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1.東京都ってどんなところ?
東京湾を抱く広大な関東平野の南西部に位置する東京都は東西に長く伸びており、山地や丘陵、台地などが分布。海抜0メートルにも満たない低地から2000メートル級の山地まで、起伏に富んだ地形が特徴です。太平洋上の伊豆諸島や小笠原諸島も東京都に属しています。
人口が密集し人工物の多い都心部を中心に、都市型気候の特徴であるヒートアイランド現象が見られ、高温多湿な夏には熱帯夜も多くなっています。都心の年間の平均気温は約16度で、年間降水量は1600ミリ前後です。
一方、伊豆諸島や小笠原諸島はより温暖です。小笠原諸島の年平均気温は約23度と高く、伊豆諸島の年間降水量は都心の2倍、約3000ミリと多いのが特徴。これら島しょ部は毎年台風に襲われやすい地域でもあります。
東京都基本データ | ||
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総面積 | 2194.03km2 | 全国45位 |
総人口(※) | 13,843,525人 | 全国1位 |
※ 2021年1月1日時点(住民基本台帳より)

2.東京都の農業の現状は?
2020年の東京の農業産出額は約229億円で全国47位です。そのうち約半数の129億円を野菜が占めています。また、農業経営体数、総農家数、耕地面積も同じく47位です。これに対し農産加工や農家レストランの販売金額はトップクラスになっています。
都では新鮮な農産物の供給をはじめ、農業体験・交流の場の創出、防災空間の確保、景観の創出、環境保全、食育・教育といった役割を果たす「都市農業」を推進。大消費地に近い立地を生かして、直売所やマルシェなどで消費者ヘの直接販売を行ったり、学校給食・飲食店などに供給するなど、販路も工夫しています。また、「TOKYOブランド」の農畜産物の普及にも積極的に取り組んでいます。
3.東京都の代表的な農産物は?
農業産出額が少ない東京都ですが、野菜の収穫量ではコマツナが2019年に全国4位、果樹ではブルーベリーが2018年に全国1位となっています。
コマツナは江戸時代から作られていたと言われる野菜です。他にも東京には昔から作られてきた野菜が多くあり、現在でも作られている伝統野菜「江戸東京野菜」には「練馬ダイコン」や「谷中ショウガ」など50種の野菜が登録されています。
近年では東京のオリジナルブランドとして鶏肉の「東京しゃも」、豚肉の「TOKYO X(トウキョウ・エックス)」、果実ではキウイの「東京ゴールド」などが育成され、2019年には露地栽培イチゴの「東京おひさまベリー」が新たに品種登録されました。
4.東京都の就農状況は?
東京都の2020年の新規就農者数は46人です。近年は40~60人で推移しています。都では2016年から農業の担い手に対する指導活動などを行う農業者を「東京都指導農業士」として認定し、東京農業のさらなる振興をはかっています。
農業研修は、区部・多摩地域と島しょ地域で異なる相談先が設けられており、地域に即した研修を受けることも可能です。
都内での就農希望者を対象とした研修施設「東京農業アカデミー八王子研修農場」では、2年間の研修を受けることもできます。都内から通えて、生産から販売まで総合的に実践できることが魅力になっています。
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