまう。結露は野菜や果物、生花を傷める原因です。そこで、それまで当社が作ってきた気化式の冷風機の技術を元に、野菜や生花の鮮度保持に適した湿度90%以上を維持しつつ、100%を超え結露を生じさせない、適度に加湿できる機械を開発しました」

エチレンガスを分解することで作物の鮮度を保つ

『グリーンキーパー』について説明する長沼さん。右手に持つのがエチレンを分解する特殊フィルタ。約2年間有効

とは言っても、同社も長沼さんも農業は初めての分野。開発に当たっては生産者へのヒアリングを重ねながら、機能などの検討を進めました。その上で農業向けに追加した『グリーンキーパー』の特長が、エチレン分解機能です。

「さまざまな方式を試した結果、特殊フィルタを内蔵することで、植物から発生するエチレンガスを分解して、鮮度保持効果を高めています」と長沼さん。

また、キャスター付のコンパクト仕様にすることで、設置工事の必要がなく、据え置くだけの簡単な設置方式にもなっています。1台で5坪の広さに対応し、同社はさらに大きな冷蔵庫に対応できる『グリーンキーパーAQUA』も販売中です。

『グリーンキーパー』の内部。持ち上げている黄色のエレメントと呼ばれる部分が湿っていることで加湿されます。2カ月に1回程度水洗いをしてお手入れします

リンゴ農家が作る人気のアップルパイ。おいしさの秘密は鮮度にあり

リンゴ畑に隣接して建つ阿部りんご園の店舗。年間を通して営業している

『グリーンキーパー』を導入する群馬県の阿部りんご園は、ふじをはじめ10種類以上のリンゴを栽培する農家です。市場には卸さず、すべて直接販売しています。収穫時期の9~11月には観光農園としても営業し、タイなど海外からの観光客も多く訪れています。

隣接する店舗では加工品も販売し、とくに人気の商品がアップルパイです。作り方や素材選びなど、10年にわたる改良を重ねながらリピーターを増やしていきました。

手間がなく、 “良いとこどり” な『グリーンキーパー』

阿部りんご園代表の阿部さん

2018年1月、いよいよ人気が高まり、阿部りんご園では加工用のリンゴを保存する冷蔵庫の導入を検討することに。代表の阿部直樹(あべ・なおき)さんは話します。

「乾燥しない冷蔵庫にしたかったため、インターネットで調べたり、カタログもいろいろ見比べましたよ」

左端の白い機械が『グリーンキーパー』。一人で簡単に設置できます

そこで、阿部さんは発売間もなかった『グリーンキーパー』を知りました。

「加湿機能はもちろん、リンゴ農家としてエチレン分解にも興味を引かれました。エチレンガスへの対策は、それまでもガスを吸着する袋を試したこともあります。確かに効果があったのですが、袋に詰める手間があって。『グリーンキーパー』の場合、そのような手間がない。加湿とエチレン分解が一緒に出来ることは購入の決め手になりましたね」

こうして冷蔵庫に設置された『グリーンキーパー』は、現在、阿部りんご園のアップルパイのおいしさのために一役買っています。

阿部りんご園で人気のアップルパイ。鮮度の良いリンゴを使うことで、加熱してもシャキシャキ感が残り、ジューシーな味わいを楽しむことが出来ます

導入は仲卸や販売店でも

リンゴ以外にも、『グリーンキーパー』は多くの作物で効果を発揮すると、鎌倉製作所の長沼さんは話します。

「『グリーンキーパー』はJAや仲卸などでも使っていただいています。湿度を必要としないタマネギやカボチャには向いていないと思いますが、それ以外の作物では使って悪いものはありません」

さまざまな作物で効果が証明されています

さらに嬉しいことに『グリーンキーパー』は、水の気化という自然原理を利用した省電力設計のため、コストを抑えることが出来ます(※)。自慢の作物をみずみずしい状態で味わってもらえる一工夫として、『グリーンキーパー』は強い味方になることでしょう。

※1日30円(本体消費電力46W(60Hz)×1日24時間運転×電気料金27円/kWh。同社発表)


<取材協力>
阿部りんご園

〒379-1303 群馬県利根郡みなかみ町上牧1834
TEL 0278-72-5006 FAX 0278-72-5000

【お問い合わせ】
株式会社鎌倉製作所

〒107-8623 東京都港区北青山 2-7-11
TEL 03-3403-4353 FAX 03-3403-5059

『グリーンキーパー』の詳細はこちらから

商品に関するお問い合わせはこちらから

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